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目ざめよ! 1996
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ネクタイを考案したのはだれ?

ドイツの「目ざめよ!」通信員

世界中で約6億人の男性がネクタイを常用しています。ドイツでは,一般の男性はネクタイを20本ほど持っています。ネクタイを結びながら,少しいらいらして,『だれがこんなものを考え出したのだろう』と思った男性は少なくありません。ネクタイの起源はどこにあるのでしょうか。

ベルギーのスティンカークという町は,ネクタイを“考案した”名誉はこの町のものだと主張します。1692年,英国軍はこの町に駐屯していたフランス軍に奇襲をかけました。ドイツの新聞「フランクフルター・アルゲマイネ・ゾンタークスツァイトゥング」はそのことについてこう述べています。「[フランスの]将校たちはきちんと身支度する時間がなかった。それでも彼らは無造作に,ユニフォームのスカーフを首に巻きつけて軽く結び,スカーフの端を上着のボタンホールに通した。これこそがネクタイの原型の誕生だったのだ」。

しかし,兵士のこの目新しいファッションには,前例が全くなかったわけではありません。ネクタイの歴史の専門家たちは,それより何世紀も前に,中国の皇帝政(始皇帝)の兵士たちが,彼らの階級を示すスカーフのような布を折り畳んで首に巻いていたことを指摘します。

しかし一番有名なのは,フランスの王ルイ14世のために戦ったクロアチア人が身に着けていたスカーフでしょう。パリでの凱旋行列の際,クロアチア人が結んでいたスカーフに魅了されたフランス人は,それをcravatesと呼び,自分たちもスカーフをするようになりました。クラバッツはCravate,つまりCroat(クロアチア人)に由来します。先ほどの新聞は,「それ以来,ネクタイのファッションはとどまるところを知らないが,最初にスカーフを結んでタイにしたのはスティンカークの兵士たちだった」と述べています。

フランス革命(1789-1799年)の間,人々は自分の政治上の立場を,首に巻いた“クロート”つまりスカーフの色で示しました。19世紀には,ヨーロッパのエレガントな上流階級が,この装い方に「目を向ける」ようになりました。その時に,クラバットが軍事的また政治的な舞台から高められて,一般男性の衣装に取り入れられたのです。ネクタイは今日,世界中の多くの社会で受け入れられているばかりでなく,特定の場においては,着けなくてはならないものにさえなっています。

[31ページの図版のクレジット]

Historic Costume in Pictures/Dover Publications, Inc., New York

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