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目ざめよ! 1990
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銃砲 ― そういう物のない世界

人類史の始めから,人は,仲間の人間との交渉において暴力を振るってきました。カインが弟アベルを殺害したとき,最初の人間家族の中で殺人が表面に出てきました。それ以来,家族内で,部族内で,また国家間で殺りくが続いています。武器が強力になるにつれて,犠牲者も多くなりました。石や棍棒は槍や矢に道を譲り,次いで銃や爆弾がそれらに取って代わりました。幾百人という数だった死者が幾千人になり,今日ではその幾千人が幾百万人という数になっています。それも戦争の時だけでなく,平時においてもそうなのです。兵士ばかりか普通の市民も,大人ばかりか子供まで人殺しをしています。この暴力行為の増大はいつか終わることがあるのでしょうか。もしそれが人々次第ということであれば,終わる見込みはまずありません。―テモテ第二 3:1-5,13。

キリスト・イエスの予告によると,この時代は,国民が他の国民に対して立ち上がって恐ろしい戦争を引き起こし,何百万人もの命を消し去る時代になるということです。あちこちで疫病や地震が発生して大勢の人が死にます。人間は地球の生命維持能力が危うくなるほど地球を汚染します。今ではそういう恐れを表明している科学者が少なくありません。しかし,人間は金銭を愛して後先構わず汚染を続けます。そして,エホバ神ご自身が「地を破滅させている者たちを破滅に至らせる」ため介入される時に初めて終わります。―啓示 11:18。

多くの人はそのような警告をあざけり,それによって終わりの日に関する予告されたしるしのもう一つの面を成就します。「あなた方はまずこのことを知ってい(ま)す。つまり,終わりの日にはあざける者たちがあざけりを抱いてやって来る(の)です。その者たちは自分の欲望のままに進み,『この約束された彼の臨在はどうなっているのか。わたしたちの父祖が死の眠りについた日から,すべてのものは創造の初め以来と全く同じ状態を保っているではないか』と言うでしょう」― ペテロ第二 3:3,4。

しかし,人類の上に垂れこめる暗雲の裏は銀色に輝いています。イエスは,ご自分が臨在する時に「地上では,海のとどろきとその動揺のゆえに逃げ道を知らない諸国民の苦もんがあるでしょう。同時に人々は,人の住む地に臨もうとする事柄への恐れと予想から気を失います」と予告されましたが,その時は『あなた方の救出が近づいているゆえに,あなた方は身をまっすぐに起こし,頭を上げる』べき時である,とも言われました。―ルカ 21:25-28。

諸国民は苦もんし,民衆は騒然としており,個々の人は地に臨もうとしている事柄のゆえに恐れていますが,来たるべき神の王国とキリスト・イエスの千年統治を待ち望む人たちにとっては救出の時です。それは,『義の宿る新しい天と新しい地があります』というエホバ神の約束が成就する時代です。―ペテロ第二 3:13。

銃は一丁もありません。戦争に使うものは何も要りません。「神は地の果てに至るまで戦いをやめさせておられる。神は弓を折り,槍を断ち切り,もろもろの車[ロザハム訳では,戦車]を火で焼かれる」― 詩編 46:9。

護身用のものも何も要りません。「彼らはまさに,各々自分のぶどうの木の下,自分のいちじくの木の下に座り,これをおののかせる者はだれもいない。万軍のエホバの口がこれを語ったのである」― ミカ 4:4。

廉直な人々だけがそこにおり,邪悪な人は一人もいません。「廉直な者たちが地に住み,とがめのない者たちが地に残されるからである。邪悪な者たちは地から断ち滅ぼされ,不実な者たちは地から引き抜かれるのである」。(箴言 2:21,22)その時,「柔和な者たちは地を所有し,豊かな平和にまさに無上の喜びを見いだす」でしょう。―詩編 37:11。

神の目から見れば,暴力行為は地を損ないます。ノアの日に「地はまことの神の前に損なわれ,地は暴虐で満ちるようにな(りました)」。(創世記 6:11-13)そのためエホバは,地球的規模の洪水によってその世を終わらせました。イエスはご自分の臨在する時の現在のこの暴力的な世の終わりをその古代の世の終わりになぞらえ,こう言われました。「洪水前のそれらの日,ノアが箱船に入る日まで,人々は食べたり飲んだり,めとったり嫁いだりしていました。そして,洪水が来て彼らすべてを流し去るまで注意しませんでしたが,人の子の臨在の時もそのようになるのです」― マタイ 24:38,39。

神の新しい世では,生きているものはすべて,「あなたは隣人を自分自身のように愛さねばならない」というマルコ 12章31節を成就するでしょう。イザヤ 11章9節にはこう書かれています。「それらはわたしの聖なる山のどこにおいても,害することも損なうこともしない。水が海を覆っているように,地は必ずエホバについての知識で満ちるからである」。また,義にかなったその新しい世では,啓示 21章1節と4節で次のように描かれている輝かしい状態も成就するでしょう。「わたしは,新しい天と新しい地を見た。以前の天と以前の地は過ぎ去っており,海はもはやない。また神は彼らの目からすべての涙をぬぐい去ってくださり,もはや死はなく,嘆きも叫びも苦痛ももはやない。以前のものは過ぎ去ったのである」。確かに,その時には,銃を持っていらだつ人間社会はどこにもありません。

人間の祝福となるこうした重要な変化はいずれも,反対者たちを連発銃で無差別に殺りくする革命家たちによってもたらされるのではありません。エホバ神がキリスト・イエスの治めるご自分の王国を通してもたらされるのです。それで,イザヤ 9章6節と7節はこう述べています。「わたしたちのためにひとりの子供が生まれ,わたしたちにひとりの男子が与えられたからである。君としての支配がその肩に置かれる。そして彼の名は,“くすしい助言者”,“力ある神”,“とこしえの父”,“平和の君”と呼ばれるであろう。ダビデの王座とその王国の上にあって,君としてのその豊かな支配と平和に終わりはない。それは,今より定めのない時に至るまで,公正と義とによってこれを堅く立て,支えるためである。実に万軍のエホバの熱心がこれを行なう」。

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