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  • あなたは地上の楽園で永遠に生きられます
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あなたは地上の楽園で永遠に生きられます
楽 14章 120–126ページ

14章

だれが,またなぜ天に行きますか

1 だれが,そしてなぜ天に行くのですか,という質問に対して多くの人はどのように答えますか。

多くの人は,『善人はみな天に行く』と言います。ところが,なぜ天に行くのかと尋ねられると,『神と共になるために』とか,『善人であった報いです』などと言うでしょう。このことについて聖書は何と教えているでしょうか。

2,3 (イ)天に行く人々がいることはなぜ確かですか。(ロ)どんな質問に対する答えが必要ですか。

2 聖書は,イエスが死人の中からよみがえらされて,天に行かれたことをはっきり示しています。また,ほかの人間も天に迎えられることを述べています。イエスは亡くなられる前夜,忠実な使徒たちに言われました。「わたしの父の家には住むところがたくさんあります。そうでなかったなら,わたしはあなた方に告げたことでしょう。わたしはあなた方のために場所を準備しに行こうとしているのですから。そしてまた,わたしが行ってあなた方のために場所を準備したなら,わたしは再び来て,あなた方をわたしのところに迎えます。わたしのいる所にあなた方もまたいるためです」― ヨハネ 14:1-3。

3 明らかにイエスは,使徒たちが天に迎えられてイエスと共になるということを彼らに告げておられました。使徒パウロは,そのすばらしい希望について,初期のクリスチャンたちにしばしば語りました。例えば,このように書いています。「わたしたちについて言えば,わたしたちの市民権は天にあり,わたしたちはまた,そこから救い主,主イエス・キリストが来られるのを切に待っています」。(フィリピ 3:20,21。ローマ 6:5。コリント第二 5:1,2)そのような約束を根拠にして何百万人もの人々が天の命に望みを掛けています。しかし,善人はみな天に行くのでしょうか。

善人はみな天に行くか

4,5 ダビデやヨブが天に行かなかったことを示すどんな証拠がありますか。

4 イエスが死人の中からよみがえらされてから少しのちに,使徒ペテロはユダヤ人の群衆に向かって,『家長ダビデは死に,かつ葬られ,その墓が今日までわたしたちの中にあります。実際ダビデは天に上りませんでした』と言いました。(使徒 2:29,34)ですから,善人のダビデは天に行かなかったのです。義人であったヨブはどうでしょうか。

5 ヨブは苦しんでいた時,神に祈りました。「ああ,あなたが私をシェオル[墓]に隠し,あなたの怒りが元に戻るまで,私を秘めておき,私のために時の限りを設けて,私を覚えてくださればよいのに」。ヨブは,死ぬと墓の中で無意識になることを予期していたのです。ヨブは自分が天には行かないことを知っていました。しかし希望を持っていました。その証拠にヨブは,「もし,強健な人が死ねば,また生きられるでしょうか。私の強制奉仕のすべての日々[墓の中にいるよう定められた時],私は待ちましょう。私の解放が来るまで。あなたは呼んでくださり,私はあなたに答えます」と説明しています。―ヨブ 14:13-15。

6,7 (イ)キリスト以前に死んだ人々がだれも天に行っていないことは,何から分かりますか。(ロ)キリスト以前に死んだ忠実な人々すべてにどんなことが起こりますか。

6 イエスにバプテスマを施したヨハネも善人でした。にもかかわらず,イエスはこのように言われました。「天の王国において小さいほうの者も彼よりは偉大です」。(マタイ 11:11)なぜなら,バプテスマを施す人であったヨハネは天に行かないからです。イエスが地上におられたのは,アダムとエバの反逆から4,000年余りあとのことですが,それでもイエスは,「天から下った者,すなわち人の子のほかには,だれも天に上ったことがありません」と言われました。―ヨハネ 3:13。

7 ですから,イエスご自身の言葉によれば,人間の歴史が始まってからイエスの時代まで実に4,000年間,だれも天に行っていないのです。ダビデやヨブ,バプテスマを施す人であったヨハネなどは,地上の命への復活を受けるのです。実際に,イエスが亡くなられる以前に死んだ忠実な人々は,天で再び生きることではなく,地上で再び生きる希望を抱いていました。彼らは復活して,神の王国の地上の臣民となるのです。―詩編 72:7,8。使徒 17:31。

一部の忠実な人々が天へ行く理由

8 どんな質問に対する答えは重要なものですか。なぜですか。

8 イエスはなぜ天に行かれたのでしょうか。天でどんな働きをしなければならないのでしょうか。これらの質問に対する答えは重要なものです。なぜなら,天に行く人々はイエスが行なわれる業に参加することになるからです。その人々はまさにその目的で天へ行くのです。

9,10 ダニエルによると,キリストのほかにだれが神の政府で支配しますか。

9 わたしたちはこれまでの章で,イエスが神の天的政府の王として楽園の新しい地を支配されることを学びました。イエスが地に来られるよりもずっと前に,聖書のダニエル書は,「人の子」が「支配権」を与えられると予告していました。その「人の子」というのはイエス・キリストのことです。(マルコ 14:41,62)そして,ダニエルは続けてこう述べています。「その支配権は,過ぎ行くことのない,定めなく続く支配権,その王国は滅びに至ることのないものである」― ダニエル 7:13,14。

10 しかし,ダニエル書のこの部分で注目すべき重要な点は,その「人の子」は一人で支配するのではないということです。聖書はこう述べています。「そして,王国と,支配権……は,至上者の聖なる者たちである民に与えられた。彼らの王国は定めなく続く王国であ(る)」。(ダニエル 7:27)「その民」また「彼らの王国」といった表現から,ほかの人々も神の政府においてキリストと共に支配することが分かります。

11 キリストの初期の追随者たちがキリストと共に支配するということは,どんなことから分かりますか。

11 イエスは,11人の忠実な使徒たちと共にすごされた最後の晩に,彼らが神の王国においてイエスと共に支配者となることを示されました。イエスは彼らに,「あなた方はわたしの試練の間わたしに堅く付き従ってきた者たちです。それでわたしは,ちょうどわたしの父がわたしと契約を結ばれたように,あなた方と王国のための契約を結び(ます)」と言われました。(ルカ 22:28,29)その後,使徒パウロやテモテが,王国のためのこの契約,もしくは協約,に入れられました。そのためにパウロはテモテにあてて,「忍耐してゆくなら,わたしたちはまた共に王として支配するようになる」と書いています。(テモテ第二 2:12)また使徒ヨハネも,イエス・キリストと共に「地に対して王として支配する」人々について書き記しています。―啓示 5:9,10; 20:6。

12 アブラハムの「胤」に関するどんな事実から,キリストに共同支配者がいることが分かりますか。

12 ですから,天に行く人々は,神の天の政府におけるキリストの共同支配者として奉仕するために,そこへ行くのです。約束の「胤」の主要な方はイエスですが,神は,人類の中から,王国でイエスと共に支配する他の人々も選ばれたのです。したがってその人々はその「胤」の一部となります。聖書には次のように述べられています。「キリストに属しているのであれば,あなた方は実にアブラハムの胤であり,約束に関連した相続人なのです」― ガラテア 3:16,29。ヤコブ 2:5。

何人の人が天へ行くか

13 (イ)乳幼児が天に行かないのはなぜですか。(ロ)イエスは王国を受ける人々の数についてどのように言われましたか。

13 地を支配することになっている以上,天に行く人々が試され,試みられたキリストの追随者であることは間違いありません。このことは,乳児や幼児が天へ連れて行かれないことを意味します。乳児や幼児は,クリスチャンとして奉仕する年月のあいだに十分に試みられるという経験はしていないからです。(マタイ 16:24)しかし,幼くして死ぬ子供たちには,地上の命へよみがえらされるという希望があります。(ヨハネ 5:28,29)そのようなわけで,天に行く人の合計数は,王国の支配する地上で命を受ける多くの人々に比べると,わずかなものです。イエスは弟子たちにこう言われました。「恐れることはありません,小さな群れよ。あなた方の父は,あなた方に王国を与えることをよしとされたからです」― ルカ 12:32。

14 天に行く「小さな群れ」は何人で構成されますか。

14 では,その王国支配者のクラスの人々の数はどれほど少ないのでしょうか。使徒たちと,イエスの初期の追随者たちだけが含まれるのでしょうか。そうではありません。聖書を見ると,「小さな群れ」にはもっといることが分かります。聖書の啓示 14章1,3節には次のように記されています。「またわたしが見ると,見よ,子羊[イエス・キリスト]が[天の]シオンの山に立っており,彼と共に……地から買い取られた[もしくは取られた]十四万四千人の者[が立っていた]」。天のシオンの山には,子羊であるイエス・キリストと共に14万4,000人だけがいることに注目してください。(ヘブライ 12:22)ですから,善人がみな天に行くのではなく,わずか14万4,000人の,試みられた忠実な人々が天に取られて,キリストと共に支配するということを,聖書は示しています。

地から選ばれる理由

15 神はなぜ王国の支配者を人類の中から選ばれますか。

15 それにしても,神はなぜそれらの支配者を人類の中から選ばれるのですか。なぜみ使いたちがキリストと共に支配しないのですか。なぜなら,エホバの支配権はこの地上で挑戦を受けたからです。悪魔が反対する中で,神に対する人々の忠実さを試みることができたのはこの地上だったからです。イエスが,試みを受けながら,神への全き忠誠を示して,ご自身の命を人類のための贖いとしてお与えになったのはこの地上だったからです。そのためにエホバは,天の王国でみ子と共になる「小さな群れ」の人々を地から取るよう,取り決められたのです。神に忠実であることによって,人々はただ利己的な理由から神に仕えているのだという悪魔の非難が偽りであることを証明したのはその人々なのです。ですから,エホバがご自身の栄光のためにそれらの人間をお用いになるのは当然と言えます。―エフェソス 1:9-12。

16 王国の支配者たちが地上で生きた経験があるということをなぜわたしたちは感謝できますか。

16 また,地上で神への忠実を証明した人々を支配者とすることがどんなにすばらしいか考えてください。彼らの中には王国のために命をさえ犠牲にした人が少なくないのです。(啓示 12:10,11; 20:4)み使いたちは,その種の試みには遭いませんでした。また人類が共通に持っている問題も経験したことがありません。ですからみ使いたちは,罪深い人間であることがどういうことなのか,またわたしたち人間が持っているような色々な問題を持つということがどういうことなのかを,十分に理解することはできないでしょう。しかし14万4,000人の人々は,自分たちもそういう問題を持っていたので,そうしたことが理解できます。彼らの中には,非常に罪深い習慣を克服しなければならなかった人々もいます。ですからそうすることがどんなに難しいかを知っています。(コリント第一 6:9-11)したがってその人々は,地上の臣民を理解のある仕方で扱うでしょう。―ヘブライ 2:17,18。

神の会衆

17 「会衆」という語は何を指していますか。

17 神の会衆の頭はキリストで,会衆の成員はキリストに従属する,と聖書には述べられています。(エフェソス 5:23,24)ですから「教会」,すなわち「神の会衆」という語は,建物を指すのではありません。それはクリスチャンの一グループを指す言葉です。(コリント第一 15:9)今日,わたしたちは自分が交わるクリスチャンたちのことを,クリスチャンの会衆,と言うかもしれません。同様に,聖書には「ラオデキアの人たちの会衆」のことが書かれています。また,フィレモンにあてた使徒パウロの手紙には,「[彼の]家にある会衆」のことが書かれています。―コロサイ 4:16。フィレモン 2。

18 (イ)だれが「生ける神の会衆」を構成しますか。(ロ)聖書の中でこの会衆はまたどんな言葉で呼ばれていますか。

18 しかし,聖書が「生ける神の会衆」という場合,キリストの追随者から成る特定のグループのことを指しているのです。(テモテ第一 3:15)彼らはまた,「天に登録されている初子たちの会衆」とも呼ばれています。(ヘブライ 12:23)それでこの「神の会衆」は,天の命の希望を持つ,地上のクリスチャン全部で構成されています。最終的に「神の会衆」を構成するのは,全部でわずか14万4,000人です。今日では,このうちの少数の人々,すなわち残りの者だけが地上にいます。地上で永遠に生きる希望を持つクリスチャンたちは,この「生ける神の会衆」の成員に霊的導きを求めます。聖書はまた14万4,000人の成員から成るこの会衆を,「子羊の妻である花嫁」,「キリストの体」,「神の神殿」,「神のイスラエル」,「新しいエルサレム」などの言葉で呼んでいます。―啓示 21:9。エフェソス 4:12。コリント第一 3:17。ガラテア 6:16。啓示 21:2。

神の目的における新しい事柄

19 地球に対する最初の目的を遂行するために神はどんな新しい事柄を取り入れられましたか。

19 アダムが人類を罪と死の道に連れ込んだのちも,エホバ神は地球と地球上の人類に対するご自身の目的を変えられませんでした。もし神がそれを変えたなら,神は初期の目的を遂行することができなかったことになるでしょう。幸福で健康な人々の住む世界的楽園を持つことが神の最初からの目的で,その目的は依然として変わっていません。神が取り入れられた唯一の新しい事柄は,ご自身の目的を遂行するための新しい政府に関する取決めでした。すでに学んだように,この政府の主要な支配者は神のみ子,イエス・キリストです。14万4,000人は人類の中から取られ,天でイエス・キリストと共に支配します。―啓示 7:4。

20 (イ)だれが「新しい天」と「新しい地」を構成しますか。(ロ)「新しい地」の一員となるには何をしなければなりませんか。

20 天に住むその支配者たちは,神の新しい秩序の「新しい天」を構成するでしょう。地を治めるそのような正しい支配者がいるのであれば,彼らの支配を受ける人々がいることも確かです。聖書はその人々を「新しい地」と呼んでいます。(ペテロ第二 3:13。啓示 21:1-4)ヨブやダビデ,それにバプテスマを施す人であったヨハネなどは,これに含まれます。そうです,キリストが地に来られる前に生きていた忠実な人々すべてが含まれます。しかし,「新しい地」を構成する人々は,この邪悪な事物の体制の終わりを生き残る人々を含め,まだ大勢います。あなたはそのような生存者の一人になるでしょうか。あなたは神の政府の臣民になりたいと思いますか。もしそうであれば,満たさなければならない条件が幾つかあります。

[121ページの図版]

これらの善人は天へ行きましたか

ダビデ王

ヨブ

バプテスマを施す人ヨハネ

[122ページの図版]

使徒たちと過ごされた最後の晩に,イエスは,わたしの父の王国で,あなたがたはわたしと共に支配者になるであろう,と言われました

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