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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1958
塔58 7/15 280ページ

読者よりの質問

● マタイ 8:28; 23:29; 27:52,53,60; 28:8。ヨハネ 5:28その他の聖句において,標準の聖書は『墓』という一つの言葉を使つていますが,新世界訳聖書はその代りに『記憶の墓』という表現を使つています。これはなぜですか。

右に引用された聖句において,新世界訳は『記憶の墓』と述べています。なぜならば元来ののギリシヤ話の言葉はmnémei'onだからです。クリスチヤン聖書は1900年前に普通のギリシヤ語で書かれました。このギリシヤ語の言葉mnémei'onは『記憶する』あるいは『記念する』という意味の動詞から出ています。聖書の他の翻訳ではこのギリシヤ語の言葉が日本語の『墓』という一語に訳されていますが,『墓』という言葉は元のギリシヤ語の言葉の意味を十分に表わしていません。なぜですか。『墓』というギリシヤ語は『切る,切倒す,地を掘る』ことを意味する動詞から出ていますが,ギリシヤ語の言葉mnémei'onは記憶される,あるいは記念という意味を含んでいるからです。

遺族は死んだ肉親の者を墓の中に横たえますが,それは死者を記憶したいと望むからであり,また,その人が再び生きてあの世で再会の喜びを得たいと考えるためです。しかし,大切なことは人間に記憶されることではなく,全能の神に記憶されることであり,死から復活して再び生命を受けるにふさわしい者として神の記憶に留められることです。

主イエスが次のように言われたとき,明らかに神の記憶,死者が神の心におぼえられていることを意味されていました。『記憶の墓にいる者がみな彼の声を聞いて出て来る時がくる。善を行つた者は生命の復活をうけ,悪を行つた者は裁きの復活をうけるであろう。』私たちが神の記憶に留められることは最も大切です。神御一人が死者を復活する力を持たれているからです。イエスが1000年のあいだ人類を支配するときに,神はイエス・キリストを通して死者を復活させます。ここでイエスの使われたギリシヤ語の言葉mnémei'onは記憶という意味を含んでいるゆえに,死んで記憶の墓にいる人々は神におぼえられて復活を受けるものと期待されます。

ユダヤ人の手によつてエルサレムの外,ヒンノムの谷あるいはゲヘナ(ギリシヤ人はヒンノムの谷をこう呼びました)に投げ込まれた死人はそこで滅ぼされてしまい,従つてmnémei'onすなわち記憶の墓に葬られませんでした。

従つて,死者の復活について言われたとき,イエスは死者が死の眠りについている場所,記憶の墓を意味されていました。そしてヱホバ神はそこに死んでいる人々を記憶されており,御自身の定めの時に彼らを生命に甦えらせて,神の新しい世の生命に伴うすべての機会を与えられる事を示されたのです。

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