支部の手紙
親愛なる王国伝道者の皆さん:
日本支部は,2008年5月から6月にかけて,チャールズ・モロハン兄弟による地帯訪問を受けました。モロハン兄弟は1970年5月にも地帯監督として訪問しており,そのとき日本の全伝道者は9,000人を少し上回ったところでした。しかし38年たった今,日本には21万7,000人以上の奉仕者が活発に奉仕しています。兄弟の訪問は,エホバが日本の業をいかに祝福してくださっているかを思い起こす機会になりました。
2008奉仕年度は,正規開拓者の増加の点で際立った年でした。奉仕年度全体で,12年間の最多となる5,700人以上の奉仕者が新たに正規開拓奉仕を始めました。昨今の厳しい経済事情にもかかわらず,生活を簡素にしたり,仕事を調整したりした人もいます。目標の達成のために,祈りのうちに努力を続けた人も少なくないことでしょう。本当に褒めるべきことです。
昨奉仕年度は,全体の奉仕時間や研究数も増加しました。一人ひとりが,置かれた状況の中で最善を尽くして賛美の犠牲をささげていることを,エホバはどんなにか歓んでおられることでしょう。(箴 27:11)加えて,ここ数年,海外の必要の大きな国に日本から移動する奉仕者が増加しています。(使徒 16:9,10)それら自己犠牲の精神を示す兄弟姉妹には大いに励まされます。
うれしいことに,日本支部が業の監督を委ねられている国の一つ,ネパールに,2008年7月1日付で国内委員会が設けられました。(「組織」の本,52ページを参照。)これまで日本支部が行なってきた事柄の多くは,ネパールの国内委員会によって扱われるようになったのです。このような進展を,皆さんと共に喜びたいと思います。
皆さんの兄弟,
日本支部事務所