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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1981
塔81 2/15 30–31ページ

読者からの質問

● 1980年3月1日号の「ものみの塔」誌は,国際連合を「第八世界強国」としています。英米,つまり第七世界強国が最後の世界強国なのではありませんか。

国際連盟の後身としての国際連合は,構成国・影響力・組織が世界的規模のものであるという点において「世界強国」です。

しかしながら,英米連合体は第七世界強国として強力な支配的地位を維持しています。ソ連でさえ,軍事力・政治力・商業力の面で優勢になってこれをしのぐまでには至っていません。聖書は,こうした意味で,世界強国は野獣の七つの頭に対応して七つだけであることを示しています。(啓示 13:1)「南の王」である英米世界強国と社会主義の「北の王」との間に対立や競争がありますが,両者が終わりを迎える前に後者が前者に取って代わって第八世界強国になることを示唆するものは聖書にはありません。―ダニエル 11:40-45。

しかし,両「超大国」は世界の他の諸国家と共に互いに協力して,わずかな例外はあるものの,国際連合機構の創設と維持を図ってきました。国際連合を表わす緋色の野獣が「それ自身は八人めの王でもあるが,[その七人]から出,去って滅びに至る」と述べられているように,これは預言の成就です。(啓示 17:9-11[英文新世界訳])この野獣も,幾世紀もの過去から現在に至るまで世界の表舞台に登場してきた七つの世界強国に対応する七つの頭を持っています。しかし,緋色の野獣全体は,その七つの頭も含め,「八人めの王」のようになります。国際連合は,構成国が自国の主権を保持しつつも,その総意を諸国家全体に行なわせるための一つの道具であるからです。

国際連合それ自体は強大な力を有してはいません。常備軍を保持してすらおらず,必要に応じて構成国が特別に軍隊を出し合うことになっています。実際,その存在と力はそれを構成する国々に由来します。初めに国際連盟,次いで国際連合の創設に指導的役割を果たした英米世界強国について,このことは特に当てはまります。(啓示 13:11-15)聖書の示すところによると,国際連合はその存在を負っている諸国家すべてと共に滅びに至りますが,それに先立ってこの『第八』世界強国は,獣の「十本の角」として指導的役割を果たす主立った支配分子と共に,偽りの宗教の世界帝国である「大いなるバビロン」に敵意を表わし,これを滅ぼします。―啓示 17:12-18。

● ローマ 8章19節に述べられている,「神の子たちの表わし示されること」はいつ起きますか。また,それにはどんな目的があるのでしょうか。

パウロは自分自身と油そそがれた他の「神の子たち」に言及し,「わたしたちのうちに表わし示されようとしている栄光」のことを述べていますが,そこで,天の命によみがえらされる時にこれらの人々にもたらされる栄光のことを語っていたのは明らかです。(ローマ 8:18)しかし,これら栄光を受けた「神の子たち」が地上の人類のためにその務めを果たすようになって初めて,王国の地上の臣民は「神の子たちの表わし示されること」を経験し始めるのです。

パウロは,『神の子たちの表わし示されることを待つ創造物のせつなる期待』について語っています。ですから,信仰を持つ人々は幾世紀もの間彼らの「表わし示される」時を切望してきました。そののち安らぎの得られることを知っていたからです。ハルマゲドンの時,すなわち「主イエスがその強力な使いたちを伴(って)表わし示され」,神の崇拝者たちに「患難をもたらす者に患難をもって報い(る)」時に,「安らぎ」があるでしょう。これは迫害者や反対者たちにとって滅びを意味します。(テサロニケ第二 1:6-10)啓示 2章26,27節には,復活させられた油そそがれた人々が,神の天的な妻なる組織の「胤」の一部として,キリスト・イエスと共になって邪悪な者たちにこの滅びをもたらすことが示されています。(創世 3:15,新。ガラテア 3:16,29。啓示 16:14,16; 19:11-21)こののち,悪魔と配下の悪霊たちは底知れぬ深みに入れられます。(啓示 20:1-3)反対する霊者と人間の双方が取り除かれるに伴い,圧制や誘惑,人を誤導する宣伝から解放され,言い知れぬ安らぎがもたらされます。待望の神の子たちの表わし示されることが成し遂げられるのはこの時点においてであり,「大患難」を生き残った人類の「大群衆」は彼らが表わし示されることを喜び迎えます。

パウロの示すところによると,反対者が除かれる以上のことが関係しています。パウロは,「神の子たちが表わし示されること」と関連して,「創造物みずからも腐朽への奴隷状態から自由にされ,神の子どもの栄光ある自由を持つようになる」と述べました。(ローマ 8:21)王国の臣民である人間が罪と死の影響からの解放を経験し始めるのは,主イエス・キリストと天における油そそがれたその共同相続者たちが千年統治の期間中に贖いの犠牲の益を適用し始める時のことです。その千年統治の終わりまでに,地上の従順な臣民すべてはイエスと仲間の王また祭司たちの助けを得て,完全な状態に達していることでしょう。解き放たれる悪魔と配下の悪霊たちの試みに遭っても,神に引き続き忠実である人々は,その名前を「命の書」に記されます。(啓示 20:12-15)それから,これらの人々は「神の子どもの栄光ある自由」を心ゆくまで楽しむことになります。(ローマ 8:19-22)こうして,「神の子たちの表わし示されること」の壮大な目的は成し遂げられます。

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