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目ざめよ! 1973
目73 10/8 22–25ページ

犯罪のない世界を目ざして生活する

犯罪のない世界ははたしてもたらされるのだろうか,と疑問に思っておられますか。その可能性を疑問視している人は少なくありません。しかし,この地球が法律を守る人びとだけの住みかになることを信じうる確かな根拠があるのです。

『その根拠とはいったい何か』と不審に思われますか。

では,考えてみてください。もし,一群の大勢の人びとが実質的にいって犯罪のない生活を今営むことができるとすれば,それは,全世界の人びともその気になればそうしうることを証明するものとなるのではないでしょうか。どこに住んでいる人であろうと,同様の導きや訓練を受けるなら,ついには法律を守る,ほんとうに正直な生活を送れるようになるのではないでしょうか。

『それはもっともなことだと思うが,しかし,犯罪のないそうした模型的な社会は今日どこにあるのだろうか』とお考えになるかもしれません。

法律を守る人びと

今日,法律をほんとうによく守る人びとの社会は世界中に現に存在しています。1969年のこと,アメリカ,ワシントン州,シアトルに住むひとりの人はその社会に接して非常に驚かされ,同年7月18日付のシアトル・タイムズ紙上で次のように述べました。

「最近,私はブリティッシュ・コロンビア州のバンクーバーで開かれたエホバの証人の大会に出席した。

「もしできるなら,次のような光景を想像してもらいたい。ある都市に4万人もの人びとが訪れ,しかもそのすべてはそうでありたいと願うがゆえに法律を守る良い市民なのである。酔払いも,個人の家の芝生を歩く者も,不法駐車をする者も,交通違反を犯す者も見かけなかったし,それら訪問者の間では不敬なことば一つ聞かれなかった。

「また,ご想像できるであろうか! 紙くずさえ散らされてはいなかった! 私はエンパイア・スタジアムをくまなく歩いてみたが,何万人もの人びとが紙製の皿やコップを使って食べたり飲んだりしていたにもかかわらず,地面には紙くずひとつ見かけなかった。

「私は,スタジアムにいる何万人もの人が昼休みの時間に席を立ち,午後のプログラムに備えて同じ座席を取っておくため,各自の座席にテープレコーダーや双眼鏡,かさや財布,セーターやカメラなどを残し,しかも盗まれはしまいかと恐れたり,心配したりすることもなく約1時間半ものあいだ席を離れて歩いているのを見た。

「私はエホバの証人ではない。……しかし,彼らは自分たちの高い道徳規準,礼儀正しさ,正直さなどによって,大会開催地として選ぶ都市に善をもたらす以外の何ものでもないということを私は確かに強く感じる」。

犯罪のはびこる今日の世界に慣れた人びとにとっては,法律を良く守るそのような人びとが現実に存在するということは信じがたいかもしれません。しかし,まさしく存在しているのです! エホバの証人に関して同様の経験をした,ノースカロライナ州の一医師は感動して,地元の新聞社に一部次のように書き送りました。

「われわれの見聞きするニュース記事はすべて,暴動や略奪行為や憎悪の念をあおる宣伝などに関するものとなっている今日は,みずからを慰めるべき時である。……私は今特に,アシュビル市を訪れたエホバの証人によって今月初旬に1週間にわたって開かれた大会について言及している。……

「大会中,同市を訪れた数千人もの証人たちは,講演を聞き,賛美の歌をうたい祈りをささげる集いの聞かれた二つの建物の周囲を動き回ったが,警官の姿は一度も見かけなかった。耳ざわりな騒ぎ声も,騒動も,言い争いもなかった。……秩序が完全に保たれていた」― 1967年7月26日付,アシュビル,シチズン紙。

エホバの証人に関するこのような報告が寄せられているのはアメリカだけではありません。証人たちに関しては世界中で同様のことが指摘されています。1972年10月26日付のロンドン・デーリー・テレグラフ紙上の記事の中で記者ブライアン・ウィルソンは次のように述べました。

「エホバの証人はアフリカ中で,自分たちが高い道徳律に従って生活している礼儀正しい従順な市民であることを示してきた。彼らは勤勉で,飲酒を慎み(しかし絶対的禁酒主義者ではない),家庭のしつけは模範的である。アフリカ人社会の特徴である乱婚や,一夫多妻は,証人たちの間では全く考えられない事がらである。この派は,倹約,時間厳守,正直,従順などの生活習慣を教え込んでいる」。

全地の150万を越すエホバの証人が今,ほとんど犯罪とは無縁の生活をしているということは,全世界の人びともやはり同様の生活をしようと思えばできることを証明してはいないでしょうか。確かに証明しています。それに間もなく,神が犯罪のはびこる現在の事物の体制に終わりをもたらした後,地上の人びとはすべて正直に生活し,法律を良く守ります。エホバの証人は今,犯罪のないその世界を目ざして生活しています。彼らは,その時あらゆる人が行なうとおりに,今神の意志を行なうよう努力しているのです。

あなたご自身はいかがですか。神の意志を今行なうことによって,神のもたらす,犯罪のない世界を目ざして生活しますか。もしそうするなら,それはあなたにとって真の祝福を意味します。

平和と安全

今でも,自分がほんとうに信頼できる友を持つという祝福を享受できます。エホバの証人が神の目的について学ぶために定期的に集まっている王国会館には,平和と安全をほんとうに味わえるふん意気が実際に存在しています。そこにいる人びとは他の人を出し抜いたり,いかなる方法であれ人に危害を与えたりしようなどとはしません。むしろ,「互いに心から熱烈に愛し合いなさい」「すべての悪,すべての欺瞞と偽善とそねみ……を捨て去りなさい」という聖書の助言を適用しようと真剣に努めています。―ペテロ前 1:22; 2:1,新。

神の意志に従う

確かに,神の意志に従うためには自分の生活をかなり変化させる必要があるかもしれません。しかし,神の新しい体制を目ざして生活する人はすべて変化を遂げなければなりません。というのは,現在の古い体制の人びとの態度や考え方はおしなべて利己主義に基づいているからです。それゆえ,聖書は次のように勧めています。「自分をこの事物の体制に合わせてはなりません。むしろ,思いを作り直して自分を変革しなさい。それは,神の善にして受け入れられる完全なご意志を自らはっきり知るためです」― ロマ 12:2,新。

他の多くの人びとが行なってきたのと全く同様,あなたもそうした変化を遂げることができます。西暦1世紀当時,淫行を犯す者,同性愛者,大酒飲み,ゆすり,その他の無法の者たちは神のしもべになるため,そのようなならわしをやめました。(コリント前 6:9-11)今日でも,中には神の意志に従うため,生活を根本的に変化させた人がいます。

一例を挙げると,盗みを働いていた英国の若い夫婦が数年前にエホバの証人と聖書を勉強し始めました。犯罪に満ちた現在の体制を終わらせ,それに代わって新しい体制をもたらすのが神の目的であることを学んだ時,ふたりは神に献身したいと願いました。そこで,ふたりは自分たちの負い目を法的に清算する処置を講じました。1967年6月15日付,ザ・マーキュリー紙は,「ある主婦が自白した理由」と題する見出しのもとに次のように報じました。

「警察は問題の主婦C・M ― を逮捕できなかった。彼女は犯行を四回重ねていたが,仕事と住居をひんぱんに変えたため,捜査当局の追求を免れた。

「やがて,彼女は聖書を読み始め……その後,警察に自首し,4件の犯行を自白した。

「彼女は夫とともにエホバの証人になる決意をしていた。そして,幼い2児の母親であるM ― は,『過去を清算する』ための唯一の道は警察に自首することであると考えた。

「警察当局者は,『彼女は全く自発的に自首した』とグリニッジ裁判所で証言した」。

別の日付のザ・マーキュリー紙は彼女の夫について伝え,「『改宗した』泥棒,犯行のすべてを自白」と題する見出しのもとに次のように報じました。

「ひとりの男が警察に自首し,数千ポンド(数百万円)にのぼる盗みを自白したが,エホバの証人になりたいというのがその理由であった。……

「2年前,M ― は聖書を勉強し始め,昨年,バプテスマを受けてエホバの証人になりたいと考えた。

「『過去2年間に,夫は驚くほどの変化を遂げました。聖書を勉強したおかげで夫の生活には大きな変化がもたらされました』とM ― の妻は語った」。

ですから,生活を変化させる,それも根本的に変化させることさえできるのです。神のもたらされる,犯罪のない世界を目ざして生活する人はすべて,変化を遂げなければなりません。

必要な変化

しかし,必要な変化とは単に盗み,うそをつくこと,淫行などのような,神の律法の明らかな違反を避けることだけであるなどと結論しないでください。神の意志に従うことにはそれ以上の事がらが関係しています。聖書はそのことを示して次のように述べています。「愛される子どもとして,神を見倣う者となり……愛のうちに歩んでゆきなさい」― エペソ 5:1,2,新。

ですから,神のもたらされる,犯罪のない世界を目ざして生活するということは神の非の打ちどころのない行為に見倣うという意味です。わたしたちは神の目に悪とされるいかなる行ないをも慎まなければならないだけでなく,自分のひととなりを愛と憐れみに満ちた神の性質に一致させなければなりません。そうするのが容易でないことは明らかです。必要な変化は一晩で成し遂げられるわけでもありません。自分の生活を神の考えと行ないに一致させるには,ある期間たゆまず努力することが必要です。

しかし,人間の社会全体が愛,憐れみ,親切その他の神の偉大な特質を見倣おうと努める時,それはどんなにすばらしいことかを考えてみてください。ご自分とあなたの愛する人たちのためにそうした交わりを欲しておられますか。それでは,もしまだそうした特質を見倣っておられないのでしたら,神のもたらされる犯罪のない世界を目ざして,今生活し始めてください。

必要な第一段階は,エホバ神とみ子イエス・キリストに関する知識を取り入れることです。そのみ子は,地上におられたとき,み父に完全な仕方で見倣われました。おふたりに関する知識を取り入れることの必要性を示して,聖書は次のように述べています。「彼らが,唯一まことの神であるあなたと,あなたがお遣わしになったイエス・キリストについての知識を取り入れること,これが永遠の命を意味しています」― ヨハネ 17:3,新。

エホバの証人は,命を得させるこの知識を取り入れるよう,みなさんを喜んで助けたいと思っています。ぜひエホバの証人にお尋ねください。そうすれば,証人たちはお宅で,あなたはもとより,ご家族のみなさんとの聖書研究を無償で司会いたします。この勧めに応じてください。エホバの証人と交わり,そして犯罪のない世界に関する神の約束には確かな根拠があることをご自身でお調べください。

[23ページの図版]

ロンドン・デーリー・テレグラフ紙は,アフリカのエホバの証人は「正直と従順」の点で知られていると報じた

[24ページの図版]

エホバの証人の間では,平和と安全をほんとうに味わえるふん囲気を見いだせる。というのは,各自が「互いに心から熱烈に愛し合いなさい」という聖書の助言を適用することに努めているからである

[25ページの図版]

聖書研究は,進んで自らを改めようとする人びとに,どうすれば犯罪とは無縁の生き方をするよう自分の生活を変化させることができるかを示すものとなる

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