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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1984
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確かな導きにしたがって歩む

支配者がまず自分の顧問の助言を求めずに政治的な決定を下すことがあるでしょうか。ビジネスマンは専門家に相談することなく大きな投資をするでしょうか。医師は他の医師とまず協議することもせずに危険な手術を行なうでしょうか。政治でも,ビジネスでも,医学でも,相談をすることの価値は認められています。コンサルタント(相談にのること)を業とする会社もあるほどです。そうした会社は特定の分野を専門にしており,それらの分野でのビジネスに優れた導きを与えることができます。

専門家に相談することによって導きを求めるのは賢明な方針といえます。ソロモン王はこの点をずっと昔に指摘し,「巧みな指導がないと民は倒れる。しかし,助言者の多いところには救いがある」と述べました。(箴言 11:14)人はビジネスや政治上の試みについて熟達した導きの必要を認め,自分たちの結婚についても導きを求めますが,自分たちの人生の歩みということになると導きを退けます。

人間の試みに専門家の助言を得ることが重要なら,人生の道筋に専門家の導きを得るのはそれ以上に重要なのではありませんか。現在のところこの人生の道筋は短いものですが,いつまでもそうである訳ではありません。人間が「定めのない時に至る命」の祝福を得ることが創造者のお目的なのです。(詩編 133:3)しかし,その祝福を受けるには,人生の道筋に専門家の導きを得なければなりません。

すべての命の源であられるエホバ神よりも優れた専門家からの導きをどこに求められるでしょうか。エホバのお与えになる助言は得られる助言の中で最良のものです。それに従うのは当人にとって最善の益になります。

その導きは神との専用の回線,つまり神との独占的な交渉を持つと主張する人の所へ行って得られる訳ではありません。そのような人が与える導きは至上の助言者からの助言ではありません。神の導きを得られる唯一の場所はその書き記されたみ言葉,聖書の中にあります。人生の歩みを導くための専門家の助言がそこにあるのです。

しかし,自分のビジネスを導くための助言を賢明な仕方で求めながら,自分の人生を導くための神の助言を愚かにもはねつけるビジネスマンは何と多いのでしょう。財政的な投資を守るために専門家の導きが大切であるなら,自分の命を守るために専門家の導きを得るのはさらに大切ではありませんか。ビジネスと命とどちらのほうが大切ですか。

人生の道筋ということになると,大人も子供のようなものです。自分の歩みを導くことができないのです。エレミヤはずっと昔にこの点を指摘し,こう述べました。「エホバよ,地の人の道はその人に属していないことをわたしはよく知っています。自分の歩みを導くことさえ,歩んでいるその人に属しているのではありません」― エレミヤ 10:23。

この事実は今の世の状態から明白です。神のみ言葉の賢明な導きを退けたために,世はひどい混乱状態にあるのです。世は腐敗に食い尽くされ,暴力に引き裂かれています。これは人生の道筋において自らの歩みを導こうとした人間の愚かな努力の結果です。その愚かな行為は,遠い昔にエバが神の導きに従う代わりに自ら正邪を決めたいと思った時に始まりました。

この愚かな行為が大人の世界にもたらした問題だけでは不十分だと言わんばかりに,現代の多くの教育者たちはそうした道こそ子供を育ててゆく道だと考えています。非指示的教育というのがそうした教育者たちの方針です。何を学ぶべきか子供たち自身に決めさせ,子供たちに自らの歩みを導かせ,どんな状況のもとでも懲らしめを与えてはならないというのです。そうした人々は,懲らしめを与えると子供たちが気落ちして欲求不満に陥ると考えているようです。これほど真理からかけ離れた考えはありません。

コスモポリタン誌に載せられた,そのような教育者を非難する一記事は次のように述べていました。「もっとひどいのは,教えることが教師の役割であるとは考えない教師たちさえいることである。……集団力学の微妙なバランスをくずす恐れがあるので,教師はどんな意見や考えをも言い表わそうとすべきではなく,教師が次第に消えていくことが理想とされている」。

子供たちには自らを導く能力がありません。子供たちには,自分たちに導きを与え,自分たちのために決定を下し,何にもまして自分たちに懲らしめを与える大人が必要です。子供たちは自分たちにとって良いものを認識するにはまだまだ未熟なのです。大人が賢明な導きを必要としていることが世界情勢から明らかなのであれば,子供たちにはその必要はさらに大きいと言わなければなりません。

神の導きを求めなさい

自らの人生の歩みを選ぶのは各自の自由ですが,聖書の知恵による導きを拒むなら,それは自分にとって最善の益となる選択にはなりません。神のみ言葉の助言に留意することによって自らの歩みに神の導きを受けることが,短い寿命を定めのない時まで延ばす唯一の方法なのです。「我が子よ,聞いて,わたしのことばを受け入れよ。そうすれば,あなたのために命の年が多くなる。わたしは知恵の道をあなたに教え諭し,廉直の進路をあなたに踏み進ませよう。あなたが歩くとき,あなたの歩みは狭められず,あなたは走っても,つまずかないであろう」― 箴言 4:10-12。

人生とその諸問題に関する最も偉大な専門家から賢明な助言と導きを受けるようにしましょう。神はご自分の臣民をご存じです。あなたにとって何が最善であるかを知っておられるのです。自分の歩みが神の知恵によって導かれているなら,人生の数多くの落とし穴に陥らずにすみます。神の導きを退ける人々に臨む問題や心痛を味わうことはありません。神は書き記されたご自分のみ言葉を通して,「わたしに歩むべき道を知らせてください」と述べてダビデ王の求めたものをあなたにも与えてくださいます。―詩編 143:8。

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