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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1958
塔58 9/15 359–360ページ

読者よりの質問

● 『新しい天と新しい地』の88頁5節は,大いなる蛇,サタン悪魔がヱバとアダムを欺いて罪を犯させた直後,エデンの園においてヱホバ神がサタン悪魔を滅ぼされなかつた理由を述べ,それから次のように結んでいます,『その時までに(すなわち,エデンの園におけるサタンの反逆のときまで),御使たちの死はなく,また御使たちの殺されることもなかつたのです。そして,神の言葉によると,そのような事は,私たちの時代の「全能の神の大いなる日の戦い」まで行われないと,はつきり言われています。』これから見て,来るべきハルマゲドンの戦いのとき,罪を犯した御使が底のない穴に投げこまれることは,罪を犯した御使が殺されることを意味しているのですか。

この本が述べていることは,まさしくこの事を意味しています。サタン悪魔はすべての悪鬼の君,すなわち支配者で,サタン悪魔はハルマゲドン最高潮のときに,悪鬼と共に底のない穴に投げ込まれるでしよう。それは黙示録 20章1-3節(新口)の予言の成就です。『またわたしが見ていると,ひとりの御使が,底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手に持つて,天から降りてきた。彼は,悪魔でありサタンである竜,すなわち,かの年を経たへびを捕えて千年の間つなぎおき,そして,底知れぬ所に投げ込み,入口を閉じてその上に封印し,千年の期間が終るまで,諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後,しばらくの間だけ解放されることになつていた。』

エデンの園でヱホバ神が砕くと言われたのは,ハルマゲドンにおいてサタンと悪鬼の軍勢を底知れぬ所に投げ込むことを意味していたのです。そのとき,ヱホバ神は蛇に言われました,『我汝と女の間および汝の裔と女の裔の間に恨みをおかん。彼(女の裔)は汝の頭を砕き汝は彼の踵を砕かん。』(創世 3:15)蛇の頭を砕くことはそれを殺すことを意味するでしよう。『もとの蛇』サタン,悪魔の頭を砕くことがハルマゲドンの戦いで起ること,それがサタンの死を意味していることは,使徒パウロがクリスチャンに書を送ったロマ書 16章20節の言葉からも分ります。1900年前に書かれたとはいつても,使徒パウロはこう書きました,『平和の神は,サタンをすみやかにあなたがたの足の下に踏み砕くであろう。』

サタンは神の女の足の下で間もなく砕かれますが,油注がれたクリスチャンすなわち主イエス・キリストの足跡に従う追随者はこの神の女の一部です。権威のある記録をみると,これら油注がれたクリスチャンのうち,何千人の残れる者が今日地上にいるに過ぎません。ヱホバ神が王イエス・キリストを通してサタンを彼らの足の下に間もなく砕くとすれば,それは近づいているハルマゲドン,『全能の神の大いなる日の戦い』のときに違いありません。サタンを砕くこと,すなわちその頭を砕くこと,サタンおよびその悪鬼を底のない所に投げ込むこととは同じことです。

実体的バビロンの神であり,見えない王であるサタン悪魔が底のない所に投げ込まれることは,イザヤ書 14章にも預言的に述べられていました。その章の中で,最高至上の神のようになろうとした野心的なバビロン王はサタン悪魔を表わしています。バビロン王をくつがえすことについて,15節から,ヱホバ神はこう言われています,『されどなんぢは陰府におとされ坑の最下にいられん……それ悪を行うものの裔はとこしえにその名をよばるることなかるべし。』― イザヤ 14:15-20。

古代バビロンの王は,キリスト前539年にその都が滅ぼされたとき,実際に殺されました。古代バビロンの王のうえにこの預言が文字通りに成就して王が殺されたことは,次のことを確証しました。すなわち,ハルマゲドンの戦いのとき,サタン悪魔とその悪しき使たちは底のない所に投げこまれ,この預言は完全な意味で成就するという事です。悪魔の千年間閉ぢ込められる場所が底のないところと呼ばれている事実も,悪魔が殺されるということを理解するうえに少しも妨げとはなりません。ロマ書 16章6,7節において,『底知れぬ所』は死の場所を指すために使われており,人はその場所から生命によみがえされます。ここで,底知れぬ所は記憶の墓を指しているに違いありません。そこは主イエス・キリストがほとんど3日のあいだ死んで横たえられていた所であり,またイエスはヱホバの力によつてそこからよみがえされました。ロマ書 10章6,7節にはこうしるされているからです,『しかし,信仰による義は,こう言っている,「あなたは心のうちで,だれが天に上るであろうかと言うな」。それは,キリストを引き降ろすことである。また,「だれが底知れぬ所に下るであろうかと言うな」。それは,キリストを死人の中から引き上げることである。』

もとの蛇によつて踵を砕かれたゆえに,イエス・キリストはこの底知れぬ所にほとんど3日のあいだ死んでいました。イエス・キリストの場合に,底知れぬ所が死の場所を意味しており,また,そこから生命によみがえされたのであれば,ハルマゲドンのとき,キリストがサタン,悪魔と悪鬼を投げ込んで千年のあいだ閉ぢ込める底知れぬ所も同様に死の場所を意味しているに違いありません。キリストの千年統治が終るとき,完全となつた従順な人類に最後の試験を与え,その動かない忠誠と忠実を試みるために,サタン,悪魔と悪鬼たちはその場所から出されるのです。ゆえに,もとの蛇,サタン,悪魔がハルマゲドンの戦いの最高潮のとき底知れぬ所に投げ込まれることは,神の女の裔がサタンの頭を砕くというエデンの預言の成就に違いありません。それは殺すことを意味していると考えられます。

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