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  • ヱホバとは誰ですか?
  • エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1955
塔55 1/1 5–19ページ

ヱホバとは誰ですか?

幾百万もの人が,自分の国の支配者の名前を知らない,などと想像することができますか? しかし,不思議なことに,宇宙の支配者の御名を知らない人は幾百万もおります! 最高主権者を知ることは,生命か死の問題ですから,次の記事はあなたにとつて,非常に重要なものです。

ヱホバという御名は,全字宙の中で最もすばらしい御名です。それは,創造者御自身がつけられた御名です。それは,唯一つの真の神,生ける神の御名です。生命を持つすべての生物が,ヱホバを知り,ヱホバを崇める時は間もなく来ます。それであるのに,無数の多くの人は,ヱホバの御名を聞くと『ヱホバとは誰ですか?』と尋ねますが,それはなんと奇妙なのでしよう。ある人は,昔のエジプトの王パロのように,挑戦しかけるような声の調子,傲慢,不信,嘲笑をひびかせる調子で,その質問を怒鳴ります。他の人は正直な心から,まじめに啓発をうけようと求めつつ,その質問をいたします。別の多くの人々は,まだヱホバの御名を聞いてはおりません。しかし,幸福を願う人,安全を願う人,そして生命を願う人は,みなことごとくヱホバが誰であるかをいま学ばねばなりません。また,ヱホバの目的が何であり,そしてヱホバを知らないことに対する罰は何であるかを知ることも大切であります。

ヱホバは宇宙の所有者です。キリストの弟子と使徒は,ヱホバについて『至上の主よ,あなたは天と地と海と,その中のすべてのものをつくられた方である』と言いました。私たちが歩むこの地は,ヱホバのものです。『地も,その中のすべてのものは,ヱホバのものである。最高至上者ヱホバは,御一人です。ヱホバは三位一体の神ではありません。もしそうならば,ヱホバの最高至上権は否定されます。ヱホバ御自身もこう述べられています『われはヱホバなり。これわが名なり,我はわが栄光をほかの者に与えず,わがほまれを偶像にあたえざるなり。』そのヱホバが真に唯一つの神であるということについて,モーセの次の言葉があります。『聴けよイスラエル,私たちの神ヱホバは唯一人のヱホバであられる。』― 使行 4:24。コリント前 10:26,新世。イザヤ 42:8。申命 6:4,新世。

ヱホバに永遠の讃美を捧げることはふさわしいことです。なぜならば,ヱホバは『永遠から永遠まで』生きられるために,『永遠の王』だからです。ヱホバは,あらゆる良いものの創造者である故に『神』として知られています。ヱホバはあらゆるものよりも秀いでている故に,『最高者』として知られています。ヱホバは,生命の源である故に『父』として知られています。ヱホバは,その力に制限がない故に,『全能者』として知られています。ヱホバは,無敵の天の軍勢を指揮する故に,『万軍の神』として知られています。ヱホバにとつて,大きすぎるものは,何一つありません。ヱホバ御自身も『ヱホバに,大きすぎて,できないものがあろうか?』と言われています。―テモテ前 1:17,新世。詩 90:2。創世 18:14,新世。

神の御名

ヱホバは,宇宙の中で最も偉大なお方であるのに,その御名は,どうしてほとんど知られていないのでしようか? 悪い敵である悪魔サタンが,すべての国民を惑して真の神から引き離したからです。聖書は『全地を惑しているサタン』と述べて,その犯罪者はサタンであると表し示しています。(黙示 12:9,新世)悪魔は,人間がヱホバを知るのを欲せず,偽りを用いて人間を惑し,ヱホバはある種族の神の名前にすぎないと信じさせています。それだけに止まらず,悪魔が人類をまつたく惑したために,偽りの宗教は多くできています。これらの偽りの宗教は,聖書自体の多くの翻訳から,ヱホバの御名を取り除くことに成功すらしています!

昔のヘブル語聖書の中で,ヱホバの御名は「テトラグラマトン」と呼ばれる4文字で表わされており,それに対する英語の文字はジェー・エッチ・ビー・エッチ(またはワイ・エッチ・ダブリュー・エッチ)です。テトラグラマトンで表わされるその神の御名は,ヘブル語聖書中に何回出ていますか? 6823回も出ているのです! その御名の発音は,正確に知られていませんが,その最も普通の翻訳は『ヱホバ』です。テトラグラマトンを『主』と翻訳することは,神の御名をかくして暗ますことです。しかし,キリスト教国の多くの聖書翻訳者たちは,何をしましたか? イエス当時と現在のユダヤ教の宗教家とおなじく,彼らは神の御名を知ろうとはせず,また用いるのを拒絶します。4文字の御名,またはテトラグラマトンは6823回出ていますが,欽定訳聖書の翻訳者たちはヱホバの御名を僅か4回だけ用いました! ローマ・カトリックのドーエイ訳とユダヤ教の翻訳は,ヱホバの御名を全く抹殺しています。大々的に宣伝された改定標準訳が最近に出た時,神の御名についてはどうでしたか? 翻訳者たちは,その御名をすつかり取り除いてしまいました! 翻訳者たちは,序言の中で,『主』という言葉を用いたが,それは,こうして『欽定訳の仕方に戻つた。欽定訳は,古代ギリシャ及びラテンの翻訳者の前例,および,会堂におけるヘブル語聖書朗読について長期間に亘つて確立された慣習に従うものである。』と説明しました。それで,この通俗聖書の翻訳者たちは,キリスト・イエスを棄てたユダヤ教の宗教家たちと同じような路に従います。イエスの次の言葉は,今日本当に特別にあてはまるものです。『義しい父よ,世は本当にあなたを知らない。』― ヨハネ 17:25,新世。

ヱホバの目的は何か

『ヱホバ』という御名は,『彼は在らしむ』,つまり,目的のために『彼は在らしむ』という意味です。ヱバホの最高の目的は,何ですか? それは,全聖書の主題であつて,御国を設立して,その聖なる御名を立証することです。このことは,人類に新しい世の希望があるということです。その新しい世は,悪魔によつて惑わされている現在のこの悪い世と入れ替らねばなりません。しかし,悪魔とその悪い世に対して御怒りを表明する前に,ヱホバの目的は,警告が人類に与えられて,そして正義を愛する人々が悪魔の世と共に死ぬことのないようにされることです。この警告の業自体,ヱホバの御名を知らせます。実体的なエジプトの王パロ,悪魔サタンが長く生存を許されたその理由というものは,神の御名が知られ,立証されるためです。『この目的のために,私はお前を存在させてきた。それは,お前によつて,私の力を見せ,そして私の名を全地に知らしめるためである。』― ロマ 9:17,新世。

ヱホバの御名と目的についての証言が,『全地にわたつて』なされねばならないことに注意しなさい。予言者マラキも,この事実を予言しました。『日の出るところより,没る処までの列国の中に我名は大ならん。また何処にても香と潔き献げものを我名に献げん。』それで,ヱホバの御国の良いたよりは,広く隅なく宣明されねばなりません! これは,一隅で行われる仕事ではなく,『何処にても』行われるべきものです。献げられる『香』は,もちろん文字通りの香ではなく,それはヱホバを『知る知識の薫り』であつて,それは,使徒の言つたように,『何処にても』散布されねばなりません。イエス・キリストもこの大きな証言の業を予言して,サタンの支配する世の『終りの日』の兆の一部であると言いました。『御国のこの良いたよりは,すべての国民に対して証しをするために,全世界に伝道されるであろう。それから,全き終りが来るのである。』― マラキ 1:11。コリント後 2:14-16。マタイ 24:14,新世。

今日では,その証言は『全地で』与えられています。この業をしている人々は,『ヱホバの証者』と知られています。聞き慣れない異常な名前ですか? いいえ,ヱホバ御自身は『ヱホバ宣給わく,なんぢらはわが証者わがえらみし僕なり。』と言われています。これらヱホバの証者は,いま150の国々で最高者の目的を知らせております。これは不思議な業です。なぜ? なぜならば,ノアの伝道と同じように,それはこの世の全組織制度の終りを全地に警告しているからです。洪水前の人々は,ノアを嘲笑しました。しかし,ヱホバの定めた大洪水が地を覆つた時,彼らの口は水でふさがれ,その嘲笑は止まりました。ヱホバの不思議な業を嘲笑することは危険です。ヱホバは,そのような事のないように勧めておられます。―イザヤ 43:10,ア標。マタイ 24:38,39。

ヱホバが,その『不思議な行』をいたすとき,亡びが全地に来ます。それは,ヱホバが昔しに行つたものと類似している行です。ノアの時の大洪水は,ヱホバの行でした。エジプトの王パロの軍隊が,紅海で亡びたのは,ヱホバの行でした。ソドムとゴモラを消滅したのは,ヱホバの行でした。セナケリブの軍隊の18万5000人の兵士がエルサレムの前で,絶滅したのは,ヱホバの行でした。しかし,あらゆるもののうちで一番大きな行,すなわちその御名の全き立証という結果をもたらす行は,『全能の神の大いなる日の戦争』と呼ばれる『不思議な行』です。―黙示 16:14,新世。

ヱホバはその御名のために戦う

『ヱホバは軍人』と聖書は述べています。ヱホバの戦う戦いは,正義の戦いです。聖書の予言の中で,ヱホバは230回以上も『万軍のヱホバ』と呼ばれています。これは,ヱホバが,この世にむかつて御怒りを表すのに用いる天の軍勢の総指揮官ということです。キリスト・イエスは,ヱホバの軍勢をひきいて戦います『天の軍勢は,白い馬に乗つて彼に従つていた。彼らは純白で,汚れのない麻布の衣を着ていた。』ヱホバの軍勢の力や数について知ることができますか? そうです! ソドムとゴモラを亡すのに,わずか二人の御使いが必要であつたことを記憶する時に,黙示録 9章16節(新世・脚註)からハルマゲドンがなぜこの世に来た災難の中で最も大きな災難であるかを知ることができます。『天の軍勢の数は,一万の二万倍,すなわち二億であつた。』― 出エジプト 15:3。黙示 19:14,新世。

ヱホバが命令を与える時,天の軍勢はヱホバの御名の立証のために戦います。これは,マラキの予言した『ヱホバの大いなる畏るべき日であり,ゼパニアの予言した『ヱホバの烈しき怒の日』です。これは,ヱホバがその御名のために戦う日ですから,『ヱホバの日』と呼ぶことができます。ヱホバの日の烈しい怒りを必らず感ずるこの時代は,すでにその40年が過ぎさりました。ほんの僅かな年月だけ残つています。本当にもつとも切迫した意味で,『ヱホバの日,万国に臨むこと近し』です。その日が始まる時,それは心を麻痺せしめ非常な恐れの時です。『ヱホバの日ちかずき全能者よりいずる敗亡きたるべければなり。この故に,すべての手はたれ,すべての人の心は消えゆかん。かれら慴きおそれ,艱難と憂とにせまられ,子をうまんとする婦のごとく苦しみ,互いにおどろき,相みあいてその面は焔のごとくならん。』― マラキ 4:5。ゼパニヤ 1:18。オバデヤ 15。イザヤ 13:6-8。マタイ 24:34。

ヱホバを知らなかつた人類は,胆をつぶす程の恐れで蒼白になり,その亡びはヱホバから来るということを認識します。あられ,突然の洪水,土地の震動,稲妻,暗やみ,天からの火,そして他の現象は,みなヱホバの日に対して予告されています。ヱホバの側にいない者,つまりサタンの側にいる者は,みな否応なくヱホバを知ります。『我漲る雨と雹と火と硫黄を,彼とその軍勢および彼とともなる多くの民の上に降らすべし。しかして,我わが大いなる事と聖きことを明らかにし,多くの国民の目のまえに我を示さん。彼らすなわち我のヱホバなることを知るべし。』エゼキエルの予言の中で,『我のヱホバなることを知るべし』という言葉は,60回以上現われております。これは,亡びはヱホバから来るのであつて,人間からではないと,すべての人が知ることです。それは神の怒りの現われであつて,そのことを疑う人は一人もいません。―エゼキエル 38:22,23。

ヱホバをいま知ることは是非必要

この『ヱホバの大いなる畏るべき日』は,どのようにして来ますか? 栄光に充ち充ちて,大仰な仕方であるために,全地が改宗してヱホバを知るような具合ですか? 全くの正反対です! 使徒ペテロは『ヱホバの日は盗人のように来る』と書きました。使徒パウロは『ヱホバの日は,盗人が夜来るとの全く同じ様に来る』と説明しました。それで,キリスト・イエスがヱホバの軍勢をひきいて,『燃える火の中に,天から力ある御使たちとともに表われ,神を知らない者たちに当然の罰を加える』時に,この世は全然そのことを期待してはいません。自分の意志で決めるにもせよ,忙しすぎる態度にせよ,または眠たげな無関心にもせよ,ヱホバを知るのを拒絶するならば,その罰は何ですか? 聖書はこう答えています。『これらの者たちは,永遠の亡びの罰を支払うであろう。』― ペテロ後 3:10。テサロニケ前 5:2。テサロニケ後 1:7-9,新世。

ヱホバを知らない罰は,永遠の死であり,ヱホバの日は,不意に世の眠つているときに襲うのですから,いまこそ目を覚ます大切な時です。いまは,多くの人の考えている時よりもずつと遅いのです。どのように目を覚ましますか? 神の御言葉を熱心に学ぶことによつてです。ヱホバの証者の配布するいろいろな聖書研究の助けは,あなたを援助してヱホバとその目的を知らせるために作られているのです。ヱホバを知るということは,たんにその御名を知る以上のものであることを記憶しなさい。ヱホバを知るということは,ヱホバの目的に一致して,あなたの生活をするということです。それは,続けて知識を取ることを意味します。この知識を取ろうとしない者は,ヱホバを決して知りません。この知識をとりいれることは,永遠の生命を得るのに是非とも大切であるとキリスト・イエスは示しました。『唯一つで真の神であるあなたと,あなたが遣した者,すなわちイエス・キリストを知ること,これこそ永遠の生命を意味する。』― ヨハネ 17:3,新世。

人間は生命が無ければ何ものも楽しむことができず,そして人間はヱホバ神を知らないならば生命を保つことはできません。この地上のすべての人の面している選択は,明白です。すなわち,ヱホバを知ることを拒絶して死ぬかまたはヱホバを知つて従順に奉仕し,そして生きるかということです。いまヱホバの証者が伝えている警告の証言に注意しなさい。あなた自身奮起して,証者たちのもたらす音信をしらべなさい。それは笑い事ではありません。聖書はそれを証明しています。あなたが,ヱホバを知らない罰を払う必要はないのです。いまその死活に関する大切な知識を知りなさい。ヱホバの日が盗人のように来て,この時代のうえに非常な憤怒を浴びせるまで待つていてはなりません。本当に,天から降る燃える火や,肉を滅す災害のゆえに,何処の人も,自分の好まない方法で否応なくヱホバを知らねばならない時まで待つていてはなりません。というのは,その時では,もう遅すぎるからです。

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