「わたしとわたしの家の者とはエホバに仕えます」
1 宇宙的家族の父親であるエホバ神は,地球の創造に関連してみ子と一緒に物事を行なうことに率先されましたが,それはみ子にとって楽しい「喜び」の時となり,神への親愛の情を抱かせるものとなりました。こうして,神は物事を家族で一緒に行なうことの大切さを模範によって示されました。―箴 8:30。「洞察」第2巻,145ページ。
2 家族で物事を一緒に行なう機会として,レクリエーションを楽しむことがあります。親,特に家族の頭には家族に必要なものを備える責任が委ねられていますが,それにはレクリエーションを計画することも含まれます。(テモ一 5:8)この点では親の側に気遣いと知的な努力が求められます。ある母親は,「よちよち歩く子供を追うのは体を使う仕事ですが,十代の若者にはよく頭を使います」と述べました。これは,ある専門家が述べたように一緒にテレビを見る以上のことを意味します。「テレビを見ることに伴う問題は,他の人たちと一緒に見るにしても,根本的にはそれは単独の活動であるということだ」。―「ものみの塔」誌,1989年10月1日号,29ページ,4,5節。
3 家族で一緒に楽しい時を過ごすことを計画するのは必ずしも容易ではありません。家族の置かれている状況が異なるからです。大切なのは,限られたものであっても家族で行なうための時間を確保することです。若者たちが書いた「親についての子供の本」という本には,示唆に富む意見が載せられています。「近頃は親と子供が忙しすぎてだれも活動を計画する時間がない。……親子が毎週共に過ごす時間を確保して,ただ楽しむための活動を行なうのは,大切なことだと思う」。子供たちの協力も必要です。子供たちが家族とは別に自分の好きなことをしようとする傾向が一般に見られているからです。―フィリ 2:4。「ものみの塔」誌,1993年9月1日号,19,20ページ,18,19節。
4 もし,今まで家族で一緒にレクリエーションを楽しむ習慣がなかったのであれば,この夏の時期をその始まりにするのはいかがですか。ある父親は,「私たちのレクリエーションの大半は,神権的な活動に付随したものです」と述べました。幸い,今月後半から8月にかけて地域大会が開かれます。大会会場で家族で一緒に座ることに加えて,大会への行き帰りの旅行の際,どのコースを取るか,途中でどんな場所を見るかといったことを家族で話し合うのは,楽しいひとときとなるに違いありません。最近では,どの地方にも無料,あるいはわずかな料金で楽しむことのできる健全な施設があります。運動設備の整った公園,美術館や博物館といった文化施設,また動物園や植物園なども家族で訪問するならば築き上げる楽しい時となるでしょう。ぜひ,試してごらんください。
5 イエスの時代にもエルサレムに旅行した家族は,霊的な宴に加え,その行き帰りに楽しい時を過ごし,それは家族の絆を深め,後々も楽しい会話の話題になったことでしょう。(ルカ 2:41,42)親の皆さん! 宇宙的家族の父親であるエホバ神に倣い,早速健全で楽しいレクリエーションを計画するのはいかがですか。子供たちも話し合いに加わり,自分の計画を調整し,家族で一緒に物事を行なおうとする親の努力にこたえ応じるようにしましょう。そうするとき,家族の連帯感と絆が一層強まることを感じるようになるでしょう。―「ものみの塔」誌,1993年9月1日号,16ページ,3節。