覚えていますか
あなたは最近号の「ものみの塔」誌を注意深くお読みになりましたか。もしそうでしたら,きっと次の点を覚えておられるでしょう。
● 使徒 20章18-21節の使徒パウロの言葉をどのように理解すべきでしょうか。
アジアに入った「最初の日」から,パウロは『徹底的な証しをしました』。パウロはこれを「公にも家から家にも」行ない,霊的な思いを持つ人々を探し,次いでそれらの人々を定期的に教え,後には必要に応じて牧羊の訪問を行ないました。このすべては,エホバの証人が今日行なっている業の優れた型となっています。―79年10月15日号,11-13ページ。
● 『山々の頂が実りこぼれる』という詩篇 72篇16節(新)の言葉は何を意味しているのでしょうか。
神の祝福を受けて,地上は豊かに産物をいだすでしょう。山頂は普通,穀物がよく育つ場所ではありません。ですからこれは,最初にソロモン王の統治下で,そして最終的にイエス・キリストの統治下で享受されることになっていた豊かさを美しく描いたものです。―79年11月15日号,8ページ。
● エレミヤはなぜエホバのことを「諸国民の王」と呼びましたか。―エレミヤ 10:7,新。
エホバは傑出した王,また至上者であり,他のすべての王を支配しておられます。至高者は,シホンとオグなどの王たちに対する勝利をイスラエルの人々に与えられました。このように諸国民の支配者たちに敵する行動を取ることにより,ご自分のまさった王権を示されました。―79年11月15日号,20ページ。
● エレミヤはどうして,「エホバよ,あなたはわたしをだましました」と言ったのですか。―エレミヤ 20:7,新。
エレミヤは益となる仕方でだまされました。神の言葉はエレミヤに説得力をもって働きかけました。エホバはエレミヤの弱さよりも強いことを示され,預言者エレミヤが忍耐して神の奉仕を最後まで全うできるようにしてくださいました。―79年12月1日号,31ページ。
● エレミヤ 24章1,2節(新)に記されている『良い』いちじくと『悪い』いちじくはどんな木から取られますか。また,それらは何を表わしていますか。
象徴的ないちじくはイスラエル国民という木から取られました。『良いいちじく』は同国民の悔い改めた残りの者を表わし,一方『悪いいちじく』は不忠実な者たちを示していました。現代の成就は真のクリスチャンと,それとは対照的に悔い改めようとしないキリスト教世界とに見られます。―79年12月15日号,18,19ページ。
● キリストの千年統治に関する真理がゆがめられたのはなぜですか。
西暦一世紀には,使徒たちが,キリスト教の教えを純粋に保つ抑制力を行使していました。しかし,使徒たちの死後間もなく,真の信仰からの背教が生じました。これはやがて,相反する宗派間の見解を数多く生むようになりました。―80年1月15日号,5,6ページ。