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聖書に対する洞察,第2巻
洞-2 「メギド」

メギド

(Megiddo)

約束の地の比較的重要な都市の一つ。エルサレムの北約90㌔,現代のハイファ市の南東31㌔の所に位置していました。この都市は,現在ではテル・エル・ムテセッリム(テル・メギド)として知られている塚の頂上の4㌶余りの土地に築かれました。この塚は下の谷から21㍍ほど隆起しています。―第1巻,953ページの写真および地図。

戦略上の要衝 このような戦略上の要衝,すなわちエズレル渓谷(エスドラエロン平原のこと。「メギドの谷あいの平原」としても知られている; 代二 35:22; ゼカ 12:11)の西の肥沃な地区を見下ろすような高い場所にあったので,メギドからはそこで交差していた主要な通商路や軍用路を容易に支配できました。聖書の歴史も一般の記録も,メギドが地の利を得た位置にあったために,いかに多くの国の軍隊がその周辺で決定的な戦いを行なったかを物語っています。この場所の近くの「メギドの水のそば」で,裁き人バラクはシセラの率いるヤビンの強大な軍勢を撃ち破りました。その軍勢には鉄の大鎌のついた兵車900両がありました。(裁 4:7,13-16; 5:19)ユダのアハジヤ王がエヒウの命令に基づいてイブレアムの近くで致命傷を負わされた後に死んだのは,メギドでのことでした。(王二 9:27)ユダのヨシヤ王はユーフラテス川のほとりのアッシリア人を助けに行く途上にあったファラオ・ネコの率いるエジプトの軍隊の行動を阻止しようとした時に,メギドで致命傷を負いました。―王二 23:29,30; 代二 35:22。

考古学上の発掘から分かるように,メギドはその長い歴史の中で様々な時にしっかりと防備を施されました。発掘されてきた数々の遺跡が示しているように,メギドにはかつては厚さが4ないし5㍍ある城壁がありましたが,その後7.5㍍以上の厚さにされ,その幾つかの部分は発見された時,依然として3.3㍍以上の高さがありました。

歴史 メギドについて初めて言及されている箇所では,メギドの王はヨシュアが約束の地を最初に征服した際に撃ち破った31人の王たちの中に挙げられています。(ヨシュ 12:7,8,21,24)その地が配分された時,メギドとそれに依存する町々はイッサカルの領地内にあったにもかかわらず,マナセの部族に属する飛び地の都市となりました。(ヨシュ 17:11; 代一 7:29)しかし,裁き人の時代中に,マナセはこのとりでからカナン人を打ち払うことができませんでした。せいぜい,イスラエルが強くなった時に,この都市の住民を編成して強制労働を行なわせたにすぎません。―裁 1:27,28。

ダビデの治世下で王国の境界が最大限に広げられ,メギドを含め,約束の地の中のカナン人分子はすべて服従させられました。このため,ソロモンは年に1か月間王家に食物を供給するために設けられた行政地区のうち,5番目に名前を挙げられている地区にメギドを含めることができました。―王一 4:7,8,12。

ソロモンもメギドに防備を施したので,この都市はソロモンの1万2,000頭の乗用馬の一部を馬屋に入れておいた兵車の都市の一つになったかもしれません。(王一 9:15-19; 10:26)考古学者たちはメギドで非常に大規模な遺跡を発見しました。ある学者たち(しかし,全部ではない)は,これがほぼ450頭の馬を収容できる馬屋であったと考えています。最初これらの建造物はソロモンの時代のものであるとされていましたが,その後,多くの考古学者たちは,それがもっと後代の,恐らくアハブの時代にさかのぼるものであると訂正しました。

[943ページの図版]

メギドにあるソロモンの時代の門。ハツォルやゲゼルで発見されたものと似ています

ゼカリヤ書の預言(12:11)は,「メギドの谷あい平原」で生じた『大きな泣き叫び』のことを述べています。これは,戦いの際にメギドで殺されたヨシヤ王についての嘆きと関係があるのかもしれません。(王二 23:29,30)ゼカリヤ書のこの箇所に出ているメギドのヘブライ語のつづりはわずかに異なっています。それはメギッドーという伝統的なヘブライ語のつづりではなく,啓示 16章16節で見られるものと似ている,メギッドーンという延ばした語形です。―「ハルマゲドン」を参照。

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