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  • 役に立つ言葉
  • 睡眠を取らないとどうなるか
  • 火星に生命は存在するか
  • 最悪の不況
  • 道徳上の“指導者”?
  • 専門家の手本
  • 戦争に関する神話
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目ざめよ! 1975
目75 10/22 30–31ページ

世界展望

増大するアルコールの危険

◆ 近年,アルコール飲料の飲み過ぎ,またアルコール飲料と関係のある死亡者の数が急激に増えている。これは世界保健機構の麻薬依存度調査会の調査結果である。25か国を対象として調べたところ,フランス,イタリア,スペイン,ルクセンブルク,西ドイツ,ポルトガル,スイス,ソビエト連邦の順に,過度の飲酒者が多かった。米国とカナダはそれぞれ15位と18位であったが,両国の自動車事故死の約半数は飲酒運転と関係しており,入院患者の約10ないし15パーセントはアルコール関係の病気にかかっている。その上米国では,アルコールが原因で郡および州立の精神病院に入院する者は,入院患者全体の約26パーセントを占める。

ジャズを流すバチカンのラジオ

◆ 1931年に法王ピオ十一世が開設したバチカンのラジオ放送局の様子は,時と共に変わってきた。今では“スタジオA”という番組にダイヤルを合わせると,ステレオでジャズ音楽が聞ける。英語で行なわれるこの番組の発案者であるジョン・セント・ジョージという司祭は,番組作成の理由をこう説明している。「聴取者に本当に話しかけたいと思うなら,彼らが関心を持っているものを提供せねばならない。だれも聞かないラジオ番組など,黙想会と同じである」。もう一つの新番組は,数か国語で放送されるモーニング・ショーである。今年は聖年とされているが,そのためにやって来る訪問者向けのこの番組は「ハロー・ピルグリム(今日は,巡礼者)」と呼ばれており,音楽,ニュース,インタビュー,観光客のための情報などを特に扱っている。

イタリアにおける共産党票の増加

◆ 去る6月に行なわれたイタリアの市会議員,州議会議員,及び県会議員選挙の結果,同国の共産党得票が目覚ましく増加した。与党キリスト教民主党の1,070万票に対し,党員170万人の共産党は,1,010万票を獲得した。残りの票は,社会党その他の政党に投じられた。1972年に行なわれた先回の国会議員選挙では,キリスト教民主党は投票総数の38.8パーセント,共産党は27.2パーセントを獲得したが,今回の選挙では,キリスト教民主党が35.3パーセント,共産党は33.4パーセントであった。こうして共産党は,伝統的なカトリックの国において,投票総数の三分の一を勝ち取っている。

打ち首にされた暗殺者

◆ 去る6月18日,サウジアラビアの首都リヤドにおいて,ファイサル・イブン・ムサド・アブデル・アジズ王子は,白い衣を着せられ,目隠しされ,両手を後ろに縛られたまま,ひざまずいた状態で公開処刑された。政府は当初,ファイサル国王暗殺のかどで有罪の宣告を受けたこの27歳の暗殺者は精神錯乱者であると発表したが,同王子は司法当局及び医学面の権威者によって正常であると断定された。広い刃の刀が振り落とされ王子が死刑にされるのを,幾千人もの人が見守った。同国の王室の一員が死刑に処されたのは,これが最初である。

超音波カメラ

◆ 今や,心臓病専門医は,鼓動している心臓の断面を観察できるようになった。どのようにしてだろうか。それは新しく考案された超音波映画撮影機によるもので,この撮影機の解像能力は従来の機器と比べ,5倍から10倍も高いと言われている。英国ニューカッスルにある,ニューカッスル総合病院のトニー・ウィッテンガムによって設計された,手で支える型のこの新しい検査装置は,一秒間に20コマの写真を撮影する能力がある。

役に立つ言葉

◆ 科学者は,英語に加えて,ロシア語が非常に役に立つ言語であると判断している。このように述べたのはチェンジング・タイムズ誌である。同誌は米国労働省の季刊オキュペイショナル・アウトルック誌を引用し,生物学,化学,地質学,数学,気象学,物理学などを扱う「高度な研究資料」を書くのに英語に次いで最もよく用いられるのはロシア語であることを指摘している。

睡眠を取らないとどうなるか

◆ ごく最近,17歳の一少年は11日間,一睡もせずに過ごした。264時間というその耐久記録は,これまでの世界記録を4時間更新した。T・R・ヴァン・ディラン医博は,その少年は「しばらくの間精神異常を経験したが,やがて回復した」と報告している。不眠状態が続くと,一般にどのような結果が生じるだろうか。ヴァン・ディラン博士は,「狂暴になる人,恐怖の余りに大声で叫ぶ人,むせび泣いたり訳のわからないことをつぶやく人などがいるようだ」とニューヨーク・デーリー・ニューズ紙上に書いている。眠らない状態が30時間続くと目の錯覚が起き,90時間続くと一般に幻覚や幻聴を体験するようになることを同博士は特に指摘している。「眠らない状態が長くなればなるほど,人は誤った判断を下しやすくなる」と同博士は述べている。人によって必要な睡眠時間は異なるとはいえ,確かに適当な睡眠が必要であることは言うまでもない。

火星に生命は存在するか

◆ 火星に生命が存在すると長い間言われてきたが,そうした見解を実証するものは何もなかった。ところが近年宇宙船マリーナ9号によって火星から送られた写真を見て,火星の中でも暖かい地域にはバクテリアが生存し得る,と考えるようになった科学者もいる。そうした地域は,温度が夜間−90度より下がらず,正午には温度が5度くらいまで上がる。さらに火星には,バクテリアが生存するに足るだけの水蒸気があるようだ。米国は八月に宇宙船バイキング号を打ち上げることを計画しているが,そうすればこの仮説について調べることができるだろう。どのようにしてだろうか。その点についてニューズウィーク誌は次のように説明している。「火星に“軟”着陸した後,バイキング号は火星面に食物の標本を落とす。そこに存在する生物は恐らくその食物を食べ,二酸化炭素を出すので,その存在は電子的な方法で探知され地球に知らされる」。今のところ,火星に生命が存在することを示す証拠は,ない。

最悪の不況

◆ 西欧世界における景気後退は一体どれほど深刻なのであろうか。経済協力開発機構(OECD)は,加盟24か国の製品とサービスの総生産は,同機構がこれまでに観察した中で最も急激な落ち込みを被っている,と推定している。これらの国の輸入額は,第二次大戦後最も大幅な減少を記録した。OECDの一役員はこう述べている。「この世界貿易の鈍化は世界経済における新しい事態である」。

道徳上の“指導者”?

◆ ドイツの宗教指導者は,第二次世界大戦に対してどの程度の責任を負うべきであろうか。「ドイツ教会の闘争と大虐殺」と題する新刊書の中で,ウェイン州立大学の歴史学教授ウィリアム・シェリンダン・アレンは,教会の指導に関して次のように述べている。「この点に関するナチ国家の統計の中で最も皮肉なことは,カトリックの司祭及びプロテスタントの牧師で,強制収容所に入れられた者よりもドイツ軍の中で死んだ者の方が多いということである。……ナチ国家を維持してゆくための肝要な要素となり,ナチ国家をして邪悪な行為を意のままに行なわせたものは,その行為を公に黙認した諸教会の態度であった」。

専門家の手本

◆ 最近のニューヨーク誌の記事は次のように述べている。「過去10年間に血清肝炎にかかった幾千人ものアメリカ人で医師や看護婦,研究所の技師,薬剤師,薬品会社の従業員などの職に就いていた者は少なかったようである。これら医学の分野の専門家や,それら専門家の助手は,営利的な血漿輸血を受ける際の危険についてだれよりもよく知っており,自分あるいは自分の愛する人が手術のために入院した時には,普通[塩水]血漿増量剤を選ぶ……病院側は,通常,入って来る患者に血漿増量剤を選ぶ機会を与えようとはしない。しかしあなたも,医学の分野の専門家やその助手の大半がすると同様,入院契約書に署名する前に,血漿増量剤を用いるよう求めることができる」。

戦争に関する神話

◆ 軍事費は国の経済を潤すと声を大にして言う人がいるが,それは事実だろうか,それとも作り話だろうか。エール大学の行なった詳細にわたる統計分析の示すところによると,米国の全人口の6割を有する26の州で,防衛費のために職を得た者よりも失業した者の数の方が多かった。「[軍事上の]支出は経済にとって有益であるという説は,神話であった」と,その調査は述べている,なぜなら「その説は事実によって裏付けられていない」からである。

音楽付きの出産

◆ 日本の一婦人科医は,録音された母胎内の音は新生児を寝かしつけるのに効果があることを発見した。(「目ざめよ!」誌1975年9月8日号,31ページ参照)今度は,スウェーデンのハルムスタッド病院の婦人科の主任医が,自然分べんの際,母親に音楽を聞かせると良いと言っている。出産前の数か月間,妊産婦はモーツアルトのピアノ・コンチェルトの伴奏で緊張をほぐす運動をする。出産時の子宮収縮が始まると,病院の分べん室はコンサートホールに変わる。音楽は出産時の痛みを和らげ,出産をより安全にするので,その結果赤子の死亡率も他の病院より低い,とのことである。

“淫行のための基金”

◆ 12歳から21歳までの「性的に活発な」若者に避妊用具を無料で支給するよう求める,連邦政府の新しい保健計画は,最近ニューヨーク州で反対を受けた。それは,あまりにも費用がかさむからであった。「この連邦政府の保健計画は,我々がいかに極端な詭弁をろうするようになったかを物語るいま一つの例である」と,同州の一上院議員はこぼしている。さらに彼は次のようにも述べている。「米国政府は,青少年に性的欲望を慎むよう勧める計画を立てる代わりに,むしろひげをそる年齢にも達していない子供たちに避妊用具を与えようとしている」。

権力者と心霊術

◆ 最近,カナダの元首相ウイリアム・マッケンジー・キングの1932年から1944年までの個人日記が発行されたが,それは心霊術に異常なほど熱を上げていた人の姿を,明らかにしている。タイム誌によると,首相としての22年間,「霊との交信はしばしば彼の気分を浮き立たせ,虚栄心を満足させた」ことをその日記は示している。キングは,降霊術の会,幻想,迷信について率直に述べている。また,自分がペットにしている犬に関して次のように書いている。「わたしにとってこの犬は,今でも存在し続けている愛する母の魂のように思えてしかたがない」。

負債都市

◆ 世界で最も豊かな都市と言われるニューヨーク市に,深刻な財政危機をもたらしたものは何だろうか。一つの要因として,都市の運営費及び負債の利子の支払いに当てられる市民一人当たりの費用が,米国第二の都市シカゴの5倍にも上ると言う点が挙げられる。その費用は,シカゴの267.29ドル(約8万187円)に比べて,ニューヨークでは1,233.68ドル(約37万104円)である。米国の他の都市で,ニューヨークよりも多くの費用を使っているのはワシントン特別区だけである。

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