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目ざめよ! 1972
目72 3/22 30–31ページ

世界展望

道徳律に関する僧職者の見解

◆ デンマークの全国ルーテル教会の牧師の中には,聖書のすぐれた道徳律を退けて,個人個人が自分自身のために設ける道徳律を薦める者がいる。このことに関してコペンハーゲンのハーバー教会の副監督ハラルド・サンドバックはこう語った。「人はみな自分の道徳規準を自分で編み出さねばならない……新約聖書に道徳律を求めても無駄である」。ルーテル教会の教区雑誌,「ベドベックーギル・ホルテ・キルケヒルセン」の中で,G・ヒンツェ牧師は次のように述べている。「聖書中の行為の規準や規則は,本質的に言ってキリスト教のものではない。むしろ,それは時代や場所,またそれを用いる人間に応じて何度も新たに作り直されねばならない」。コペンハーゲンの「レドブレ・アビス」紙の中で,カール・ブレム牧師はこう述べている。「道徳の乱れた現代において教会は,あなたの罪は許されている,という以外には何も言えない。これが青少年と道徳,性生活,避妊用具,婚前交渉などに関する教会の見解である……何を行なうのが正しいかを権威をもってうんぬんすることはできない。人は自分自身の権威を選び,その道徳律に従わねばならない」。神学教授P・G・リンドハルトはこう語った。「キリスト教の道徳律はほかならぬ個人の責任だけで成り立っていることを考えれば,聖書の教えに基づいて未婚者の性交渉を非とするわけにはゆかないことが理解されよう」。しかしながら,聖書の道徳規準はきわめて明確であり,前述の見解とは全く相容れない。

有害な喫煙

◆ タバコの煙を部屋に充満させる喫煙者はおそらく気づいてはいないかもしれないが,実際には同室のすべての人に,カドミウムと呼ばれる有害物質を吸い込ませているのである。シンシナチ大学医学部のハロルド・G・ピーターリング博士の語るところによれば,喫煙者はカドミウムの重大な汚染源である。仮に広さ6畳ほどの部屋で8時間のあいだにタバコを1箱吸うとすれば,その部屋の空気には,平常の百倍余の量のカドミウムが含まれることになる。その部屋の煙を除き去っても,カドミウムの含有量は引き続き平常よりも多い。つまり,タバコを吸わない人も,喫煙者と同じ部屋にいれば,喫煙者もろともカドミウムに毒されているということがわかる。これは隣人愛を示すことになるであろうか。

探査される火星

◆ 現在,三つの宇宙船が火星の回りの軌道を回っている。その一つはアメリカの打ち上げたものであり,他の二つはソ連のものである。昨年12月7日のソ連の発表によれば,その2番目の宇宙船は着陸船を切り離し,火星に軟着陸させたが,その着陸船からの通信は突然に絶えた。三つの宇宙船は火星を回る軌道を飛行しながら,電子装置を用いて火星を探査している。テレビカメラによる有視覚調査は,火星をとりまく激しい塵あいの嵐と考えられるもののために妨げられた。火星の2個の衛星の一つ,フォボスの鮮明な写真が米宇宙船から送られてきた。フォボスの大きさは縦横の直径がそれぞれわずか20.8および25.6キロにすぎない。もう一つの衛星はフォボスの半分ほどの大きさのものである。

非難されたテレビ

◆ カナダ,オンタリオ州ウインザー市で雑誌発行者アーノルド・エヂンバラは,北米における人々の疎外および暴力行為の大半の責任はテレビにあると指摘して,こう語った。「テレビは人々に断然最も浸透力のある影響を及ぼしている」。テレビを見る子供たちは,商業宣伝においてなされているようにテレビで強調される,価値ありとされるものの多くを退けるようになり,ひいては,若者たちは成人にとって価値あるものとされるものまで退けるようになる,というのが同氏の見解である。

司祭に批判されたカトリック基金

◆ 最近,アメリカ,イリノイ州のバンダー・ヒルにあるセント・メアリー教会の教区司祭は,アメリカ・カトリック司教基金の850万ドル(約26億円)が,財政難であえいでいる教区付属学校を援助する代わりに,地域社会の自主的な諸事業のために使用されたことを批判した。同司祭はこう語った。

「司教たちは教区の学校のために(850万ドルのうち)1セントも使わない以上,学校のための資金援助を州議会に乞い求める権利はない」。同司祭は黒人の生徒が大半を占めるデトロイトの一教区付属学校が1万ドル(308万円)の資金不足のため閉鎖される例をあげた。ところが,司教側は同額の資金をデトロイト市福祉権利協会へ与えた。

責任を問われる司祭

◆ 英国教会牧師を退職したサムエル・プライスは最近,自分の管轄下の牧師の世話を主要な仕事とするやさしい主教がいるかもしれないが同教会で奉職した40年間に,そうした「真のクリスチャン男子」にはひとりも会わなかったと述べた。それどころか,同氏は,「聖職授任の際に,鋼鉄の心が植えられる」のであろうかといぶかり,「主教や副助祭が,まるで不人情な行政官とか会社の重役,あるいはおこりっぽい校長のようになっているとの感を深めている」と語った。

モーターバイクはさらに危険

◆ 1970年中アメリカでモーターバイクに乗って命を落とした人は,前年の約19%増加に当たる2,330人を記録した。それは新車登録の増加率の約2倍である。死亡者の3分の2は15歳から24歳にかけての人々であった。モーターバイクによる死亡率は,自動車によるそれの4倍ないし5倍である。

高速道路の混雑では英国が第1位

◆ 英国道路連盟によれば,英国は高速道路の混雑で世界第1位になった。英国の道路では1キロごとに,自家用車,業務用の車および公共の車約39台が走っており,しかも毎週新たに2万台の車がそこへ割り込んでくる。英国に次いで交通混雑をきたしている国はオランダで,車の数は1㌔につき約36台である。アメリカの場合,その数は約18台である。

カトリック系書籍の売り上げは減少

◆ 1962年から1965年にかけて開かれた第2回バチカン公会議中,アメリカでは教会問題関係の本への関心がわいたが,その波は去り,関心は衰えてしまった。ある書籍商の推定によれば,売り上げは過去5年間に40%減少したという。今や,宗教関係文書の出版をやめる業者は多い。

教区付属学枚でストライキ

◆ 昨年11月,アメリカのニューヨーク大司教管区では,そこのローマ・カトリックの学校制度に対する初めての大きなストライキが起きた。契約折衝に敗れた後,一般信徒の教師の組合はストライキに賛成投票した。これら一般信徒の教師たちは現在,教区付属学校で教べんを執る人々の大半を占めている。ここ数年,何百もの教区付属学校が財政難のために閉鎖されており,今回の教師の賃上げ要求は学校側に大きな打撃である。同大司教管区によれば,1958年における一般信徒の教師たちのほう給分は150万㌦(約4億6,000万円)であったが,現在それが2,010万㌦(約62億円)になっており,しかも上昇している。

財政難に悩むタズマニアの学校

◆ オーストラリアの南海岸沖にある大きな島,タズマニアのローマ・カトリック系の学校も財政問題をかかえている。カトリック教育の准理事,J・M・ウィリアムズは,タズマニアにあるカトリック系の学校48校のうちの20校は,外部からの援助の見込みがなければ閉校を余儀なくされるかもしれないと語った。

LSDで気が狂った若者

◆ アメリカのマサチューセッツ工科大学在学中の21歳になる若者は,LSDが脳を冒さないというかけをして,2回にわたりLSDを服用したが,そのかけに負けた。彼は激しい幻覚症状にみまわれ,思考が錯乱し,ついに,ワシントン州のスポケインにある教会から,ライフル銃で人びとをそ撃するまでに至った。そしてひとりを殺し,4人を負傷させたあと,警官によって射殺された。

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