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目ざめよ! 2006
目 06/2 3ページ

老後はすばらしい時?

午前6時半,南アフリカ,ソウェト地区の冷え込んだ冬の朝,エブリンがベッドから起きる時間です。a 彼女の住まいに,行き届いた暖房の設備などはなく,起き上がるのは相当の苦痛です。

エブリンはベッドの端に脚をたらし,関節炎で痛むひざをそっと休めます。じっと腰掛けたまましばらく待つのです。少しずつ両脚の痛みが引いてゆきます。それからようやく身を起こし,痛みにうめきながら立ち上がります。両手を腰に当てて,まさに『ばったが身を引きずる』ように,よろよろしながらゆっくりと手洗いに向かいます。―伝道の書 12:5。b

『ああ,やれやれ』とエブリンはつぶやきます。新しい一日を迎えられただけでなく,痛む体をこうしてなんとか動かせたのです。

とはいえ,ほかにも気がかりなことがあります。「いつかぼけてしまわないかと心配でね」とエブリンは言います。時どき鍵をなくしますが,気丈なところは変わりません。「よその年寄りみたいに頭がおかしくならないようにと思っているのよ」。

エブリンも,若いころには老後のことなど考えてもみませんでした。いつのまにか年を取り,気づけば74歳になっていました。体がそのことを毎日思い知らせてくれます。

ある人々は,このエブリンよりも暮らし向きがよく,これという病気や心配もないので,自分の老後をそれなりに気楽ですばらしいものと考えることでしょう。族長アブラハムのように,「良い齢に」達し,「年老いて満ち足り(て)」いるかもしれません。(創世記 25:8)一方では,「陰うつな年月」を迎え,「生きる楽しみはない」と言う人たちもいます。(伝道の書 12:1,「今日の英語訳」)ある調査で,引退後のことを悲観している人が余りに多いという結果が出たので,ニューズウィーク誌(英語)は,老後を“ゴールデン・イヤーズ(すばらしい時)”とではなく,“ダーク・エイジ(暗い時期)”と呼ぶほうが良いのではないかと提唱しました。

年を取ることをどう見ておられるでしょうか。高齢になって直面する問題にはどんなものがありますか。年を取ると頭の働きが鈍るのは避けられないことでしょうか。老後を平安ですばらしいものにするには,どうしたらよいでしょうか。

[脚注]

a この記事に出てくる一部の名前は変えてあります。

b 古代に記された聖書の「伝道の書」のこの部分は昔から,老化に伴う苦痛を達観して詩的に描写したものとみなされています。

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