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神権宣教学校の教育から益を得る
校 第10課 115ページ–117ページ 5節

第10課

熱意

何をする必要があるか

述べる事柄の価値に対する自分の強い気持ちを,生き生きした話し方によって示す。

なぜ重要か

話し手が熱意を表わせば,聴き手は関心を保ちやすくなる。また,聴き手を行動へと奮い立たせることもできる。あなたが自分の述べる事柄に熱意を持てば,聴衆も熱意を抱く。

熱意があれば,話は生気あるものになります。情報に富む内容であることは重要ですが,聴衆の注意を引きつけるのに役立つのは,生き生きした,熱意のある話し方です。熱意は,文化的背景や個人の性格にかかわりなく,培うことができます。

気持ちをこめて話す。イエスは,サマリアの女性に話しかけた時,エホバを崇拝する人は「霊と真理をもって」崇拝しなければならない,と述べました。(ヨハ 4:24)エホバへの崇拝は,感謝の心を動機とし,神の言葉の示す真理にしたがって行なわなければならないのです。そのような深い認識を抱いていれば,それは話し方に表われます。エホバの愛ある備えについて他の人にぜひ話したいと思うようになります。自分が実際にどう感じているかは,顔の表情,身ぶり,声に表われます。

では,エホバを愛し,自分の述べている事柄を信じてもいる話し手が,話すときに熱意を欠くことがあるのはなぜでしょうか。何を言うかを準備するだけでは足りないのです。話す事柄を自分の生き方の一部とし,感情的にも打ち込んでいるべきです。仮に,イエス・キリストの贖いの犠牲について話すように割り当てられたとしましょう。その話をする時,話し手は,単に詳細な事柄を頭に入れているだけでなく,イエスの犠牲が自分自身にも聴衆にもどんな意味があるかを深く認識していなければなりません。この驚嘆すべき備えを設けてくださったエホバ神とキリスト・イエスに対する自分の感謝の気持ちを呼び起こす必要があります。その備えによって人類に開かれた壮大な命の見込みについて考える必要があります。その見込みとは,復興された地上の楽園で完全な健康のうちに,いつまでも幸福に生きることです。確かに,心をこめて話さなければなりません。

イスラエルの教え手であった書士エズラについて,聖書は,「エホバの律法を調べ,これを行ない,イスラエルで……教えるよう心を定め(た)」と述べています。(エズ 7:10)わたしたちも同じようにすれば,つまり,単に情報を準備するだけでなく,心を定める,つまり心の準備もすれば,心から話せるでしょう。真理についてそのように心をこめて話すなら,真理に対する真の愛を育むよう,聴く人たちを大いに助けることができます。

聴衆について考える。熱意を表わすための要素としてもう一つ重要なのは,自分が話そうとする事柄を聴衆は聞く必要があるという確信を持つことです。そのためには,話を準備する時,価値ある資料を集めるだけでなく,聴く人々の益のためにその資料を用いることができるよう,エホバに導きを祈り求めなければなりません。(詩 32:8。マタ 7:7,8)聴衆はなぜこの情報を聞く必要があるのか,どのように益となるのか,どうすれば聴衆がこの価値を認識できるように話せるか,といった点を分析してください。

何かの点で気持ちの高揚を覚えるまで自分の資料をよく調べてください。新しい資料である必要はありませんが,論題の取り上げ方を新鮮なものとすることはできます。準備した事柄が聴衆を真に助けるものとなり,エホバとの関係を強め,エホバの備えの価値を認識し,この古い体制における生活上の圧力に首尾よく対処し,効果的に宣教を行なうのに役立つものであれば,話に熱意を持つべき理由は十分にあります。

公の朗読が割り当てられたならどうでしょうか。それを熱意をこめて果たすために必要なのは,語句を正しく読むことや,語群をうまくまとめて読むことだけではありません。割り当てられた資料を研究してください。聖書の一部を朗読するのであれば,その箇所について幾らかの調査を行ないましょう。その箇所の基本的な意味を確実に理解してください。それがあなたと聴衆にとってどのように有益かを考えてください。そして,耳を傾ける人たちにそのことを伝えたいという願いを抱いて朗読します。

野外宣教のための準備をするのであれば,話し合いのための論題と,用いる予定の聖句をよく調べてください。人々が気にかけていることは何かについても考えましょう。どんなことが報道されていますか。人々はどんな問題に直面していますか。心配の種になっているその問題の解決策が神の言葉に収められていることを人々に示す備えができると,ぜひそうしたいという気持ちになり,自然に熱意がこもります。

生き生きした話し方で熱意を示す。熱意は,生き生きした話し方に特にはっきり示されます。これは顔の表情にも表われるはずです。物の言い方に独断的な響きがなく,それでも確信に満ちていなければなりません。

平衡が必要です。何事にも興奮しやすい人がいるかもしれません。そのような人は,大げさになったり過度に感情的になったりすると聴衆は音信よりも話し手のことを考えるようになる,ということを理解する必要があるでしょう。逆に,内気な人には,自分のことをもっと表現するための励ましが必要です。

熱意は人に伝わります。聴衆と十分に接触を保ち,話に熱意がこもっていれば,聴衆はその熱意を感じ取ります。アポロは,生き生きした話をしたので,雄弁な話し手と呼ばれました。あなたが神の霊に燃えているなら,その生き生きした話し方は,聴く人を行動へと促すでしょう。―使徒 18:24,25。ロマ 12:11。

内容に適した熱意。聴衆を疲れさせてしまうほど,始めから終わりまで熱意をこめて話すことがないように気をつけましょう。そうしないと,話している事柄にそって行動するようどんなに勧めても,聞くほうは耳を閉ざしてしまいます。このことから,変化に富んだ話し方のできる内容を準備する必要性が分かります。関心がないかのような話しぶりにならないようにしましょう。資料を注意深く選べば,鋭い関心を抱けます。しかし,その中には特に熱意をこめて話すべき論点があります。それらの点を,話全体の中に上手に織り込んでおくとよいでしょう。

要点は特に熱意をこめて話すべきです。話には幾つかのクライマックスがなければならず,話し手はそこに向かって話を盛り上げてゆきます。そのような箇所は話の山場なので,普通はそこで聴衆に意欲を起こさせようと考えます。聴衆を納得させたら,こんどは鼓舞する必要があり,話した事柄を当てはめることの益を示す必要があります。熱意を表わせば,聴き手の心を動かすような話になります。生き生きした話し方は,わざとらしいものであってはなりません。そのように話す理由があるべきであり,話の内容にその理由が含まれているはずです。

どうすればこの特質を伸ばせるか

  • 提供する情報を準備するだけでなく,心の準備もする。そのようにして感情がこもるようにする。

  • 取り上げるそれぞれの点がどのように聴く人たちの益になるかを注意深く考える。

  • 特に熱意を示す必要のある箇所を見定める。

  • 生気に満ちた話し方をする。気持ちを必ず顔にも表わす。力強く,元気よく話す。

練習のために: ヨシュア 1章と2章を調べ,この記述を朗読する時にどこで,どのように熱意をふさわしく表現できるかを見極めてください。それを,ふさわしい熱意をこめて音読する練習をしてください。

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