聖書研究を取り決めるための新たな備え
1 だれもが新しい聖書研究を取り決めることができるよう,「王国宣教」の携帯用折り込みが新たに準備されました。5月号のこの折り込みには,「神はわたしたちに何を求めていますか」のブロシュアーと「幸せな家庭を築く秘訣」の本を用いる証言例が幾つも載せられています。いずれも,人々の関心をとらえ,しかも容易に用いられるものです。よく準備し練習するなら,それぞれの証言例に精通でき,再訪問はもちろん,あらゆる奉仕の機会に活用できるに違いありません。
2 聖書研究を意識する: わたしたちは,聖書研究を取り決めることを絶えず意識する必要があります。家から家の奉仕だけでなく,電話証言や街路伝道などの機会にも,どうすれば聖書研究に結びつけられるかを考えましょう。経験のある奉仕者から援助を受けるなら,新しい人や年若い人もやがて聖書研究を司会することができるようになります。
3 話題の用い方: 再訪問では一回に一つの話題だけを取り上げてください。折り込みに載せられている話題を必ずしも順番に扱う必要はありません。相手の人の年齢,立場,関心事などに応じ,ふさわしいと思う話題を選ぶようにします。再訪問を終える際,次回はどんな話題について話し合いたいかを伝えるのは良いことです。どの話題を用いる時も会話的なものとし,相手を築き上げるように心がけてください。
4 聖書研究に結びつける: 「求め」のブロシュアーは,聖書の基本的な教えがよくまとめられており,各課は短く,だれにでも分かる言葉で書かれています。このブロシュアーを用いて何回か再訪問した後,第1課に戻ってブロシュアーをひととおり研究し,その後,「知識」の本へ進むことができます。あるいは,ブロシュアーを討議している途中のふさわしい時点で「知識」の本に移行することもできます。「幸せな家庭」の本の証言例を用いる場合には,再訪問を何回か行なった後,早めに「求め」のブロシュアーか「知識」の本の研究を行なえるよう努力してください。
5 会衆の長老たちや旅行する監督たちは,ふさわしい時にいつでも野外奉仕のための集会でこの携帯用折り込みの用い方を討議し,積極的に活用することを励ましてください。長老たちは,「求め」のブロシュアーと「知識」の本の在庫を定期的に確認し,会衆の奉仕者たちが常にこれらの文書を入手できるようにしておくべきです。
6 わたしたちは,できるだけ多くの家庭聖書研究を取り決めたいという強い願いを抱いています。あなたもエホバの助けを得て努力し,『望ましいものが必ず入ってきて神の家を栄光で満たす』のを見るという祝福にあずかれますように。―ハガ 2:7。