レクリエーションに潜む世の霊から若い人たちを守る
「終わりの日」が進むにつれ,サタンは兄弟たち,特に若者たちを霊的に腐敗させるためにレクリエーションを巧みに用いています。(テモ二 3:1)そうした機会に世の霊の影響を受け,性の不道徳や喫煙といった重大な悪行に巻き込まれる若者たちの増加が報告されています。レクリエーションに潜む世の霊に抵抗するためには,この分野について協会の出版物に示されている聖書に基づく助言や指示に付き従わなければなりません。
社交的な交わりにおいて,主人役の人は,その集まりで生じる事柄に責任を負うことを認識しているべきです。親は,自分の子供が社交的な集まりに招かれる時,主人役の人と連絡を取り,その集まりについて確認したいと思うことでしょう。主人役の人は,若い人々を招きたいと思う場合,前もって親の承諾を得るべきです。―「ものみの塔」誌,1992年8月15日号,19ページ,15節。
主人役の人,若者,そして親のそれぞれが次の点を考慮するのは賢明です。(1)集まりの大きさと時間の長さはどれほどか。(「務め」の本,135ページ3節)(2)だれが招待されているか。(「ものみの塔」誌,1977年12月1日号,716ページ,17節。テモテ第二 2章20-22節を読む)(3)企画の内容が世の霊の影響を受けていないか。―「ものみの塔」誌,1992年8月15日号,19ページ,17節。
徳を高めるレクリエーションについて述べる「ものみの塔」誌,1993年9月1日号,19,20ページ,17節から20節にある提案を家族で話し合ってみるのはいかがですか。健全なレクリエーションに加え,学校の休みを活用して奉仕を拡大したり,集会の準備に普通よりも時間をかけたり,何かの研究課題を決め,協会の出版物から調査したりするといった目標を持つならば,今年の夏は霊的に成長する良い機会になるでしょう。同時に,それはレクリエーションに潜む世の霊に抵抗する最善の方法です。この分野で長老,奉仕の僕,そしてその家族は手本を示すことができます。世の霊を取り入れないようにする人だけがエホバの恵みを得られることを決して忘れないようにしたいものです。―ヨハ一 2:15-17。