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目ざめよ! 2017
目17 No. 3 8–9ページ
父親がキッチンの壁にペンキを塗っている傍らで,幼い男の子がおもちゃを片付けている。

家族のために | 子育て

お手伝いは大切

現実の問題

子どもが家でお手伝いをするのは当たり前という家庭もあれば,親が言わないので,それをいいことに,あまり手伝わないという家庭もあります。

研究者たちによると,多くの国では子どもたちが手伝いをしなくなってきています。家族のために何かをするというよりは,してもらうばかりです。スティーブンは親の立場からこう言います。「今どきの子どもはほったらかしにされ,ゲームをしたり,インターネットをしたり,テレビを見たりしています。手伝いを言いつけられることなど,ほとんどありません」。

あなたはどう思いますか。家の手伝いをさせることは,本当に大切ですか。家をきれいにしておくためだけでなく,子どもの成長にも役立つのでしょうか。

知っておきたいこと

中には,子どもに手伝いをさせようとしない親もいます。子どもが毎日,宿題や部活や習い事などに追われている場合は,特にそうです。しかし,お手伝いをさせることにはメリットがあります。

お手伝いをすることで,子どもは成長する。家の手伝いをする子どもは,学校での成績も良いようですが,それももっともなことです。手伝いをするなら,子どもは自信や自制心や決断力など,勉強に役立つ特質を身に着けることができます。

お手伝いをすることで,人の役に立てるようになる。観察によると,家の手伝いをする子どもは,人の役に立てる大人になるようです。それもそのはずです。自分よりも他の人の必要を優先させる訓練ができるからです。その一方で,先ほどのスティーブンはこう述べています。「親が手伝いを何もさせない子どもは,何でもしてもらえると思い込み,これからの人生で求められる責任や勤勉さに関して正しい見方のできない大人になります」。

お手伝いをすることで,家族の絆が強まる。子どもは,家での手伝いを通じて,自分が家族の大切な一員であると同時に,家族に対する責任もあることを知るようになります。親が家の手伝いよりも放課後の活動を優先させると,子どもはそのことを学べないかもしれません。こう自問してみましょう。「子どもとサッカーチームとの関係が強まるとしても,家族というチームとの関係が弱まるとしたら,それは良いことだろうか」。

どうすればよいか

できるだけ早く始める。親は子どもが3歳になったら家の手伝いをさせるべきだと言う人もいれば,2歳以下でも手伝わせるよう勧める人もいます。ポイントは,幼い子どもは親のそばで何かをすることや,親の真似をすることが大好きだということです。聖書の原則: 箴言 22:6

年齢に応じたことをさせる。例えば,3歳の子どもであれば,おもちゃを片付けたり,こぼれたものを拭いたり,洗濯物を分けたりできるでしょう。もう少し大きくなると,掃除機をかけたり,車を洗ったり,食事を作ったりすることもできます。子どもにできることをさせましょう。子どもがとても楽しそうに手伝う様子に驚かされるかもしれません。

お手伝いを優先させる。毎日,山のような宿題がある場合,そうするのは難しいかもしれません。しかし,手伝いよりも学校の成績を優先させるのは,「優先順位を誤っているということだ」と,「成功の代償」(英語)という本は述べています。前述のように,お手伝いをすることは,優秀な生徒になるのに役立ちますし,子どもが自分の家庭を持つ時の備えにもなります。聖書の原則: フィリピ 1:10

結果よりも目的に目を向ける。子どもが1つの仕事を終えるのに,親が考えているよりも時間がかかるかもしれません。それほど上手にできないということもあるでしょう。それでも,自分でやりたくなる気持ちを抑えましょう。目的は,子どもに大人のようなレベルを求めることではなく,責任感を学ばせ,その仕事をする喜びを経験させることにあります。聖書の原則: 伝道の書 3:22

正しい報いに目を向けさせる。お手伝いに対してお小遣いを与えるなら,責任感を教えることになる,と言う人もいれば,そんなことをしたら,子どもの目は家族のために何かをすることにではなく,自分のもらえるものに向くようになる,と言う人もいます。子どもは十分なお金がたまると,家の手伝いをしなくなる,それではお手伝いをさせる意味がない,と言うのです。ですから,お手伝いとお小遣いは別にするほうが良いかもしれません。

聖書のアドバイス

  • 「少年をその行くべき道にしたがって育て上げよ。彼は年老いても,それから離れないであろう」。箴言 22:6

  • 「より重要な事柄を見きわめ」なさい。フィリピ 1:10

  • 「人がその業を歓ぶことに勝るもの[は]何もない」。伝道の書 3:22

スティーブンとステファニー

「家の雑用をすると,家族のために役立てたという気分になるものです。家族で庭仕事や家事をして1日を終えるとき,一体感が生まれます。自分も何かに貢献できたという,心地よさが得られるのです」。スティーブン

「幼いころからお手伝いをさせてきたことは,娘たちが成長するにつれて実生活で役立っています。夫と私が伝えたかったのは,家族は1つのチームで一緒に働いている,ということです。親がポジティブな気持ちで家事に取り組むなら,娘たちもそうするようになるものです」。ステファニー

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