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  • 目ざめよ! 1989
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目ざめよ! 1989
目89 9/22 31ページ

「もし海が死ぬとすれば」

「もし地球の海が死ぬとすれば ― つまり,海洋の生命に何かのことで突然終わりが臨むとすれば ― 人間と,人間がこの惑星を分け合う他の動植物に関する苦悩に満ちた物語の最後で,最大の災いを迎えることになる」。ジャック・クストーは自著「ジャック・クストーの海洋世界」,第1巻の前書きでこのように書きました。

クストーはこの台本をこう続けています。「海に生物がいなければ,大気中の二酸化炭素は容赦なく増加し始める。この二酸化炭素のレベルが一定値を超えると,“温室効果”が働きはじめる。地球から宇宙へと放射されていた熱が成層圏下に封じ込められ,海面上の温度は急上昇する。北極でも南極でも氷冠が溶け,海面は数年のうちにおそらく100フィート(30㍍)は上昇する。地上の主要都市はすべてが水没する。溺死を免れるために,世界人口の三分の一が丘陵や山岳地帯に逃げることを余儀なくされるが,丘陵や山岳地帯にはそれらの人々を受け入れる備えがなく,十分の食糧を産出することもできない」。

クストーは,ぞっとするような最期の様子をさらにこう続けています。「人類は様々な高地に詰め込まれ,飢餓状態になり,異常な嵐と病気にさらされ,家族や社会は完全に崩壊する。残った人類は,藻類のプランクトンの絶滅と,地上の植物の減少による酸素欠乏症,つまり酸素不足に苦しみ始める。死滅した海と不毛の山腹との狭い地帯に釘づけにされ,形容しがたい苦しみの中で,人間は咳こみながら最期の瞬間を迎える。おそらく海洋が死滅してから30ないし50年後には,地上の最後の人間も息絶えるだろう。この惑星の生物は,バクテリアと,腐肉にたかるほんの少しの虫のみとなってしまう」。

しかし,人間がこのままでいるなら,金銭の追求に狂った人々は災いに向かってまっしぐらに突き進み,現在発せられているこの警告や他の類似した警告にも注意を払わないでしょう。はるか昔に,エホバが述べておられたとおりです。「自分の歩みを導くことさえ,歩んでいるその人に属しているのではありません」。それで,エホバご自身が介入され,「地を破滅させている者たち」を阻止なさるでしょう。―エレミヤ 10:23。啓示 11:18。

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