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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1979
塔79 5/1 26–27ページ

詩篇

危険に面したときのよりどころ

ダビデ王は非常に困難な状況に直面しました。ダビデの実の息子アブサロム自らが王の名乗りを上げ,王位を奪おうとたくらんでいたのです。反抗的なこの息子が自分の側に非常に多くの人々を引き入れたため,ダビデは首都エルサレムから逃れざるを得なくなりました。それでもダビデはエホバに全幅の信頼を置き続けました。

それは,ダビデがアブサロムから逃れるときに作った調べを見るとよく分かります。(詩 3篇,表題)使者はこう報告しました。「イスラエルの人々の心はアブサロムにつくようになりました」。(サムエル後 15:13,新)事態がこのように発展したことはダビデを当惑させました。そして,なぜこうなったのか,アブサロムはどのように多くの支持者を得られたのかと考えました。そういうわけで,ダビデは詩篇 3篇の中でこう叫んでいるのです。「ああエホバ,なぜわたしに敵対する者は多くなったのでしょう。なぜ多くの者はわたしに敵対して立ち上がるのでしょう」― 1節,新。

事態が非常に険悪であったため,多くのイスラエル人は,至高者といえども,ダビデがアブサロム一門の前に倒れることは防げないと考えました。この点についてダビデは次のように述べました。「多くの者はわたしの魂について言っています,『彼に対しては神による救いはない』と」。(詩 3:2,新)しかし,これはダビデの確信を弱めましたか。そうではありません。ダビデはこう続けているからです。「ですが,エホバよ,あなたはわたしの周りを囲む盾,わたしの栄光,わたしの頭を高く上げてくださる方。わたしは声を上げてエホバに呼びかけよう。すると,その聖なる山からわたしに答えてくださる」― 詩 3:3,4,新。

ダビデはエホバを,盾が戦士を保護するように自分を保護してくださる方,災いから守ってくださる方とみなしていました。アブサロムから逃げていたとき,ダビデははだしで泣きながら,そして頭を覆って歩きました。(サムエル後 15:30)確かにダビデの頭は屈辱のゆえにうなだれていました。それでもダビデは,至高者が自分の地位を栄光あるものに変えてくださり,自分の頭を上げ,それを高くまっすぐに保てるようにしてくださるということを疑いませんでした。そのわけで,ダビデは,エホバが答えてくださることを確信してエホバに助けを呼び求めたのです。エホバの臨在の象徴である契約の箱がシオン山に戻されていたので,ダビデは適切にも,自分の祈りに対する答えが神の聖なる山から与えられたことに言及しました。―サムエル後 15:24,25。

それゆえ,不意打ちの危険が高まっていた夜でさえ,ダビデは寝ることを恐れたりしませんでした。ダビデの言葉は次のようなものです。「わたしは身を横たえて眠ろう。わたしは必ず目を覚ます。エホバがわたしを支えていてくださるから」。(詩 3:5,新)エホバの救いの力に対する強い確信を表わしてダビデはこう書きました。「わたしの周りに陣形を組んだ幾万の民をわたしは恐れない。エホバよ立ち上がって,わたしを救ってください。ああ,わたしの神! わたしのすべての敵のあごを是非打ってください。あなたは邪悪な者たちの歯を砕いてくださらねばならないのです。救いはエホバにあります。あなたの祝福はあなたの民の上にあります」― 詩 3:6-8,新。

ダビデの敵の歯が砕かれるということは,傷付ける力が砕かれることを意味していました。そうした救いをもたらすことができるのはエホバだけです。そのため,詩篇作者は『救いはエホバのもの』と認めたのです。そして,自分の個人的な困難について考えたダビデは,すぐに,神の民全体について考えるよう動かされ,神の民の上に神の祝福を祈り求めます。

ダビデと同じように,わたしたちも人間への恐れに負けてはなりません。邪悪な人々が何を行なおうとも,エホバはご自分の民を見捨てられず,また,民が地上からぬぐい去られるようなことを許されません。それゆえわたしたちもまた,引き続き救いを至高者に帰すことができますように。

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