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目ざめよ! 1983
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フィリピン料理の熱いものと冷たいもの

毎日同じ料理を食べるのに飽きてきましたか。では,マリア・アリングaが手軽に作るマンゴー料理,シニガングをごちそうになるのはどうでしょう。マリア・アリングはマニラ南方のラグナ州のバイに住んでいます。きっと喜んでそのおいしいフィリピンのスープを作ってくれることでしょう。どのようにして作るのでしょうか。

まず,大き目の青い(熟していない)マンゴーを二,三個と,ピリッと辛みをきかせるために,辛い小さい赤唐ガラシか青唐ガラシを小さな庭から幾つか取ってきます。それから大急ぎで市場へ行ってサバヒーという魚を買ってきます。もっとも,シニガングはテナガエビやエビ,牛肉,豚肉などを使っても作れます。基本的にはスープですから,中に入れるものの量は作る人しだいですが,今回マリア・アリングは,こぶし大のみずみずしい真っ赤なトマト2個,オクラ数個,サヤインゲン,ナス1個,長くて白いカブラ2個,そしてカンコンの若葉をたくさん買い込みました。もしフィリピンに住んでいなければ,カンコンの葉は手に入らないかもしれませんが,ホウレン草とか他の葉菜を使ってもおいしく作れるでしょう。

マリア・アリングは家に帰ると,マンゴーを薄切りにし,なべに半分ほどの湯が煮えたぎっている中に落とします。そしてスープに風味を付けるためにしばらく煮,軟らかくなるとそれを取り出してフォークでつぶします。そうすればもっと風味が出るのです。つぶした果肉とジュースはまたスープの中に戻します。あなたの住んでいる所では青いマンゴーは手に入れにくいでしょうか。酸っぱい青リンゴや青いトマトならありますか。そうしたものでもマンゴーと同じような方法で水で煮ると,シニガング特有の酸っぱい味が出ます。レモンを使ってもよいのです。

スープが煮えている間に,マリア・アリングはサバヒーをきれいにして切り身をスープの中に入れます。トマトは指でつぶし,ジュースと果肉をなべに入れ,次にオクラ,サヤインゲン,カブラを食べやすいように好みの大きさに切ってなべに入れます。緑の葉菜や唐ガラシは長く煮る必要がないので最後に入れます。それから塩とコショウで味を調えます。

この料理は手軽に作ることができ,いろいろ違った材料が使えるので,1週間に1回以上食卓に出ることが少なくありません。熱いところを炊きたての御飯と一緒に出します。

冷たいもの

シニガングを食べたあと,マリア・アリングは何を出してくれるでしょうか。そうですね,マリア・アリングの豪華版ハロ-ハロを食べるまでは,本当にこの土地で生活しているとは言えません。アリングは細長いグラスに「あれやこれや」をスプーンに山盛りにして入れます。ハロ-ハロとはまさにあれやこれやを意味しています。熟したマンゴー,アボカド,バナナ,イチゴその他,ほとんどどんな果物でも,自分の一番好きなものを入れてよいのです。フィリピン独特の風味を出すためには,甘くしたパラミツ,ピニピグ(いり米のフレーク),赤い豆の水煮(そうなんです,豆なんです!),そしてマカプノ(熟していないココナッツの軟らかい果肉)の厚切りなどを入れなければなりません。以上のものを混ぜ合わせたものの中に,マリア・アリングは生クリーム,赤砂糖,そしてかき氷をたくさん入れ,最後に,お好みのアイスクリームを一盛りその上にのせるのです。それを長いスプーンでかき回します。これは本当にのどを潤す特製の食べ物です。

では,帰る前に「ありがとう」と言うことにしましょう。マリア・アリング,マラミングサラマトポ!

[脚注]

a タガログ語のアリングは,年配の婦人に対する愛称で,日本語の“おばちゃん”といったところ。

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