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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1977
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読者からの質問

● ヤコブ 4章5節には,聖書からの引用が含まれているようですが,ヤコブはどの聖句を引用していたのですか。またヤコブは何を言おうとしていたのでしょうか。

ヤコブ 4章5節にはこう記されています。「あるいは,あなたがたにとって,『わたしたちのうちに宿っている霊は,そねみの傾向をもって絶えず慕う』と聖句が述べていることは無益に思えるのですか」。

実際のところ,弟子ヤコブが引用した聖句としてはっきり挙げられるような単一の聖句はありません。恐らくヤコブは,幾つかの聖句に見られる基本的な考えを,言わば簡単にまとめていたのでしょう。

ヘブライ語聖書の中には,ヤコブの言葉遣いに見合う特定の聖句がないため,聖書注釈者の中には,ヤコブが外典や失なわれた書物から引用していると示唆する人もいます。しかし,霊感を受けた,クリスチャン・ギリシャ語聖書の筆者たちが「聖句が述べている」という表現を用いる場合,ヘブライ語原典からであれ,そのギリシャ語訳からであれ,霊感された正典から引用したり,一部を参照したりしているという点で一貫しています。(ヨハネ 19:37。ローマ 4:3; 9:17。ガラテア 4:30。テモテ第一 5:18)ギリシャ語聖書の筆者が,聖書の正典として認められていない外典から引用することはありませんでした。

聖書中の幾つかの言葉は,不完全な人間が罪深い傾向を負っているという事実を示しています。例えば,次のように記されています。『エホバ 人の悪の……大なるとその心の思いのすべてはかる所の常にただ悪きのみなるを見たまえり』。また,『悪者の魂は悪をねがふ』。(創世 6:5; 8:21。詩 51:3-5。箴 21:10。エレミヤ 17:9。ガラテア 5:17)またエホバは,多くの問題を引き起こすそねみや貪欲や競争心などの精神を,明確に非としておられます。(出エジプト 20:17。詩 37:1; 73:3。伝道 4:4)ですから弟子ヤコブは,要点を述べる際に,そうした基本的な考えをまとめて,「聖句が述べている」という言い方で紹介することができたのでしょう。―ローマ 3:9-18と比較してください。

ヤコブは,クリスチャンの兄弟たちに,争いや戦いや闘争などを非とするよう諭したばかりでした。(ヤコブ 4:1,2)次いで,世との交友が,神との敵対を意味するということを指摘しています。(ヤコブ 4:4)これらの考えが,5節の中で次のようにうまく結び合わされています。「あるいは,あなたがたにとって,『わたしたちのうちに宿っている霊は,そねみの傾向をもって絶えず慕う』と聖句が述べていることは無益に思えるのですか」。そうです,悪やそねみの傾向,またはその生み出す実に屈する人は,自ら神に敵対する立場に身を置きます。神の言葉の趣旨は,そのことを裏付けています。それからヤコブは,箴言を引用し,問題を次のように締めくくっています。「しかし,神が与えてくださる過分のご親切はそれに勝るのです。ですから,[箴言 3章34節で]こう述べられています。『神はごう慢な者に敵対し,謙遜な者に過分のご親切を施される』」― ヤコブ 4:6。

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