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  • 「わたしとわたしの家の者とはエホバに仕えます」
  • わたしたちの王国宣教 1998
わたしたちの王国宣教 1998
宣 98/11 7ページ

「わたしとわたしの家の者とはエホバに仕えます」

1 「家族」という言葉には一致した家庭という考えが示唆されています。しかし,燃料を補給するために立ち寄るガソリンスタンドのような場所となっている家庭もあります。一致した家族となるためには,様々な活動や物事を一緒に行なう必要があります。そうするならば,家族一人一人の互いに対する理解と敬意は深まります。互いの間の距離が短くなり,支え合うようになり,家庭は単なる家以上のもの,つまり家族を引き付ける魅力的な場所,温かさや愛情,同情心や理解のあふれる憩いの場となります。

2 10月号では,家族で物事を一緒に行なう時間を見いだすため,家族の一人一人が優先順位を正しく定め,神から与えられた責任を真剣に果たすよう勧められました。このことを妨げる最大の時間泥棒はテレビです。家族で話し合い,テレビを見る時間を減らした結果もたらされた祝福について,ある家族は,「互いに話をすることが増え,聖書を一層研究するようになりました。わたしたちは一緒にゲームをします。野外奉仕のあらゆる分野に一層多くあずかるようになりました」と書いています。家族で話し合い,この分野で必要な調整を加えるのはいかがですか。最近ではコンピューターが新たな時間泥棒として登場しています。有用な道具ではあるものの,それが家族で一緒に過ごす時間を不必要に奪っていないかどうか話し合うのも有益でしょう。―エフェ 5:15-17。

3 父親は家族と共に時を過ごすため,自分の趣味やテレビに費やす時間,また会衆や世俗の仕事を家庭に持ち込むことを可能な範囲で制限できるでしょう。母親は,子供が学校から帰宅するとき,子供を迎え,共に時を過ごすよう野外奉仕の計画に調整を加えることができます。子供たちはテレビゲームや課外活動,そして習い事やアルバイトに費やす時間を制限できるかもしれません。―「ものみの塔」誌,1986年11月1日号,22ページ,5,6節; 1998年4月1日号,7ページ,1,2節。

4 家族で一緒に過ごす時間を生み出したとしても,自動的に温かい家族関係を楽しめるわけではありません。その時間を意味あるものとするために必要なのは何ですか。この点は次の号で取り上げられます。いずれにしても,まず家族で一緒に物事を行なう時間を生み出すよう努力しましょう。それは,一致した家族を作り上げるための第一歩なのです。―ヨシュ 24:15。

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