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  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1954
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1954
塔54 12/1 503–504ページ

神の言葉を理解することは生命を意味する

あなたは生きることを喜びませんか? そして永遠に生きることをこのむでしよう。殊に現在の世の状態がよくないならば,特にそうでしよう? もちろんあなたはそれをこのむでしょう。さて,もしも或る一定の条件に合うならば私たちが永遠に生きられるという希望を聖書がさし示しているのを,あなたは知つておりましたか? ヨハネ伝 17章3節(新世)でイエスが言われたことに気をつけてください。『唯一のまことの神であるあなたと,あなたがつかわされたイエス・キリストを知ることは,これは永遠の生命を意味します。』そしてあなたは,これは幸福な生命を意味するのだと,きつと信ずるでしよう。なぜなら,すべての苦しみと悲しみが取りのぞかれる時が来ると聖書が告げているからです。

永遠の生命は正しい知識を得ることにかかつている,とイエスが言われたことにあなたは気がつくでしよう。そうです。ちようど私たちの身体を生かしておくために物質の食物を正しく取らねばならぬように,それと同じように,私たちが幸福な永遠の生命を得ようとするならば,霊の食物を正しく取らねばなりません。悪魔が石をパンに変えさせようとイエスを誘惑した時に,イエスはこれと同じ考えを言いあらわしました。それについてマタイ伝 4章2-4節(新世)はこう告げております。『四十日四十夜断食された後にかれは空腹になられた,すると誘惑者が来て彼に言つた。「もしあなたが神の子ならば,パンになるように,これらの石に命じなさい。」これに答えて彼はこう言われた「『人はパンのみによらないで,ヱホバの口から出るすべての言葉によつて生きるべきである。』と聖書に記されている。」この知識はどこにありますか? それは聖書の中です。

もしも私たちが正しい道筋<コース>を歩むなら,私たちは生命を得ることができますが,しかしそれは大部分の人々,少くとも西洋の『プロテスタント』の国々の人々がするように,ただ私たちの家に聖書を持つているだけでなく,また聖書を読まなければなりません。そしてなおさら重大なことは,その読んだことを理解しなければなりません。それは物質の食物の場合と同じです。ただパンを買つただけでは私たちの空腹をとめないでしよう。私たちはパンを食べなければなりません。そしてそれからさらに進んで,もしもその食物が私たちに何かためになるものであるなら,私たちの胃はそれを消化し,血液はそれを同化すべきです。

聖書を理解するのに助けが必要であるということは,あるユダヤ人の改宗者の経験であきらかです。彼について使徒行伝 8章28-31節(新世)を読みましよう。『彼は馬車にすわつて帰りながら声を出して予言者イザヤの書を読んでいた。そこで聖霊はピリポに言つた。「近づいて,この馬車のそばに寄れ。」ピリポは走りよつて,彼が声を出して予言者イザヤの書を読んでいるのを聞いて,こう言つた。「読んでいることが本当におわかりになりますか?」 彼は言つた。「誰か導く者がなければ,どうしてほんとに知ることができますか?」 そして彼はピリポに馬車に乗つて,いつしよに坐つて下さいとたのんだ。』

聖書のあるところを読んで,そのほんとの意味が何であるか,わからないという,そんな場合がたびたびあなたにありませんでしたか? 多くの人がよく聖書を読まないわけは,たしかにそこにあります。なぜなら彼らは,ちようどこのユダヤ人の改宗者の場合のように,理解できないところにたびたび出会うからです。それではこの改宗者が読んでいたのは何でしたか? そしてそれはどのように彼に解きあかされましたか?

その次の節の使徒行伝 8章32-35節(新世)はこう述べております。『さて彼が声を出して読んでいた聖書の聖句はこうであつた。「屠殺場に引かれる羊のように,また毛を刈る者の前に黙す小羊のように,彼は口を開かなかつた。彼は卑しめられて公正な裁きは行われなかつた。誰が彼の生命のくわしい模様を述べるであろうか? なぜなら彼の生命は地から取り去られたからである。」宦官は答えてピリポに言つた。「お願いです,予言者は誰のことをこう言つているのですか? 自分のことでしようか,それとも他の人のことでしようか?」 ピリポは口を開いて,この聖句から始まつて,イエスについての良いたよりを彼にのべつたえた。』

ただこの予言を読んだだけでこのユダヤ教の改宗者がクリスチャンになつたのではなく,ピリポがその意味を彼に解きあかしたために彼はキリスト教を理解し信じ,受け入れて,そして少しもぐづぐづしないで,神の御意を行うために献身し,キリスト・イエスの名で洗礼を受けました。

さて,ちようど過去に神の言葉を理解したいと思う人々のために神が助けを準備されたように,この私たちの時代にも神が同じことをなされると結論することは道理に合つていませんか? たしかにその通りです。そして前に述べたようなことは,その例です。神は一つの道具,すなわち一つの制度を準備されました。そしてその制度は人々に聖書を解きあかす神の僕として奉仕します。実際イエスは御自身の再臨とこの古い世すなわちこの世の組織制度の終りとについての大予言の中で,そのような僕の制度が存在することを予言しました。マタイ伝 24章45,46節にこう記されています。『主人が,定めの時に家の僕たちに食物を与えようとして,彼らの上に立てた忠実で思慮ある奴隷は一体誰であるか? 主人が来た時に,その通りにしているのを認められる僕は幸である。ほんとに私はあなた方に言う。主人はその僕にすべての財産を任せるであろう。』

その僕,あるいは奴隷のような制度は,ただ聖書を発行するだけでなく,また,すべての善意者や正直な心の人々が聖書を読むとき,よく理解できるように彼らを助けるために,多くの聖書研究の助けを発行しつづけております。このような聖書研究の助けの最も主要なものは『ものみの塔』であつて,その1冊を今あなたは手に持つております。この雑誌を研究して,永遠の生命のために神が備えられた御準備を学んで下さい。

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