ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目79 1/22 14–16ページ
  • 結婚が失敗に終わる根本原因

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 結婚が失敗に終わる根本原因
  • 目ざめよ! 1979
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 根本原因
  • 様々な異議
  • 致命的な欠陥
  • 現実を直視する
  • 結婚生活を成功させる
    目ざめよ! 1981
  • 結婚のための立派な土台を置く
    あなたの家族生活を幸福なものにする
  • 結婚の賜物に喜びを見いだす
    エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1985
  • 結婚の取決めに欠陥があるのですか
    目ざめよ! 1979
もっと見る
目ざめよ! 1979
目79 1/22 14–16ページ

結婚が失敗に終わる根本原因

わたしたちの時代に,結婚の失敗する例が増大している根本原因はどこにありますか。今日,結婚そのものがこうした危機の渦中にあるのはなぜですか。

その答えは,次のような例えを用いて説明できるでしょう。複雑なコンピューターが故障した場合,それを修理するためにだれが呼ばれますか。別のコンピューターではありません。むしろ,より高度の頭脳,専門のコンピューター技師,願わくはその設計者か製作者,つまり本当に機械に精通している人が呼ばれるでしょう。

では,結婚における人間関係が破たんをきたした場合,“修理”のためにだれを呼ぶべきでしょうか。同じように限られた知識しか持ち合わせていない,別の人間ですか。いいえ,コンピューターの故障の場合と同様,より高度の頭脳,本当に物事に精通している方,願わくはその設計者か製作者に助言を求めるほうがはるかに分別のあることです。

それはだれですか。人間を創造された方で,結婚の創始者であられるエホバ神です。エホバ神は人類を創造し結婚を取り決められたのですから,破たんの生じる理由や人間関係を円滑にしておくのに必要とされる事柄をだれよりもよくご存じのはずです。

根本原因

それでこのことから,わたしたちは結婚が失敗に終わる最も基本的な原因,つまりその根本原因を理解することができます。すなわちその根本原因は,人間を造り,結婚を創始した方,つまりエホバ神の定めた幸福な結婚のための律法と原則を,結婚当事者の一方,あるいは双方が無視することにあります。

夫婦がそれら賢明で実際的な律法と原則の枠内で協力すれば,その後,結婚関係はうまくいくはずです。しかし,そうした律法と原則を無視すれば,もめ事がすぐ後に控えています。

幸福な結婚のためのそうした公式は,わたしたちの想像に任されているわけではありません。それは,創造者がわたしたちの益のために著わされた手引き書,つまりみ言葉である聖書の中に収められています。

様々な異議

しかし,多くの人は『でも,聖書も神への信仰も,いわゆる“キリスト教”の国々に昔からありましたが,それは結婚の失敗を防げなかったではありませんか』と言って異議を唱えます。

確かにその通りです。とはいえ,キリスト教であると称える国に住んでいるというだけで,その国がキリスト教的になるわけでも,そこに住む人々がクリスチャンになるわけでもありません。聖書を持っているというだけで,その人が聖書の規準に従って生活していることにはなりません。実を言えば,聖書を持っている人のほとんどは,その律法や原則を実践していないのです。

中には,別の面から次のような異議を唱える人もいます。『しかし,夫婦のどちらも聖書を手引きとして用いず,神を信じていなくても,幸福な結婚生活を送っている人がいるのではありませんか』,と。

確かにその通りです。では,その幸福はどのようにしてもたらされるのでしょうか。その幸福は,意識的にではないにしても,結婚当事者が聖書に示されている規準と似た規準に従っている結果にほかなりません。知ろうと知るまいと,そうした人々は,神から与えられた良心に従って,結婚に関する神の律法と原則に調和した生き方にもっと近い生き方を自分のものにしてきたのです。―ローマ 2:14,15。

しかし,結婚の正しい手法を偶然に自分のものにすることを当てにするのは,かじも航海士もなしに出帆し,偶然に目指す目的地に漂着するのを期待するようなものです。起こり得ないことではありませんが,それを当てにするのは賢明ではありません。経験豊かな航海士の乗り組む,かじの付いた船のほうが,正しい航路を取り,その目的地に到達する可能性ははるかに高いでしょう。

同じようなことですが,あなたなら次のどちらを選びますか。道路地図なしに,危険で見ず知らずの道路を通って広い荒野を車でドライブしますか。それとも,道路を造った技師の作成した道路地図,旅行をした他の多くの人々にとって信頼性が証明されている地図を使いますか。

神は,結婚に関する偉大な航海士であり,ご自分のみ言葉の中に手引きとなるかじを備えました。神は結婚の偉大な技師であり,成功へ至る道を造りました。そして,信頼の置ける道路地図を出しておられるのです。

致命的な欠陥

結婚は人間に源を有し,人間の必要を満たすために,長い年月をかけて,いわば進化してきたと考える人は少なくありません。また,創造者を信ずると言いながら,その方の意志を知るための努力をほとんど,あるいは全く払わない人もいます。ですから,これら大勢の人々すべての致命的な欠陥は,人間の知恵だけを自分たちの結婚の導きにしていることにあります。彼らは,一番よく知っておられる方,結婚の創始者に由来する,より優れた知恵を無視します。

自分の導きとして人間の知恵だけに頼る人は,聖書の中で,「荒野に育つ小さな木」になぞらえられています。「何も良いことの来るのを見ない」という点で似ているのです。しかし,自分の造り主に導きを求める人は,「水のほとりに植えた木のようで,その根を川にのばし,暑さにあっても恐れることはない。その葉は常に青く,ひでりの年にも憂えることなく,絶えず実を結ぶ」と言われています。―エレミヤ 17:6,8,口。詩 1:1-3。

しかし,自分たちの生活の中に神の介在を望まない人も少なくありません。彼らは,“独力でやる”ことを望むのです。そうした人は事実上,ヨブ記 21章14節から16節に描写されている人々と同じようなことを言います。「邪悪な者は,自分たちを構わないでおくようにと神に告げる。彼らは自分たちの人生に対する神の意志を知りたいと思わない。彼らは神に仕える必要はないと考え,神に祈っても何の益もないと考える。彼らは自分の力で成功すると言い張る」―「現代英訳聖書」。

しかし,本当にそうですか。結婚の破たんという残骸で混乱している人間社会を見れば,そうではないと言わねばなりません。そして,その残骸は,神からの知恵を無視した結果生じたのです。そのわけで聖書は,「人が見て自ら正しいとする道でも,その終りはついに死に至る道となるものがある」と述べているのです。―箴 14:12,口。

むしろ,神の助言はこうです。「心を尽くしてエホバに拠り頼みなさい。自分の理解に頼ってはならない。あなたのすべての道において彼を認めなさい」。そうです,「エホバに対する恐れは知恵の始まり」なのです。―箴 3:5,6; 9:10,新。

現実を直視する

西アフリカの一政府職員は「聖書の原則に対する敬意のみが結婚を成功させる」と述べましたが,これは結婚を成功させるというこの問題に関する真理を言い当てていると言えるでしょう。

わたしたち人間はそのように造られているのです。神に源を有するそうした原則を無視すれば,その結果は当然良いものではありません。それは,人間を支配する他の原則,つまり法則を無視する場合に似ています。例えば,引力の法則を無視して高い所から飛び降りるなら,その結果としてけがをするか,死にます。また,食物や水や空気の摂取を求める,身体の自然の法則を無視するなら,やはり代償を払わねばなりません。同様に,結婚に関する神からの原則 ― 精神的にも,感情的にも,身体的にもわたしたちの造りに適した原則 ― を無視すれば,失敗という代償を払うことになります。

わたしたちは自分のまくものを刈り取ります。(ガラテア 6:7)もし小麦を刈り取りたいのなら,雑草をまくことはできません。本当に幸福な結婚を望むなら,成功させるために神が与えてくださった律法や原則に反した生き方をすることはできません。そして,結婚の造り主の備えてくださった青写真に近付けば近付くほど,わたしたちは幸福になります。

確かに,神の規準に忠実に従えば,結婚が全くの失敗に終わることは決してありません。その証拠は,そうした規準に本当に従い,結婚生活において今日理性的に期待し得る最大限の幸福を見いだしている,数多くの夫婦の生活に見られます。

ところで,聖書に収められている,その律法や原則は一体どのように作用するのですか。幸福な結婚生活を送るには実際のところ何が必要とされますか。

[15ページの拡大文]

結婚生活の諸問題を回避するため,どこに助言を求めますか

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする