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目ざめよ! 1978
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テレビは有益なものとなり得ますか

テレビが人類の発明の中で最も驚くべきもののひとつであることは疑いありません。それは長距離にわたる一方向だけの伝達手段として今日,究極のものです。そして正しく用いる時,数多くの有益な働きをなし得ます。

ひとつには,それは新聞雑誌よりも早く時事ニュースを伝え,情報をもたらします。しかも視覚に訴える非常に興味深い形つまり動く映像によってそのことをします。視聴者は何千キロも離れた所で起きている事を目のあたりに見,実際にその場にいるかのように感じます。

例えば,1969年7月のあの記憶すべき日に,あなたはテレビを見ていましたか。世界中の何億の人々の目がテレビにそそがれていました。5億人が同じプログラムを見たとも言われています。それは宇宙飛行士が初めて月面に降り立った時でした。それはきわめて興味深い,そして歴史的とも言える通信技術の成果を示すものです。

今では宇宙空間の軌道に乗せられた通信衛星はほとんど普通になっており,それを利用することによって,人々はいながらにして世界の他の場所の出来事を即座に見られるようになっています。これはかつてなかったことです。それで今日の人々は,世界に起きている出来事についての情報を,人類史上,他のどの世代にもまして多く得ています。もちろん国家主義的な宣伝のような狭い利害関係が,テレビのニュースや情報をゆがめることはあり得ます。しかしそれはラジオ,雑誌,新聞,本についても言えることです。

テレビは,さまざまな変化に富む題目に関し情報を提供する点で有益なことが実証されてきました。このような情報は,ふつうの人が一生かかっても,そのごく一部を得られるに過ぎません。歴史的出来事や科学上の研究また社会,経済,宗教その他の問題を扱った有意義なプログラムが数多く作られてきました。これらのプログラムは人の考えを広くし,周囲の出来事に対していっそうの洞察力を与えます。

またテレビは,情報や娯楽に乏しい多くの貧しい人々にそれを与える有益な役割を果たしてきました。家に閉じこもったきりの老人,病人,身障者にとっても,寂しさをまぎらすのに役立つテレビは有用なものです。

補助教具としてのテレビ

テレビは教育の分野においても有益な働きをします。子供(そして大人)は,良いテレビ番組から確かに多くの事を学べます。

米国では小中学生のうち3人に1人が,補助教材として教室で定期的に用いられるテレビ番組の恩恵を受けました。これには約1,500万人の生徒と72万7,000人の教師が関係したことになります。教室での授業にテレビを利用することには明白な成果があったと,教師たちは感じています。事実,大多数の教師はこの教具の利用が十分でなかったと語っています。

テレビは,ある種の恐れを克服するのを助けるためにも実験的に用いられてきました。犬を異常なまでに怖がる子供の場合,犬と楽しそうに遊ぶ子供のテレビ映画を見せたところ,それを見たあとではすすんで同じようにする子供がわりに大ぜいいました。しかし適切な注意が与えられたことは言うまでもありません。

同様に,歯医者を非常に怖がる子供の場合,男の子が恐れる様子なく治療台に上がり,歯の検査と清掃を受けるテレビ映画を見せられました。この映画の中には,怖そうに様子を見守っていた妹も,怖くないことが分かって同じく治療台に上がる場面があります。このテレビ映画は,それを見た子供たちから歯医者に対する恐怖心をかなり除くのに成功しました。

適切に用いるなら,テレビは読書の量を増やすことさえできます。テレビで見た事柄に刺激されて視聴者はさらに情報を得たいと思うようになり,その事柄に関して知識を増やすために本を読みます。ことに親は子供がこのことをするように気を配ることができます。

テレビの最大の利用

現在のところ,どの国においてもテレビは娯楽を提供する面で最も多く用いられています。例えば,ソ連では放映時間のわずか8%が社会および政治面の情報提供,約17%がニュース,残りの75%がスポーツを含む娯楽番組にあてられているということです。

中には娯楽としてのテレビに反対の人がいるかもしれません。しかしその使用に分別を働かせるならば,それは2,3時間の時を劇場で過ごしたり,コンサートを聞きに行ったり,スポーツの試合を見に行ったりするのとたいして変わりません。家でくつろいでテレビを見ながら,ほとんど同じタイプの娯楽を楽しめるのならば,そのほうがよいと言う人もいるでしょう。プログラムをくだらないと思えばスイッチを切ることができます。今日テレビは,受像機を持つ人の大多数にとり,娯楽の主要な源泉となっているのが現実なのです。

ではテレビに対してこのように厳しい批判があるのはなぜですか。問題は番組の内容,また人々,とくに子供たちの,テレビを見る習慣と関係があります。

[6ページの拡大文]

テレビは学校教育における補助教具また多くの人の孤独を慰める手段としてなど,幾つかの面で役立ってきました。

[5ページの図版]

テレビは新聞よりも早く,また興味深い形で情報をもたらします。宇宙空間の軌道に乗せられた通信衛星の使用により,世界中どこにいても,同じ事件を即座に見ることができます。

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