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  • 十二宮図 ― 有益ですか,それとも有害ですか
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目ざめよ! 1985
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聖書の見方

十二宮図 ― 有益ですか,それとも有害ですか

主婦は新聞の“あなたの星座”欄を読んでからその日の家事にとりかかります。株式仲買人は売買を行なう前になじみの占星術師に電話をします。レース場の賭博狂は片手に札束をつかみ,片手に「占星術で競馬を楽しむ方法」という本を持っています。スポーツ界の花形選手,政治家その他大勢の人々は決定を下す前に十二宮図を几帳面に調べます。

しかし,占星術師が表示しているような,人が誕生した時の星・惑星・月・太陽などの位置は,あなたの生活に影響を与えるのでしょうか。今日,幾百万もの人々は影響を与えると考えています。それで次のような質問が生じるかもしれません。

十二宮図は本当に有益ですか

熱烈なファンは,有益だと答えます。なぜそのように考えるのでしょうか。ある人はこう説明しました。「私は毎日十二宮図を調べます。……そして,私について言われたことの大体8割はそのとおりになったと思います」。そうです,人々は自分たちの抱えている問題の答えが,あるいは少なくとも答えとなる導きが十二宮図の中にあると考えています。

しかし,新聞や雑誌の十二宮図の欄は本当に有益でしょうか。占星術師のアレクサンドラ・マークが自著「水瓶座の年のための占星術」と題する本の中で書いていることに注目するとよいでしょう。マークはこう書いています。「これらの解釈……が一個人に当てはまる可能性は,偶然の一致という理由を別にすればほとんどゼロに等しい。しかし,その暗示力を見過ごすことはできない」。じっくり考えてみてください。あなたは単なる偶然の一致や,暗示力だけを生活の導きにすることを望みますか。

『しかし,人が誕生した正確な時や場所をもとにした,個人レベルの十二宮図を使って行なう星占いはもっと正確なのではありませんか』と言う人がいるかもしれません。そのような考えは,明らかに,さまざまな天体が人々の生活に何らかの強力な影響を及ぼしているという見解に基づいています。しかし,種々の惑星と地球が甚だしく隔たっていることを考えると,この意見はどれほど真実なものと言えるでしょうか。科学者たちは,さまざまな天体が個人に及ぼす影響は,もしあるとしても取るに足りないものであることを示してきました。その証拠に,占星術が考え出された時の前提そのもの,つまり地球は宇宙の中心であり,太陽や種々の惑星は地球の周りを回っているという考えは誤っています。

十二宮図が有益かどうかも問題ですが,さらに重要な次のような質問をしてみるのはよいことでしょう。

十二宮図が有害なものとなることがありますか

確かに有害なものとなることがあります。十二宮図の欄を読むなら,有意義な決定を下す力を失ってしまう危険があります。あるいは天文学者のロジャー・カルバーが述べているように,「責任を転嫁する,つまり星が自分にそうさせたと考える危険」があるのです。そうした欄をただ面白半分に読む人も確かにいるでしょう。しかし十二宮図で見た事柄が生活の中で起きた事と偶然に一致した場合のことを考えてみてください。その人は,十二宮図を使った予言にも一片の真理があると知らず知らずのうちに思い込まされてしまうのではないでしょうか。そして,占星術に一層深入りしたいという気にさせられてしまうのではないでしょうか。

そのようなことになれば,もっと深刻な事態が生じかねません。最初は罪のない好奇心として始まったのに,それが全能の神の言われたことに違反するような習わしになってしまうことがあり得るのです。古代のイスラエル人はエホバ神から,わたしは天体に頼ることを含め,あらゆる形の占いを憎んでいる,と告げられました。

問題がどれほど重大であるかを正確に示すため,聖書はこう述べています。「あなたの中,すなわちあなたの神エホバの与えてくださる都市のいずれかに,あなたの神エホバの目に悪とされる事柄を習わしにしてその契約を踏み越える男または女が見いだされる場合,その者が行って他の神々を崇拝し,それらに,また日や月や天の全軍に身をかがめてわたしの命じなかったことを行ない,その事があなたに告げられ,あなたがそれを聞いて,徹底的に調べてみると,見よ,その事の真実が立証され,この忌むべきことがイスラエルにおいてなされていたのであれば,あなたはこの悪を行なったその男または女,すなわちそのような男や女をあなたの門のところに引き出し,その者を石で石打ちにしなければならない。その者は死ぬのである」― 申命記 17:2-5。

神が,太陽,月,星を兆しとして用いることを忌まわしく思っておられるのはなぜでしょうか。まず,そうした行為は神がそれらを造られた目的に反します。(創世記 1:14-18)わたしたちは,造られた物にではなく創造者に導きを求めなければなりません。(ローマ 1:25)第二に,神はわたしたちの生活の中で唯一無二の立場を占めているべきです。神への崇拝を他の人間や物に分け与えるべきではありません。(申命記 4:24)人は十二宮図に頼るあまり,依存することと崇拝することとの間のわずかな違いを越えてしまうかもしれません。第三に,オカルトに巻き込まれてしまう危険性があります。オカルトに足を踏み入れるなら,疑うことを知らない人はオカルトの背後にある超自然的な力である悪霊たちの格好の標的になりかねません。(申命記 18:9-12; イザヤ 47:12-14; 使徒 16:16-18と比較してください。)わたしたちが危険な十二宮図にかかわりを持たないようにするため,神はより良いものをわたしたちに与えておられます。

より勝った導き

エホバ神は常に信頼に値するもの,つまりご自分のみ言葉聖書を備えられました。神は,「わたしの口から出て行くわたしの言葉も,それと全く同じようになる。それは……わたしがそれを送り出したことに関して確かな成功を収める」と保証しておられます。―イザヤ 55:11。

しかし,神の言葉を厳密に調べ,そこから特定の助言を引き出すにはわたしたちの側に努力が求められます。賢い王ソロモンはそれを行ないました。そしてこう書きました。「わたしはこのすべてのことを心に留めたからである。それはこのすべてのことを探り出すためであった。すなわち,義なる者と賢い者と彼らの業とは,まことの神のみ手にあるということを」。(伝道の書 9:1)ですから,占星術師の十二宮図の当てにならない手に導かれるのではなく,エホバ神の確かなみ手に信頼を置いてください。

[20ページの囲み記事]

「人々は混乱している。資金の調達,人間関係,雇用に関係した決定を下す際の助けを欲している。宗教は昔と違ってその必要にこたえておらず,精神医学には限界がある。したがって……科学的に可能に見える何かに自分を所属させようとして,占星術に頼る人が増えているのである」― 精神科医のアラン・ローゼンバーグ博士著「自然/科学 年鑑」。

[21ページの囲み記事]

「超正常者の主張に関する科学的調査委員会」は1984年11月16日に,十二宮図に関するすべての欄に,「占星術による次の予告は,娯楽のためだけに読むべきです。こうした予言には,科学的な事実に立脚した信頼できる根拠はありません」という但し書きを付記することを提案した。

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