イシュトブ
(Ishtob)[トブの人]
アンモンの子らがダビデとの戦いで用いることができるよう,彼らに戦士たちを提供した小王国の一つ。「イシュトブ」から来た軍とその同盟軍は敗北しました。(サム二 10章,聖ア,欽定,新世,ヤング)翻訳者や地理学者の大半は,イシュトブを「トブの人々」と訳すことにより,エフタが住んでいた「トブの地」との関連を示すべきだと考えています。(裁 11:3-11。サム二 10:6,8,ア標,エルサレム,ユダヤ,改標を参照。)しかし,イシュトブという訳し方には幾つかの古代訳の裏付けがあります。(七十訳; シリ訳; ウル訳)今のところ古代イシュトブの存在した位置は分かっていません。―「トブ」を参照。