ものみの塔 オンライン・ライブラリー
ものみの塔
オンライン・ライブラリー
日本語
  • 聖書
  • 出版物
  • 集会
  • 目83 11/8 29–31ページ
  • 世界展望

視聴できるビデオはありません。

申し訳ありません,ビデオをロード中にエラーが発生しました。

  • 世界展望
  • 目ざめよ! 1983
  • 副見出し
  • 関連する記事
  • 早くから分かっている
  • 『一致しないところはない』
  • “最も致命的な麻薬”
  • たばこを食物に
  • シートベルトの効用
  • インドにおける子供の労働
  • 被害に遭って幸せ
  • 電池についての警告
  • 書籍の保存
  • コンピューターの媒しゃく人
  • 肉を一番多く食べる国
  • ソビエトの厳重な取り締まり
  • 応戦する植物
  • 喫煙に人気がある理由
    目ざめよ! 1981
  • たばこ擁護派は嘘で膨らませた気球を揚げる
    目ざめよ! 1995
  • たばこをやめるべきなのはなぜか
    目ざめよ! 2000
  • 人々が喫煙する理由 ― なぜやめるべきですか
    目ざめよ! 1986
もっと見る
目ざめよ! 1983
目83 11/8 29–31ページ

世界展望

早くから分かっている

● 胎児に関する指導的権威であるトーマス・バーニー博士によると,「妊娠6か月の終わりのころの胎児は実際に,感覚があり,感知し,意識し,記憶する一個の人間である。胎児が,以前考えられていたよりもさらに高度に成長していることはもはや疑問の余地がない」。近年科学技術が発達し,科学者たちは胎児に害を及ぼすことなく子宮内をのぞくことができるようになった。「妊娠4か月で胎児は体長が6㌢ほどになり,まぶしい光をさえぎるために小さな手を目の方向に動かすのが見える」とバーニー博士は述べている。そして妊娠6か月で「すべての系統が働いており」,種々のテストで分かる通り,子供の聴覚系統はほとんど完全に発達している。

「言われていること,あるいは母親が行なうことが胎児に影響を及ぼさないと信じる理由は何もない」と,同博士は述べた。歌を歌うことや音楽の演奏は特に重要な影響を与えるようである。胎児は「騒々しい音楽,つまりロックンロールや,ベートーベンのような管弦楽用に作曲された大きな音の音楽は好まない」。「何かいやなことがあると胎児がひどくけったり動き回ったりする」例として,博士はある妊婦の場合を挙げている。彼女は胎児が強くけったので肋骨が1本折れ,ロックコンサートを中途であきらめて帰らなければならなかった。また腹部を繰り返し静かに突くかさするかしてやると,胎児は突き返して「遊ぶ」ことがよくあるとバーニー博士は述べた。

『一致しないところはない』

● 「ブードゥー教の祭司の中には,自分たちに授けられる力の宝庫として法王を尊敬する者が少なくない」と,ニュージャージー・ヘラルド紙は述べている。それで,最近の法王のハイチ訪問の際に彼らが法王の行動に深い関心を示したのも不思議ではない。「人々がカトリックの聖人とブードゥー教の霊とを混交し,教会の司祭たちと共に祈りながらブードゥー教の祭司たちに敬意を表する」国で,法王の執り行なう儀式はブードゥー教の儀式と一致すると言われた。「それは非常に我々に近かったので,我々は非常に驚くと同時に幸福に思い,喜びを感じた」と,生化学技師であるブードゥー教の祭司は語った。「どの教義や教理にも不一致が見られない。一致しないところは全くない」。法王は中央アメリカを回った後ハイチに10時間滞在した。

“最も致命的な麻薬”

● たばこは,「すべての麻薬にも増して病気や死の」原因になっていると米公衆衛生局は述べた。アメリカン・メディカル・ニューズ誌が伝えている通り,公衆衛生局は,「喫煙と他の形の麻薬の乱用とを比較し,アルコールや大麻,それどころかヘロインよりも,喫煙が原因で病気になったり死亡したりする場合のほうが多いと述べた」。また,広告に印刷されているタールやニコチン含有量を示す数字も当てにしないようにと警告している。それらの数字はたばこを吸う機械から得たものである。それによると「ヘビースモーカーは,1本当たり1㍉㌘ないし5㍉㌘の範囲と表示されているたばこから15㍉㌘ないし20㍉㌘のタールを体内に取り入れることがある」。また,喫煙者は他のどんな麻薬中毒者よりも多くの時間を喫煙の習慣に“仕える”ことに費やすとも指摘された。その記事によると,「1日に2箱のたばこを吸う人は,1日に3時間から4時間を喫煙に費やし,約400回たばこをふかし,タール摂取量は1,000㍉㌘に上る」。

たばこを食物に

● ロアノーク・タイムズ・アンド・ワールドニューズの伝えるところによると,「今世紀末までにたばこは世界の主要農作物の一つになるかもしれない」。その記事によると科学者は,「たばこの若葉をひいて貴重なたん白質を抽出する」方法を開発した。「そのたん白質は滋養に富み,タールやニコチンを含まないだけでなく,味もない」ので,「だれにも気づかれずに」食物の栄養価を高めるのに用いることができる。科学者は,「卵の白身のようにあわ立つ」たばこのたん白質が,「病院で好んで用いられる食物,特に腎臓透析を行なう患者や,食事制限のためにたん白質を十分に摂取できない他の患者のための食物」となること,また「つなぎ」として多くの食物に加えられる動物性たん白質にこれが取って代わることを心に描いている。科学者の話では搾りかすさえも有用である。搾りかすは「デンプンを含む,粉状の,緑色をした味のないもので,ニワトリやブタの良いえさになる」。科学者たちはなぜ,たばこを食べるのは健康によく,たばこを吸うのは健康に悪いと主張するのだろうか。同タイムズ・アンド・ワールドニューズによると,「そのかぎは科学者たちがたばこを若葉のうちに,たん白質を多量に含む緑の若葉のうちに収穫することにある。たばこに風味を添える[そして健康にとっては危険の警告となる]タールやニコチンが蓄積し始めるのは,花が咲いてたん白質が渇れてしまってからである」。

シートベルトの効用

● シートベルトが確かに命を救うことが英国で実証された。英国では今年初頭,運転中シートベルトを使用することが法律によって義務づけられた。当局者や医師たちの報告によると,2月の初めにその法律が発効して以来自動車の衝突事故で負傷する人の数が著しく減少した。特に注目に値するのは,風防ガラス,つまりフロントガラスにぶつかって受ける顔や目や頭のけがが減ったことである。

インドにおける子供の労働

● 「インドにおける子供の労働力は世界最大である」と,「今日のインド」誌は伝えている。正確な数字はないが,同誌によると,「全国無作為抽出式調査[1972-73年]は,5歳から15歳までの年齢層の子供の労働者1,630万という数字を引用している」。平均的な子供は1年に280日働き,大人の約半分の賃金をかせぐ。その記事によると,児童労働法は一様でなく,「州により,また産業によって」異なっている。子供たちは弱みにつけ込まれる場合が多く,産業によっては雇われた子供たちの間にぜんそくや結核,「重い眼病」などのような職業病にかかる者が珍しくない。

被害に遭って幸せ

● 盗まれた車が戻って来る場合には壊されているか,部品をはぎ取られているのが普通である。ところがニューヨークに住むある弁護士が所有していた1976年型BMWはそうではなかった。盗まれてから12日後に車は手元に戻ったが,改造されて非常によくなっていた。泥棒はその車を自分たちの乗用車にしたくて盗んだらしく,車の内部を張り替え,レーシングシート,ステレオ,マッチした材料でくるんだハンドルやギアシフト,フォグライト,ワイヤーホイールなど,締めて2,000㌦(約48万円)ないし3,000㌦相当の物を取り付けていた。「車が戻って来るのがあと1週間長引いていたら,後ろの座席にテレビが付いていたかもしれないね」とこの弁護士は述べた。

電池についての警告

● 米消費者製品安全委員会と米国立首都毒物センターとは,時計や計算器,カメラ,ゲーム機,補聴器などに使われているボタン電池は「人がのみ込む危険があり,のみ込んだ場合は内臓がやけどをし死亡することがある」と強く警告している。米国では毎年500から800個のボタン電池がのみ込まれる。それで次のような事柄に用心するよう勧められている。子供の手の届かない所に電池を置く。子供が電池をおもちゃにしないようにさせる。どんなことがあっても電池を口に入れない。薬をのむ前に全部をよく調べる。電池と薬を間違えてのみ込むことがあるからである。もし電池をのみ込んでしまったら,医師または毒物対策センターに直ちに連絡する。

書籍の保存

● 前世紀に作られた本は,酸性の木材パルプの紙に印刷されているため,もろくなり,25年から100年使用すると恐らくぼろぼろになるであろう。そこで米国議会図書館は以前宇宙飛行用具のテストに使われていた真空室を利用することにより,書籍の寿命を500年ほどに延ばす保存法を見つけだした。その部屋から空気が排出される時に,本が製造過程で,また大気中の湿気から吸収していた水分も空気と共に出て行く。次いでジエチル亜鉛 ― 空気や水に触れると燃え上がるガス ― が室内に送り込まれ,書籍に浸透して紙の中の酸を中和させる。余分のガスが排出されると,また空気が入れられ,書籍は取り出される。

コンピューターの媒しゃく人

● 独り寂しく暮らしていたイギリスのある男やもめが,コンピューターのおかげで,ウェールズに住んでいたあるやもめを配偶者に得た。成功したコンピューターによるこの媒しゃくの変わっている点は,当事者双方が白鳥であるということだ。双方の保護者は新たに設けられたコンピューターによるサービスを利用した。このコンピューターには,囲いに入れられている珍しい種類の動物や鳥のほとんどがリストに載せられている。「我々がおぜん立てするコンピューターによるデートは恐らく人間用のものよりも成功する率が高いだろう。少なくとも我々は登録されている事実が真実であることを知っている。それに『ハンサム』としてリストに載せられている動物は一匹もいない」とある動物園の専門家は語った。

肉を一番多く食べる国

● 現在肉の消費量のトップを占めているのはニュージーランドで,昨年の一人当たりの肉消費量は103.9㌔であった。2位はアメリカ合衆国で一人当たり100.8㌔,次がカナダで96.9㌔,オーストラリア96.3㌔,そして英国で70㌔であった。報告によると,ニュージーランド人の赤身の肉の消費量が著しく増加したというのではなく,多くの国々,とりわけ米国とオーストラリアにおける赤身の肉の消費量が減少したのである。調査の対象になったのは牛肉,子牛肉,豚肉,マトン,ラム,および鳥の肉で,魚は含まれていない。

ソビエトの厳重な取り締まり

● 現在のソビエト首脳陣が政権を執ってから,「スターリン時代以来見られなかった規模の法と秩序を正す運動が盛んになった」と,インターナショナル・ヘラルド・トリビューン紙は伝えている。無断欠勤を抑制するために自警団員(「限られた職務を代行し,警察の支持を約束されている共産党員」)が,「映画館から公衆浴場に至るまで,ほとんどあらゆる公共施設に派遣され,仕事をサボッている者たちを捜査した」。その記事によると,ある浴場で真昼に取り締まりが行なわれ,1回で「高位の官僚を幾人か含む何百人もが」捜査網にかかった。「彼らは自分がデスクを離れている納得のいく理由を提出することができなかった」。捕まった者たちの名前は各々の上司のもとに送られた。同記事によると,「無断欠勤が危険になったので,食物を買う際の長い列は目立って短くなり,朝の理髪店は混雑しなくなり,モスクワ市内のバスに乗ると快適な気分さえ味わえるようになった」。

応戦する植物

● 世界の植物の中には,以前考えられていたほど無防備ではないものがあると,研究者たちは言う。例えば,中央アメリカにあるオンパレーというつる植物は,卵を産みつけるウラニヤというガに対抗する手段を備えている。その卵がかえって生まれてくる幼虫はこのつるの葉だけを食べる。しかし害がひどくなり過ぎるとこの植物はその液汁の中に毒物を出して,その昆虫たちがもっと住みよい地域に移動せざるを得ないように仕向ける。5年ほどしてガが戻って来る時はその毒物はなくなっている。

同様に,アフリカのセレンゲティ平原の草も,動物たちがこれを食べ過ぎると,シリカの生産量を増やす。そのために草は非常にそしゃくしにくくなり,動物たちは新しい牧草地を求めて去る。

    日本語出版物(1954-2026)
    ログアウト
    ログイン
    • 日本語
    • シェアする
    • 設定
    • Copyright © 2025 Watch Tower Bible and Tract Society of Pennsylvania
    • 利用規約
    • プライバシーに関する方針
    • プライバシー設定
    • JW.ORG
    • ログイン
    シェアする