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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1966
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音楽の授業とクリスチャンの子供たち

ニューヨーク市のあるエホバの証人の全時間奉仕者は,娘と学校の教師に関する経験を述べています。「私の末の娘は,学校で上級音楽クラスで学ぶ資格があるのに,そのクラスから除外されました。娘は,上級クラスほど進んでいないふつうのクラスに移されました。聖書に基づいた信仰のために,娘が愛国的なあるいは宗教的な曲を演奏しないので,ふつうのクラスに移すことが必要です,と先生は説明しました。最初,私はそのままにするより仕方がないと思いました。しかし娘は楽器をとても習いたがっていました。父親の俸給では音楽の個人教授を受ける余裕がないのを知っているので,娘は公立学校制度による設備のもとで音楽の勉強をすることを楽しみにしていたのです。

「私はその出来事について考えれば考えるほど,事態が不公平だと感じ,主人とそのことを話し合いました。主人は調査に値する問題だと考えました。翌日,私は学校へ行き,娘の受け持ちの先生と,音楽教師および2人の副校長と話し合いました。『音楽クラスの全生徒はすべての曲を演奏しなければならないので,お嬢さんのことは仕方がありません』と,彼らは言いました。

「次の週,地区の公立学校の指導主事に連絡したところ,指導主事は,校長にその問題を報告するようにと言いました。副校長は,自分の意見を校長に報告したと思っていたので,私は驚きました。翌日,校長を訪ね,他の人々に話したように,校長にも説明してみました。教師は,他の子供たちの宗教的信念を考慮し,それを教科課程にも含めていることを,私は説明しました。例えば多くの子供には宗教教育のため水曜日には早く学校から帰ることが許されています。金曜日には,ある生徒の宗教的信念のために,簡易食堂では肉を出しません。私は次のように言いました。『私たちはエホバの証人です。私たちの子供はあなたの学校にいます。私たちはこの学校にずっとお世話になるつもりです。全教科課程の運営にあたって私たちを考慮に入れていただく時期ではありませんか』。

「校長は注意深く聞きました。それから,副校長の意見を聞きました。そして校長は次のように言いました。『このような問題は初めてです。しかし,音楽教育を受ける資格がお子さんにあるなら,ご希望の音楽クラスに入れましょう』。校長は音楽教師を呼びました。どの曲でもすべての生徒が演奏すべきことを音楽教師は力説しました。愛国的な歌は二つしか教えられていないことを校長が知った時,教師は娘が宗教的な曲をどれも演奏しなかったことを校長に話しました。校長は教師を見つめ,『ところであなたはいくつの宗教歌を教えますか』とたずねました。教師は『赤鼻をしたトナカイルドルフ』と『信仰ある者よ,来たれ』など歌の名前をいくつかあげました。校長はその時さえぎって,このように言いました。『ちょっと待ちなさい! その歌をやめなさい。私もその歌はきらいです』。

「娘はもとのクラスにもどされることになりました。校長は,音楽クラスから移されていたもう1人のエホバの証人の男の生徒について尋ねました。副校長は,それ以上の手段をとる前に少年の両親を呼びましょうと言いました。しかし校長は『それには及びません。その子供をもとのクラスに入れなさい』と答えました。実際に3人の子供がこの問題に関係していたことを知った時,校長は次のように言いました。『その子供たちを全部もとのクラスに入れなさい。子供たちの宗教的な信仰と一致しない曲が演奏される時,他の人が演奏する間静かにすわっていれば良いのです』。

「その後校長は言いました。『私たちには,あなたのような父親の協力が必要です。数日後に開かれる会合に来て下さいますか』。私はエホバの証人としていつも非常に忙がしいのですが,もしできれば出席したいと答えました。校長はエホバの証人のことを知っており,またエホバの証人の雑誌を読んで,それが世界情勢を適切にとらえた実際的な雑誌であると言いました。

「やがて集会の通知の葉書が届きました。私が水曜日の朝出席した集会は,学校の理事をつとめる婦人の集まりでした。彼らは学校の問題を討議するため,校長とともに毎月会合します。また地区の指導主事を訪問し,問題の対処の仕方を研究します。この集まりで,私は理事の一員になる招待を受けました。私は招特に感謝しましたが奉仕者としての責任があるためにその申し出を断わりました。学校をあとにした時,すべてのことがエホバの誉れと,エホバの民の益のためになったことを,私はエホバに深く感謝しました」。

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