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目ざめよ! 1981
目81 8/22 8–9ページ

第6部

マリファナに関する民間神話

神話 その1 「若い人々の間でのマリファナの人気は60年代ほどではなくなっている」。

事実 マリファナの使用は60年代以降着実に増加しています。米国の若い人たちはそのことについて今ではあまり話さなくなっているかもしれませんが,それはマリファナの吸引を当たり前のこととみなしているからです。

1962年当時,18歳から25歳までのアメリカ人のうち“ポット”(マリファナ)を試したことのある人は4%にすぎませんでした。その数字は今や68%に上っています。米国メイン州とメリーランド州の高校生6人に付き一人は,毎日のように“陶酔感”を味わっています。―全米薬剤乱用対策協会。

神話 その2 「マリファナの煙はたばこの煙よりも有害であるとは言えない」。

事実 たばこの煙は極めて有害ですが,マリファナの煙は様々な点でそれ以上に有害であると言えます。カリフォルニア大学の調査によると,わずか2か月間大量に吸引しただけで,気道抵抗が25%増大しました。「喫煙者の間では,15ないし20年間喫煙をしたのちでなければめったに気道の抵抗の著しい増大を伴う慢性気管支炎が見られることはない」―「患者の看護」誌。

「マリファナ吸引者を対象にした一調査によると,1週間にマリファナたばこを5本吸うことは同じ期間にたばこを6箱吸うよりも肺に害がある」― ニューヨーク・タイムズ紙。

「たび重なる臨床上の観察や研究から,長期的なマリファナの使用が呼吸器に及ぼす害は喫煙の害よりも大きくなりつつあるように思われる」―「患者の看護」誌。

神話 その3 「マリファナを吸っても副作用は残らない。これはマリファナに長期的な影響の何もないことの証拠だ」。

事実 「水に溶けてすぐに体内から排出されるアルコールとは異なり,マリファナの成分であるTHCとそれに関連したカンナビノイドは脂溶性で,マリファナの吸引後も1週間以上体内に残り,蓄積される」― ニューヨーク・タイムズ紙。

「アカゲザルを用いた最近の比較実験は,[マリファナの使用後]脳[波(EEG)]に,消えることのない構造的な変化が生じることを示している」―「患者の看護」誌。

神話 その4 「マリファナを吸うとより機敏になり,車の運転が上手になる」。

「酒を飲んだら決してハンドルは握らないが,陶酔感を味わっている時にはいつでもハンドルを握る。……実のところ,吸引したあとの方が上手に運転できるように思えることさえある」― 17歳のマリファナ吸引者。

事実 マリファナ吸引者が車を運転すると特に危険です。大抵の場合,自分たちの運転能力が低下していると思っていないからです。自分がどれほど危険な状態にあるかが分からず,時には運転能力が実際に向上しているとさえ考えます。

「ブリティッシュ・コロンビア大学のハリー・クロノフは64人の男女を対象に実験を行ない,ほとんどの場合にマリファナが運転能力を低下させたことを明らかにした」― ニューズウィーク誌。

「死亡事故を起こしたドライバーを対象に全米道路交通安全局の実施した一調査は,マリファナの使用が重大な要素になっていることを示している」― メディカル・トリビューン誌。

神話 その5 「マリファナは単純で,比較的軽い麻薬であり,アルコールと変わらない」。

事実 アルコールは,それに含まれる活性成分がエチル・アルコールだけであるという意味で,“単純な”薬物であると言えます。ごく最近の計算によるとマリファナには400種以上の異なった化学物質が含まれています。そうした成分の中にはどんな働きをするのか科学者たちには皆目見当のつかないものもありますが,あるものは危険であることが知られています。

ベンゾアントラセンとベンゾピレンという有名な種類の発ガン性物質が,マリファナの煙の中にはたばこの煙より50ないし70%多く含まれています。

神話 その6 「今の若者たちが吸っているマリファナは私が若いころ吸っていたものと同じである」。

事実 今日のマリファナはほんの数年前のマリファナよりもずっと強いものになっています。「1975年当時,押収されたマリファナの平均的な試料には脳に影響を及ぼす化学物質THC(テトラヒドロカンナビノール)が0.4%しか含まれていなかった。昨年には,栽培方法が向上したため,その平均は4%になった。……効力が10倍になったわけである」― ニューヨーク・タイムズ紙。

「子供が薬物を用いているかどうか,どうしたら分かるでしょうか」。ニューヨーク健康保険協会は次のような手掛かりを挙げています。

□ ほかのだれもおかしいと思わないような事柄で大笑いする。

□ アルコールのにおいがしないのに酔っているように見える。

□ 空間を見つめて座っている傾向がある。

□ 食欲が減退し,急速に体重が減少する。

□ その反対 ― 激しく冷蔵庫をあさる。

□ 普通より遅くなっても家に帰らず,それについて尋ねてもあいまいな返答しかしない。

□ 麻薬文化に関する本や記事をしきりに読む。

[8ページのグラフ]

(正式に組んだものについては出版物を参照)

米国の高校3年生のマリファナの使用

60%

50-

40-

30-

20-

10-

0-

1975 1976 1977 1978 1979

過去1か月間で使用した

使用したことがある

[グラフ]

異常な脳波が現われる

正常

6か月間吸った後,4か月目の脳波

[9ページの図版]

「……効力が10倍になったわけである」

1975

1979

脳に影響を及ぼす科学物質THC(テトラヒドロカンナビノール)

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