読者の声

自殺をしないですんだ

私は，以前に「目ざめよ！」誌を1部求めたことのある若い女の人を訪問しました。その人はこう言いました。「私は『目ざめよ！』誌の一つの号のお陰で自殺せずにすみましたから，これらの雑誌をまたいただきます。自殺に関する記事を読んだために，自分の命を絶つことを思いとどまることができました」。（1981年11月8日号）その人の話によると，その人は家を出，妊娠し，逃げ道は自殺しかないと考えていたのです。命を救われたので，今では子供を産み，養子に出さないで自分で育てる決意をしています。

J･R ブラジル

予算について

去年の10月，主人から家計をまかされ，最初のうちはその責任を負うことに恐れを感じていました。でも，いったん心の準備ができたら何とかうまくやってゆけるようになりました。しかし，「目ざめよ！」誌の1984年4月8日号（日本語版，7月8日号）に載っていた「自分の収入以上にお金を使いますか」という記事は本当に役立ちました。この記事を読んで，どうすればもっと節約できるかが分かり，また予算の立て方も教えられて，たくさんのストレスから解放されました。

M･B 米国ワシントン州

各国を訪問する法王

1983年12月8日号（日本語版，1984年3月8日号）の記事は，記憶にある最近号の記事の中でもとりわけ人の心に訴える，興味深い，そして繊細な記事でした。法王の霊的活動や政治活動，道徳に関係した活動，社会活動などに対する批判的分析は権威のある，平衡の取れた，健全な考えに基づいたもので，否定し難い数々の聖書的事実に裏付けされていました。そして，現代のカトリック主義の誤りと危険を，確信をもって暴露しています。「目ざめよ！」誌は，家族の「霊的イデオロギー」とは無関係に，家族全員の真の光としての立場を再び強化しました。

C･N ガーナ

私も自分たちのカトリック教会内の状態を，あなた方同様遺憾に思っています。しかし，他の多くのカトリックのクリスチャンと同じく，私の下す結論は全く異なっています。私たちはエホバの証人の粗捜しをするよりもむしろ，この状態を正すための処置を取るべく努力します。キリストの地上の代理者に対するエホバの証人の無礼な批判は逆効果を生むに違いありません。

H･J･S ドイツ

エホバの証人はみんなあの記事にご満悦だったことでしょう。カトリック教会に対して辛らつな言葉を浴びせずにはいられなかったのでしょう。あのような方法で法王を情け容赦なくそしったことを私は決して許しはしません。他の宗教をこき下ろそうとして卑劣な言葉を使わなければならないのであれば，エホバの証人はカトリック教徒よりもさらに難しい立場にあります。

M･C 米国フロリダ州

わたしたちは，法王またはカトリック教会に対して卑劣な言葉を使うつもりも，カトリック教徒を批判するつもりも全くありませんでした。カトリック教会は世界の中で非常に重要な地位を占めており，何億もの人々のための救いの道であると主張しています。そのような立場にあると主張する組織はすべて，精査と批判を進んで受けるべきです。そして批判する者にはすべて，正直に事実を提示し，事実の評価においては公平かつ客観的である責任があります。わたしたちはこの両方の点において，その責任を果たすよう努めています。―編集者。