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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1969
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神の導き

聖書の勉強を望む誠実な人が,打ち勝ちがたい障害物のために,援助を受けられない場合はあるものです。そのような人にも心を配られるエホバ神は,しばしば巧妙な措置を講じて彼らが援助をえられるようにしてくださいます。つぎにかかげる,カリフォルニア州,サンロレンソに住むあるエホバの証人の経験は,そのことをよく物語っています。

「私には韓国生まれの義理のいとこがいて,ここアメリカに住んでいます。このいとこはまえまえから私や彼女の義妹に,聖書を教えて下さいと言っていました。でもそれは不可能でした。というのは彼女があまり英語を知らないので,わたしたちには彼女の言うことが理解できないのです。韓国語訳の本はもっていましたが,わたしたちが必要な個人的援助を与えられないので,悲しく思っていました。御国会館の集会に出席しても,そこで行なわれていることが理解できなくて,泣いてばかりいました。私はその間もずっと韓国人の証人をさがしていたのですが,ひとりも見つかりません。まったく途方に暮れてしまいました。

「地域大会の最終日のこと,私は駐車場で自分の車をさがしているうちに道に迷ってしまいました。エホバが巧みに事を運んでおられたことは明らかです。というのはそこで偶然,バプテスマを受けたばかりの証人を連れた友だちに会ったのです。そうです。そのバプテスマを受けたばかりの証人というのが韓国人だったのです。私はさっそく,親せきの者に聖書を教えていただけませんか,と頼みました。彼女はこおどりして喜びました。彼女も英語があまり上手でないので,韓国語で聖書研究を司会できますように,とエホバに祈っていたところだったからです。私の義理のいとこも同じことを祈っていたのです。

「打ち合わせができて,ふたりが会ったときの喜びようはたいへんなもので,涙を流し,抱き合って喜びました。新たにバプテスマを受けた証人は,別の韓国人の証人からまだ援助を受けていたので,私の親せきは,その勉強にも参加することになりました。現在,彼女は,ふたりの韓国人の友をもち,自国語で2倍の霊的な食物を受けています。エホバが,神を知ることを望む者に愛の手をさしのべてくださることはたしかです。

マサチューセッツ州,アーリントンに住む別の証人はつぎのような報告を寄せました。

「私はいま,あるトレーラー駐車場に住む若い婦人に聖書を教えています。ある日,彼女は私に,このトレーラー駐車場にはもうひとり聖書に関心のある人がいます,と言いました。彼女は,一緒に勉強するようにその人を誘いましたが,その家族には幼いふた子の女の子もおり,彼らを養うために働かねばならないので,それができないのだ,ということでした。彼女の話によると,その婦人は駐車場の中のいちばん端のトレーラーに住んでいるとのことでした。それで私は彼女を尋ねる約束をしました。

「私が行くとフランス語のアクセントのある若い婦人が,袋を手にしたまま出てきて,『どうぞおはりください』と言いました。私は彼女に,私がだれかをご存じですか,と尋ねてみました。彼女は,わかっています。と言ってまた中にはいるようにすすめました。そこで中にはいって訪問の目的を説明しはじめると,彼女はそれをさえぎって,『ちょっとお待ちください。もってきますから』と言いました。どうもわたしをだれかとまちがえているようでした。しかし彼女は私がそれを言うまもなく立って行きました。私は腰をかける気になれませんでした。私がだれであるかを知れば彼女はきっと追い返すでしょうから。

「彼女はもどってきました。彼女が取りに行ったのは,フランス語の『新世界訳聖書』と,ものみの塔協会の英語の出版物でした。『おすわりください。お勉強しましょう』と彼女はにこやかに言いました。私はすっかり驚いてしまい,この人がこれほどの関心をもっていることを,もうひとりの人はどうして教えてくれなかったのか不思議に思いました。

「それで私がふた子の女の子のことについて尋ねると,彼女は『ふた子ですって?』と言いました。ふた子の小さいお嬢さんがいらっしゃるんじゃあありませんか,と聞くと,彼女はいいえ,いませんと答えました。そこで,私と一緒に勉強している近所の人のことを尋ねたところ,その人のことも知りませんでした。彼女はまた言いました。『どうぞお勉強をはじめてください』。駐車場の中に住むふた子の女の子がいるかたというのはだれですか,と私は聞きました。彼女の話によると,そのひとは道の向こう側のいちばん端のトレラーに住んでいるとのことでした。彼女はまた言いました。『さあお勉強をしましょう』。私たちは勉強をしました。この勉強は過去3週間つづいています。

「このフランス人の娘さんは,テキサス州で勉強していたようです。それからバージニア州に移転して,ある教会に属する義母と一緒に住むようになりました。彼女がそこに住んでいる間に,エホバの証人が尋ねてきました。が,その後,尋ねてこないので不審に思っていました。私が訪問してから1週間後,彼女はバージニア州のエホバの証人から1通の手紙を受け取りました。それによると,エホバの証人はそのあとも訪問したのですが,彼女の義理のおかあさんに断わられたとのことでした。おかあさんは,エホバの証人がきたことを娘に言わなかったのです。それでもエホバは,このトレーラー駐車場の中で,4列あるトレーラーの,8台の『いちばん端のトレーラー』に住む,霊的な援助を必要とする人に私を導いてくださったのです」。

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