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目ざめよ! 1981
目81 5/22 30–31ページ

世界展望

ソ連の人工血液

◆ 過去数年にわたり,幾つかの国々で科学者たちは代用血液の開発を行なってきた。また少数ではあるが,日本と米国の患者に使用されてきた。ソ連で発行されているスプートニク誌は最近,次のように報じた。「血液学者たちは,代用血液として最善のものは四フッ化炭素であるという結論に達している。これらの有機化合物にはユニークな特性がある。生物学的に言うとそれらは不活性ゆえに無害であるが,その一方で,酸素などの気体を非常によく溶かす。四フッ化炭素を低分子化合物と混合することによって,10分の1ミクロン以下の粒子の乳剤を得ることができる。これらの粒子は赤血球の“モデル”と見ることができよう。……モスクワの血液学者たちはパーフルオルブチラミンという名の新しい調合剤を手に入れたのである。動物実験によってその効果が確認された。この新しい代用血液は身体の保護作用および回復作用を刺激することもあると科学者たちは考えている」。

「母乳の微妙な特性」

◆ 過去15年間の注目に値する研究により,栄養面で母乳は乳児用調乳より優れていることが明らかになった。しかし優れているのは栄養面だけではない。例えば,英国のニュー・サイエンティスト誌は次のように報じている。「人間の母乳にはどんな乳児用調乳も及ばない微妙な特性が備わっている。つまり母乳は,赤ちゃんが吸い始めるころに分泌されるものと吸い終わるころのものとでは成分が全く異なっている。人間の母乳を15分間与えると,その間に脂肪分は5倍に増え,蛋白質はほぼ2倍になる。英国のロンドンにあるナフフィールド比較医学協会で,授乳している母親について研究したバーバラ・ホールは,こうした変化が食欲をつかさどるあるシステムの一部を構成していると述べている。片方の乳房から吸うことが終わるころに母乳は濃縮されてくるので,赤ちゃんの飢えは満たされ,吸うことをやめる。……食欲をつかさどるこのような指示は……画一的な成分から成る人造ミルクの場合には生じ得ない」。

関節炎がなくなる?

◆ 食卓から赤肉の量を減らし,繊維質の食物を多く摂ることによって得られる益については多くのことが言われてきた。ニューヨークの外科医ジョセフ・レヒトシャッフェンは益をもたらすもう一つの可能性について説明している。同医師の患者で,牛肉の消費量を減らし,繊維質の食物を多く摂取した人は,関節炎がなくなったと報告されている。「米国の食事は,牛肉とコーラ飲料が原因でリンの量が非常に多い。リンの[摂取量]が増えるとカルシウム分が減少する」と同医師は説明した。「コーラ飲料を断ち,牛肉の消費量をほとんどゼロにしたことが(関節炎がなくなったことの)原因ではないだろうか」と同医師は考えている。

“天文学的な数字に上っている”無効宣告

◆ 昨年の10月に開かれたローマ・カトリック教会の世界司教会議の席上で,カトリック教徒の夫婦の間に見られる結婚の無効宣告の数が“天文学的な数字に上っている”と報告された。バチカンの大審院のフェリッチ枢機卿によると,教会裁判所の中には,結婚の無効宣告を認めた件数が過去10年間に「5,000倍に増加」した所もある。「総数の急増よりも心配なのは,こうした訴訟がいとも簡単に起こされ,認められていることである」と同枢機卿は述べている。無効宣告を受けたいと思う者は教会の当局者の前で真の結婚関係が一度も存在しなかったことを証明しなければならない。ニューヨーク・タイムズ紙の報道によると,米国におけるそのような無効宣告は「1968年の338件から1978年の1万7,190件へと増加した」。これはほぼ5,000%の増加に当たる。

ブラジルのエネルギー効率の高いアルコール

◆ アルコールを自動車燃料として用いることについては,栽培から蒸留までの生産過程で用いられる全エネルギーを考慮に入れると,実際にはエネルギーの損失が生じるという批判がしばしば浴びせられてきた。しかし,ブラジルはこの問題を解決した模様である。英国のニューサイエンティスト誌はこう伝えている。「サトウキビを主要な原料として用いることの大きな利点の一つは,全体としてエネルギーが増加するところにある。サトウキビは基本となる発酵可能な糖分を供給するだけではなく,[その植物の残りかすは]蒸留工程の際の燃料にもなる」。サトウキビからできる燃料が非常にたくさん余るので,「その33%ほどは[サトウキビの]収穫期に蓄えておかれ,[サトウキビ]が出回らなくなった時に蒸留所の燃料として用いられる」。これはアルコールを作るための別の原料を処理するためにも用いられている。ブラジルには現在純粋アルコールで走る自動車が35万台ほどある。

信心深い非行者たち

◆ 英国で出版された「今日の教会」と題する新刊書にはローマ・カトリックの司祭テレンス・ターナーの書いた章が収められている。その章に関する書評の中で,ロンドン・タイムズ紙はこう要約している。「麻薬中毒者,アルコール中毒者,賭博狂,売春婦,ナイトクラブのストリッパー,および有罪宣告を受けた服役者の中にはローマ・カトリック教徒が目立って多い。だれもその理由を知らないと見える」。ターナー司祭によると,英国の刑務所の服役者約4人に一人はカトリックの背景を持っており,人口に対するカトリック教徒の比率を同国の4万4,000人の服役者に当てはめた場合よりも7,000人ほど多くなっている。この僧職者はまた,麻薬中毒者の4割ないし5割はカトリックの背景を持っていると述べている。

タイムズ紙はこう述べている。「こうした現象すべてには関連があり,ローマ・カトリックの伝統的なしつけ方と教育の仕方が共通の源となっている,とターナーは考えている」。この司祭は,正道からそれたカトリック教徒がこれほどに多い理由を探り,その解決策を見いだすための研究を勧めている。告解によってあらゆる種類の罪から容易に赦免されることが同じような罪を助長している可能性はないだろうか。

頭脳の潜在力

◆ 生来の知力をごく幼い時から示す子供が時々産まれることがある。5歳になる米国マサチューセッツ州の一少女は自分の手になる“小説”の第6作目を書き著わしたと伝えられている。「この子は生まれてから数時間後に子守り歌を鼻歌で歌うようになり,そして……生後1か月で『やあ』という最初の言葉を口にしました」と幼いアリシア・ウィットの母親は語っている。ニューヨーク・ポスト紙によると,この子は生後7か月で文字を読み,2歳の時にはシェークスピアを読んでいた。また,その両親の話によれば,アリシアは最近,「わたしはまず大統領になってから結婚するの。大統領になれそうもないことが分かったら,それはやめにして夫を探すことにするわ」と語ったという。3歳の時アリシアをテストした一心理学者は,当時その子の精神年齢を20歳と算定したと言われている。

無神論者の火渡り

◆ インドのヒンズー紙の報道によると,無神論者の一グループはビジャヤワダにある自分たちのセンターで火渡りの実演を行なった。「志願者たちが直径1.8㍍のくぼみに置かれた真っ赤に燃えた石炭の上を数歩で横切り,無傷で出て来た」とその記事は述べている。「この実演は無神論者センターが,火を渡れるのは聖者しかいないという信仰に終止符を打つために組織したものである」。足が熱くならないようにヒンズー教の“聖者”を助けているその勢力は,無神論者を助けることによっても共通する目的を達成できるとみなしているのであろう。

ロック音楽の“麻薬税”

◆ ニューヨーク州の物質乱用対策局の局長は最近,麻薬の使用を助長する歌をうたうロック歌手に税金を掛けることを求めた。「麻薬の使用を暗示するような曲をレコードに入れて金もうけをしている歌手すべてを対象にした税金を新設する法案を検討中である」とこの局長は語っている。この当局者は,若い時のマリファナの吸煙に関する歌と言われる「ワン・トリック・ポニー」をうたうポール・サイモン,「シスター・モルヒネ」などの歌をうたうローリング・ストーンズ,コカインを賛美する歌をうたうグレートフル・デッドなどの芸能人を引き合いに出している。そして,「こうしたグループは麻薬で快感を味わうよう若者たちに勧めて幾百万㌦ものお金をもうけている。州政府は少しも利益を得ることはないが,私はその犠牲者たちを扱ってゆかなければならない」,とこぼしている。

ガンをもたらす“解放”

◆ かつて女性よりも男性の間にはるかに多く見られた幾つかの種類のガンがあった。それは男性の喫煙と大酒のせいである。近年多くの国の女性が“解放”され,そうした習慣に関しても男性と同じようにできる自由があると考えているため,女性がガンになる率が急速に増大している。例えば,過去16年間にドイツ連邦共和国,オーストリア,スイスの病院で集められた統計によると,女性の間の口腔ガンの発生率は男性の発生率に追い付いてきている。肺ガンについても同じことが言える。オーストリアのリンツ市のルドルフ・フリーズ博士は,「この変化すべてはウーマンリブ運動の激化に対応している」と語っている。

説教の欠陥

◆ スイスで発行されているプロテスタント系の一教会新聞は最近次のような質問を掲載した。「我々は僧職者の多く(すべてではない!)が礼拝の際に会衆に対して神の言葉を宣べ伝えるよりも,個人の見解や知識を提供しなければならないと考えている時代に住んでいないだろうか……一つの聖句を読んで,それを踏み台にして個人的な見解や感想を表明するだけで十分であろうか。……説教は常に聖書を説明するものでなければならない」。神の言葉を宣べ伝える者が従うことのできる優れた助言である。

大きなきのこ

◆ ドイツのデュッセルドルフに住む12歳の少年は巨大なきのこ3個を見付けたが,その重さは合計23㌔に達したと伝えられている。この大きのこの一つは直径1.5㍍,重さ12㌔もあったと言われている。ほかの二つはきのこ愛好家14人分の食事となった。

拾ったお金が心配の種

◆ 一トラック運転手は東京の路上で大きな包みを拾い,その中に現金が1億円入っているのを見付けて驚いた。この運転手はきちんとこの拾得物を警察に届け,拾得物に関する書類に記入した。4か月たっても,そのお金を取りに来る人は現われず,その所有権は結局トラック運転手の手に渡るかと思われた。ところが,突然降ってわいたように大金が転がり込むという見込みは,祝福よりも災いとなった。この人が多く受け取ったのは,その幸運を祝福し,正直さをほめたたえる言葉よりも,毒舌をはき,批判的な言葉を浴びせる電話だった。転がり込もうとしている大金を分けてほしいと申し出る者もいた。この人の生活の調子は全く狂ってしまった。お金を受け取った後に襲われることを恐れたこの人は二人の子供に警報装置を携行させた。警察はこの人にすでにお金を渡したとのことである。大金を手に入れることこそ安全への道であると考える人もいるが,その正反対になることもあり得るのである。

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