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目ざめよ! 1981
目81 7/22 30–31ページ

世界展望

妻を長生きさせる方法 ― 禁煙すること

◆ 日本で行なわれた研究によって,本人はたばこを吸わなくても夫の吸うたばこの煙にさらされている主婦は,夫がたばこを吸わない主婦に比べて肺ガンにかかる率が極めて高いことが明らかになった。本人はたばこを吸わないもののヘビースモーカーの夫を持った主婦が肺ガンで死亡する率は通常の2倍にも上っている。本人がたばこを吸っている場合は,肺ガンの罹患率および肺気腫や気管支炎,心臓障害や妊娠合併症といった病気にかかる率がさらに大きくなる。

心臓発作を減らす

◆ 西欧諸国では,心臓の発作で死ぬ人が様々なガンで死ぬ人の総数を上回っている。英国の出版物,ザ・ランセットは,激しい運動をする人は心臓病を相当程度防止できると伝えている。8年にわたって観察したところ,運動をしている人で心臓の発作に見舞われた人は運動をしていない人の半分以下であった。また,心臓病が年齢や喫煙の習慣,肥満などと関連して増えてゆくことを示す他の研究の結果も確認されている。運動は一体どうして心臓発作の防止に役立つのだろうか。ニュー・サイエンティスト誌は次のように説明している。「これまでのところ,予防の仕組みに関する直接的な手がかりはほとんど得られていない。激しい運動は,大切な冠状血管に閉塞物がたまるのを防ぎ,体によい高濃度のリポプロテインを血液中に多く分泌するのに役立つものと現時点では考えられている」。

宇宙からの生命?

◆ 科学者の中には,生命が地上で始まったいきさつを説明しようとして,星と星の間のちりの中で発見される有機物から生物の「種がまかれた」と言う人がいる。著名な天文学者フレッド・ホイルとその仲間たちはこの考えを「生命の雲」と題する本の中で推し進めている。しかし,英国のニュー・サイエンティスト誌はこう説明している。「より綿密な調査が示すところによると,彼らは入手し得るデータの分析に過度に熱を入れていただけではなく,そうした考えに重大な疑問を投げ掛ける間接的な方面からの証拠を考慮に入れなかったように思える」。これらの著者の分析の誤りを論じてから,ニュー・サイエンティスト誌は次のように断言している。「天文学者たちの考えを変えさせ,宇宙には生命細胞を形成すべく非常に多量の有機物が存在しているという考えを抱かせようと思うなら……『生命の雲』の筆者たちは,より強力な証拠を提出しなければならない」。

「聖人」の解決策

◆ ギリシャのクレタ島のヘラクリオンに住む“聖人”マリーナ・カラニコリによると,自宅のドアに処女マリアの絵が奇跡的に現われたという。アテネ・ニューズ紙は次のように述べている。この婦人マリーナ・カラニコリとその夫は,「“聖人”が天の権威を持って良い言葉を与えたことの返礼として信徒から金や銀の贈り物を受け取り,そのためばく大な身代を築いたと報告されている」。ヘラクリオン警察が捜査したところ,「化学溶剤を使うとその絵の半分は消失し,その結果,この事件の第1の原因となったその絵が,神の介入によるものではなく安物の絵であることが分かった」とアテネ・ニューズ紙は報告している。その記事は,二人に現在かけられている詐欺罪のけん疑「を免れるには,それこそ奇跡が必要であろう」と述べている。

1,600年前の抗生物質?

◆ 最近のこと,蛍光顕微鏡で古代の骨の標本を観察していたある女性研究者は,それが黄緑色に輝いたので,驚いた。同僚たちは,その光は抗生物質であるテトラサイクリンの特色であると考えた。しかし,なぜこの抗生物質がミイラ化した遺体の骨の上に存在するのだろうか。この遺体は,アフリカのスーダンにある,ヌビア族の1,600年も前の共同墓地から発掘されたものである。ヌビアの砂漠の土壌にはストレプトミセス菌が含まれており,それがテトラサイクリンを生み出すものと見られている。研究者たちは,ヌビア族の人々が頻発する飢きんに際し,細菌で汚染された苦い味の穀物を,パンやビールに用いることを余儀なくされたものと考えている。この骨の標本を研究したところ,飢きんの状態で通常生ずるような伝染性の病気の証拠はほとんど見られなかった。これは恐らく,ヌビア族の人たちが知らずに摂取していた古代のこの抗生物質による結果であろう。

友好的な人間狩り

◆ 英国のノッティンガムシャー州のグローブおよびルーファードの会員制をとっている狩猟会の元会長ピーター・ボディは,「きつね狩りの将来はそれほど明るくはない」と語っている。政治的な反対と新しい農耕法によって,狩猟家たちは,異議をさしはさまれる可能性の少ない攻撃の的,つまり人間を「狩猟」するはめに陥っている。志願者たちには,狩猟の前1週間は足を洗わないようにという指示が与えられる。彼らは1時間早く出発し,それから猟犬が放たれる。ボディ氏は次のように説明している。「人間の的は植わっている穀物の周りを走ることができ,被害を与えることも少ない。そしてこの的は大変安全である。猟犬はその人間を知っていればかけ寄ってその人をなめ,キスをする」。狩猟の的になった人はさらに,土地の酒場で幾杯ものお酒という「獲物」で報われる。

エスカレーターか階段か?

◆ 階段を歩くか,あるいはエスカレーターで行くかという選択を迫られると,人々は圧倒的にエスカレーターで行くことを望む。実際,米国のペンシルバニア大学医学部の精神医学科の研究者のチームが最近行なった研究でも,この点は「最も衝撃的な発見」とされている。運動不足を引き起こすこの根強い傾向に対処する方法が何かあるだろうか。階段を登ることは,心臓病や太り過ぎを克服するための運動になると考えられているため,研究者たちは階段とエスカレーターが接続している場所3か所の足元に漫画風のサインを掲げた。そこには,「あなたの心臓は運動を必要としています。……今がそのチャンスです」と書かれている。この標示が掲げられた後,2万1,091人について観察が行なわれ,研究者たちは階段を使用する割合が5.3%から13.7%へと2倍に増加したことを発見した。男子の方が女子よりも階段を使用する傾向が強い。

ベトナムのキリスト教?

◆ ベトナムニュース通信社によれば,ホーチミン市のローマ・カトリックの司祭は,ベトナムの共産主義の新憲法はイエス・キリストの教えと全く一致していると主張している。僧職者のフィン・コン・ミンは次のように述べたと言われる。「愛と責任と人間の尊厳の体制である社会主義者の体制においてのみ,イエス・キリストの教えは実践可能なものとなる」。しかしタイのバンコク・ポスト紙はこの憲法が「根本的にマルクスレーニン主義を強調している」と述べている。

バビロンの災い

◆ 古代バビロンの考古学的遺跡の発掘の指揮を執っているアリ・ムハマッド・マディは,「バビロンの復興は国家的な義務である」と述べた。4,000万㌦(約96億円)をかけたイラク政府のこの計画のため,すでに750人が採用され,2,500年以上昔のこの都市の姿を再現する目的で2年以上にわたって作業が行なわれることになっている。ところが,幾つかのやっかいな問題が持ち上がった。マディは次のように警告している。「我々の永遠の都市バビロンは,周囲の重大な危険によって,破壊と崩壊の瀬戸際にある。特に地下水の水位が高いこと……塩分が様々な建築物の基礎と壁を損なっていることがその危険となっている」。この自称復興者たちが抱えている問題は,次に挙げる神の不変の宣告の光に照らして見るなら,確かに非常によく理解できる。「わたしは[バビロン]を定めのない時に至るまで荒廃した所とする」― エレミヤ 25:12,新; 50:3,13。

中国のガス

◆ 中国の四川省では,500万個以上の“蒸解がま”が料理用,照明用,農機具の動力用のガスを供給している。「各々の蒸解がまは気密室になっており,その中で動物や人間の排泄物,およびわらなどの穀物の残りかすが発酵し,きれいに燃えるガスが発生する。そのガスの半分から4分の3まではメタンガスである」,とサイエンティフィック・アメリカン誌は報告している。四川省では,幾千人もの“生物ガス技術者”の訓練を行ない,簡単なコンクリート製の器具を備え付ける大規模な計画を推し進めてきた。これを設置する材料費は1台14㌦(約3,400円)である。標準的な蒸解がまは,毎日2立方㍍の生物ガスを生産するが,それは5人家族の料理用としては十分過ぎる量である。その蒸解がまから出る比較的清潔な沈殿物は,年に2回田植え時に取り換えられ,肥料として用いられる。

一フランス人から見た犯罪

◆ フランスの犯罪調査局の局長モーリス・ブビエは,フランスで犯罪が激増していることについて尋ねられ,次のような観察を述べた。「小さな違法行為や軽犯罪が増加しているのは,直接的には道徳の進化と関係がある。……法廷で,弁護士たちはもはや盗まれた車とは言わず,『借用した車』と言い,大商店で盗みを働くことは,『第一級の遺失物を取り返す』ことになる。公の,また個人の所有物を破壊することは,『うっぷんをはらすこと』と呼ばれている」。

人口を増加させる

◆ ソ連では出生率が低下していることを重く見,独身で妊娠した若い女性に,子供を堕胎するより子供を産むように奨励している。政府機関紙であるネデルヤは次のように述べている。「すべての女性が結婚できるわけではない。妊娠していながら結婚できないとしても恐れを抱くことはない。母親になることは,多くの場合,結婚よりも深い喜びを生み出す。独身の女性が子供を持つとすれば,もはや一人ではなくなる。二人になるのである。その婦人は家族の一員となる」。同機関紙は他の人にも援助を勧めてこう述べている。「このような婦人に最大の注意と援助を与えるのは重要なことである。このような婦人たちは,国家に対する重要な奉仕を行なっており,市民を育て上げる」。

おしゃべりが過ぎる

◆ 米国のカトリック教徒は最近,自分たちの寄付金の一部が何に用いられるかについて洞察を与えられた。アメリカのローマ・カトリック教会よりも高い電話料を払っているのは,米国政府とゼネラルモーターズ社だけだった。ばく大なお金をかけて,米国にある同教会の170の司教管区を結び付ける,人工衛星による通信網を設けているマイケル・J・デンプシーは,同国のカトリックの司教たちに,同教会は現在1年に1億1,000万㌦(約264億円)の電話代を支払っている,と語ったといわれている。

はりはどのように麻酔効果を発揮するか

◆ はり治療で用いられるはりは,脳に内在する鎮痛剤,つまりエンドロフィンとエンケファリンを刺激し,麻酔効果を発揮するのかもしれない,と英国の医学誌ザ・ランセットは述べている。英国ロンドンの聖バルトロマイ病院の医師たちは,はりによって麻酔をかけられた患者の場合,全くそうした処置を受けなかった人たちと比べてみると,脳脊髄液(CSF)中のエンドロフィンの量がかなり多いと話している。「人間のCSFの中のエンドロフィンの量がはりと結び付けられたのはこれが最初であろう」とニュー・サイエンティスト誌は述べている。

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