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目ざめよ! 1983
目83 10/22 6–7ページ

カウンセラーはあなたの良心を尊重しますか

ジョンとジェーンがカウンセラーの前に座ってショックを受けなければよいがと思います。カウンセラーは,どんなことをしてでもあなた方の結婚は救うだけの価値があると二人に話すかもしれません。それは疑いもなく二人が聞きたいと願っている言葉です。しかし一方,「きれいに別れたほうが,惨めな思いで結婚生活を続けるよりも良い」と言われるかもしれないのです。「そういうものはもはや結婚問題カウンセリングとは呼べません。そのようなものを私たちは,『人間関係カウンセリング』と呼んでいます」と語るのは,ミネアポリス市の家庭・児童局の専務理事アール・ビートです。

慎重なカウンセラーは,相談に来た人々が実際にどんな道に立っているかを示そうとします。そして,左側の道へ行けばどうなるか,右側の道へ行けばどうなるかを示すかもしれません。カウンセラーがどちらかの方向へ行くように促すようであれば,そのカウンセラーの物の見方や価値基準が善いものか悪いものかを考えてみなければなりません。

例えば,聖書の原則を固く信じている人が相談に行くとしましょう。臨床心理学者のローレンス・オノダ博士はこう語っています。

「大抵の結婚問題カウンセラーは宗教全般について概して中立の立場を取っている。宗教は支持はしないが,カウンセラーの公式の立場としては異なった見解を持つ人々を受け入れ,そうした人々に対して個人的な基準に基づいた判断を下さないようにする」。

しかし,同博士はさらにこう述べています。「結婚問題カウンセラーは概して,聖書の中に反映されているような普遍的な“真理”はないとの前提に基づいて話を進める。結婚問題カウンセラーの大半は,結婚に関する自分たちの基準を,人間が考え出した学説や自分たちの個人的な信条に基づいて定めている」。

では,ジョンとジェーンはどうなるでしょうか。二人は,ある夫婦の場合のように,結婚問題カウンセラーによって助けられるかもしれません。あるいは,別の夫婦のように,結婚に関するさまざまな理論家や無神論的な専門家の作り出す迷路の中で途方に暮れてしまうかもしれません。

しかし,読者が結婚問題カウンセリングを必要としているならどうでしょうか。どこに助けを求めますか。クリスチャンであれば,結婚の創始者,またそのくすしい助言者<カウンセラー>の知恵を尊重する助言者を求めますか。―創世記 2:18-24。イザヤ 9:6。

カウンセラーを選ぶ前に,次の情報を考慮してみるとよいでしょう。この情報は有意義なものとなるはずです。

[6,7ページの囲み記事]

どちらのカウンセラーを選びますか

結婚問題カウンセラーの中にも自ら高い道徳規準を持つ人や,相談に来る人の良心的なためらいを誠実な態度で尊重してくれる人がいます。それは,内科医や外科医にそのような人が少なくないのと全く同じです。しかし,そのほかのカウンセラーの規準はさまざまで,極端なものもあります。それは次に挙げる引用文によく示されています。ここで比較されているのは事実や科学的な正確さではなく,色々な助言<カウンセル>の源に頼る際にぶつかるかもしれない道徳的な価値基準です。

聖書

「ですから,淫行,汚れ,性的欲情,有害な欲望……に関して……あなた方の肢体を死んだものとしなさい。……あなた方は,しかるべき報いである相続財産をエホバから受けることを知っているのです。……悪を行なっている人は,自分が行なった悪の報いを必ず受けるのです。不公平はありません」― コロサイ 3:5,24,25。

「『神がくびきで結ばれたものを,人が離してはなりません』。……だれでも,淫行以外の理由で妻を離婚して別の女と結婚する者は,姦淫を犯すのです」― マタイ 19:6,9。

「律法は,義にかなった人のためではなく,……淫行の者,男どうしで寝る者……のために公布されているのです」― テモテ第一 1:9-11。

「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです。神は淫行の者や姦淫を行なう者を裁かれるからです」― ヘブライ 13:4。

心理学者

「普通以上に罪悪感にさいなまれる気の弱い若者の中には,妊娠や性病,また刑罰を与えるエホバの憤りなるものを恐れて,婚前交渉をためらう者もいる。……婚前交渉に関する全く不必要な,全くばからしい道徳律について,建設的なことはおろか,それをはっきり見定めることさえできないのは,我々が自らに対して,婚前交渉のもつ破滅的な性質をうたった道徳的な詩をきまじめに暗唱しているからにほかならない」―「結婚問題カウンセリング」の332,333ページに載せられた「結婚問題カウンセリングにおける道徳の問題」の中でロバート・ハーパー博士が述べている言葉。

「性の倫理は,現に生きている人間およびこれから生まれてくる人間の福祉のためだけを図って築き上げられるべきであり,……存在するとされる超自然的な存在者を……喜ばせるために作り上げられるものであってはならない」― ハーパー博士。

結婚問題カウンセラー

「性関係を持つだけのために結婚するような人々の結婚を阻止するのであれば,婚前交渉にはそれなりの価値がある。……一つの社会として我々には,結婚しない人,自らの意志でまたはやむを得ず晩婚になる人,配偶者に先立たれたり離婚したりして配偶者を失った人などから性の喜びを奪う権利はない」―「創意による牧師の世話とカウンセリングのシリーズ」,30ページに載せられた「解放のためのカウンセリング」の中のシャーロット・ホルト・クラインベルの言葉。

「人間であるとは何を意味するかについての見方が拡大されるにつれ,次第に大勢の人々の興奮をそそるようになった別の生き方は,同性愛の生き方である。……聖職者やカウンセラーは,単に大多数の人と異なった行動を取るというだけでその人に人間以下と思わせる態度を変えさせる上で力となれる」― クラインベル。

僧職者

「わきへ押しやるほうが大半の人に対して一層の愛を示すことになるのであれば,いかなる律法もわきへ押しやって構わない。……厳格なことは何一つない。愛は人々のためのものであり,必ずしも原則のためのものではない」―「夫婦に対するカウンセリング」,445ページの「牧師のカウンセリングにおける道徳および倫理の諸問題」の中のエース・タブス博士の言葉。

社会改革家

「開放結婚の相手が婚外交渉をしたとしても,それは自分たち自身の内的関係に基づいてのことである。すなわち,二人が円熟した愛を経験し,真の信頼感を抱き,自らを広くすることができ,ほかの者を愛し,ほかの者と共に楽しみ,その愛と喜びをねたみなしに自分たちの結婚関係に戻すからである」― ニーナ・オニールとジョージ・オニール共著,「開放結婚」,257ページ。

すべての職業的なカウンセラーがこのような反聖書的な見解を持っているわけではありません。しかし,中にはそうした人々もいるという事実は,専門家の助言を求めることを計画している人々が細心の注意を払わなければならないことを示しています。そのような非クリスチャン的な考えを持つ人の助言に従うなら,事態はよくなるどころか,悪くなるでしょう。

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