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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1982
塔82 10/15 5–7ページ

攻撃を切り抜けて結婚生活を守る方法

ある既婚の女性がこう言ったことがあります。「人生において,円満な結婚生活ほど幸福なものは余りないと思います。そしてまた,不幸な結婚生活ほど惨めなものも余りないと思います」。このように言うと,結婚は危険度の高い賭のように聞こえます。夫婦は生涯の幸福を勝ち得るか,大変悲惨な経験をすることになるかのどちらかです。

しかし,結婚を何も賭にする必要はありません。結婚は,ある点で,一度も訪れたことのない場所を旅行するのに似ています。もし,目的地に着く方法をはっきり頭に入れずに出発するなら,確かに危険を犯していることになります。しかし,自分よりも前に無事にその旅行を終えた人に相談すれば,危険を相当程度少なくすることができます。円満な結婚生活を送っている人は周囲にたくさんいます。その人々からどんなことを学べるでしょうか。

経験を積んだ案内人たち

結婚して15年以上たつ幾組かの夫婦を対象に,カナダである調査が行なわれました。トロント大学のシュレジンジャー教授は,どんな事柄が円満な結婚生活を営む上で役に立ったか,という質問を出しました。同教授の調査によって浮かび上がったのは,愛・敬意・信頼・意思の伝達という四つの特質の重要性でした。

ある新聞は,70年間幸福な結婚生活を送ってきた一組の夫婦にインタビューしました。ふたりが成功した秘けつはどこにあったでしょうか。信頼,口論しないように努めること,互いに愛情を示し合うこと,他の人々を助けるという共通の目標を持つことなどが挙げられました。

これは古風な考えに聞こえるかもしれません。しかし実際に役立ったのです。長年円満な結婚生活を送ってきた人たちをご存じなら,その秘けつを尋ねてみてはいかがですか。その人たちは恐らく同じようなことを言うでしょう。

しかし,人には有効でも,自分には役立たないとあなたはお感じかもしれません。あなたの背景や性格や問題は幾らか異なっているからです。未知の土地の旅には,起こりそうな危険をすべて警告してくれる案内書を手に入れるのが理想的です。そうすれば,自分にとって特に難しい問題を避けるように旅行計画を立てることができます。結婚のためのそのような案内書があるのでしょうか。そうです,あるのです。そしてだれもこれを調べずに結婚生活へのスタートを切るべきではありません。

必要な案内書

少し前のこと,アレックスという青年がこの案内書を見付けました。アレックスには少年非行,大酒,麻薬の乱用といった背景がありました。おまけに,ベトナムから復員して幻滅を感じていました。アレックスには年若い妻と生まれたばかりの子供がいましたが,その結婚生活は起伏の多い時期に差し掛かっていました。ある朝のこと,アレックスの妻が,かつての軍隊仲間を幾人か家に呼んで一夜飲み明かした夫に向かって,「あなたはわたしのことをちっとも構ってくれないのね。わたしがそばにいることさえ忘れているんですもの!」と言いました。

幸いなことに,アレックスとその妻は案内書を調べることにしました。それから間もなく,アレックスはこのように語りました。「古い友人をほとんど失ってしまいましたが,それでもわたしたちは幸福です。……特に夫婦としての幸福を得ました。このすばらしさは口では表現できません ― 言葉では表わせない気持ちです。……わたしたちの性格が変わったので,家族も感心して見ています」。

不仲な状態から幸福な結婚生活へとアレックス夫妻を導いた案内書は何だったのでしょうか。それは聖書でした。この本は大変古い本ですが,幸福な結婚生活に関して今日ある他のどんなものよりも賢明で有効な助言を与えます。それで,その金言を幾つか考えてみましょう。

知恵の言葉

完全な人は一人もいません。夫婦はお互いの弱点に耐えることを学ばねばなりません。ですから,聖書は次のように述べています。「優しい同情心,親切,へりくだった思い,温和,そして辛抱強さを身に着けなさい。だれかに対して不満の理由がある場合でも,引き続き互いに忍び,互いに惜しみなく許し合いなさい。エホバが惜しみなく許してくださったように,あなた方もそのようにしなさい。しかし,これらすべてに加えて,愛を身に着けなさい。それは結合の完全なきずななのです」― コロサイ 3:12-14。

夫と妻がこの忠告に従うなら,どんな夫婦もうまくやっていけるのではないでしょうか。日々の生活の中で生じる問題の多くを乗り切れるに違いありません。かつては未知の間柄であった新婚夫婦でさえ,もしこうした特質を培うなら,幸福な結婚生活への道を歩むことになるでしょう。

伝えられるところによると,思いやりのない,利己的な,残酷とさえ言える夫たちがいるということです。しかし聖書はこのように助言しています。「夫たちよ,妻を愛し続けなさい。キリストが会衆を愛し……たのと同じようにです。……夫は自分の体のように妻を愛すべきです」。(エフェソス 5:25,28)妻の福祉に心を配り,妻のために犠牲を払う夫は,円満な結婚生活を送ることでしょう。

夫の中には,口論が絶えないことや,いつもがみがみ小言を言われることをこぼす人がいます。聖書は,「妻は夫に対して深い敬意を持つべきです」と述べています。(エフェソス 5:33)この助言に従う妻は,自分自身の幸福を大いに増し加えることになります。

結婚生活を破壊する二つのもの,つまり大酒と不道徳は,聖書の中ではっきり悪事とされています。「淫行の者……姦淫をする者……大酒飲み……はいずれも神の王国を受け継がないのです」。(コリント第一 6:9,10)「結婚はすべての人の間で誉れあるものとされるべきです。また結婚の床は汚れのないものとすべきです。神は淫行の者や姦淫を行なう者を裁かれるからです」― ヘブライ 13:4。

家族が干渉する場合はどうでしょうか。若い夫婦は親を尊敬すべきであると聖書は教えています。しかし,夫が第一に果たすべき責務は妻に対する責務です。イエスは言われました,「『人は父と母を離れて自分の妻に堅く付き,二人は一体となる』……それゆえ,神がくびきで結ばれたものを,人が離してはなりません」。(マタイ 19:5,6)若い夫婦は,親の助言を喜んで受け入れるべきです。しかし,自分たちの生活を親に支配されるようであってはなりません。

実際に役立つ導き

そんな忠告は今の世界ではもう古い,と言う人があるかもしれません。しかし,結婚生活の分野で世界はどんな記録を残しているでしょうか。非常に惨めな記録です。しかし,結婚生活にすでに成功した人々の話を注意深く読んだことがありますか。その人たちは,聖書が勧めている ― そのことを知っていたにせよいなかったにせよ ― 特質があったおかげで,幸福になれたと言っています。あなたはこれに首尾よく反論できますか。

聖書が勧める与える態度を培うなら,何らかの点で損をすることになるでしょうか。そのようなことはありません。与えることは実際に結婚生活の基本です。結婚する人はだれでもある程度の犠牲を払います。でも円満な結婚生活を送れば,それは幸福という形で100倍になって戻ってきます。なぜでしょうか。「受けるより与えるほうが幸福である」からです。―使徒 20:35。

『それは理論としては立派だが,実際の結婚生活では決してそのようにうまくはいかない』と言う人があるかもしれません。これに対する答えは,夫婦がこの聖書の助言に従うよう努力するために,結婚生活が幸福なものになっている例は非常に多いということです。アレックス夫妻のように,深刻な問題がある場合でも,聖書は目指すべき目標を教えてくれます。その目標に向かって夫婦が共に努力するなら,すぐに良い結果が見られます。

では,夫婦の片方だけがそれらの原則に従うよう努力する場合はどうでしょうか。問題は難しくなりますが,希望はあります。夫婦の片方が正しいことを行なうのは,両方共間違ったことをするよりはましです。忍耐すれば,良い結果を期待できます。

韓国に住むある夫は酒に酔うと妻をたたいていました。辛い生活でしたが,それでも妻は結婚を解消するつもりはありませんでした。彼女にとって結婚生活を幸福なものにするという目標は,価値のある目標でした。それで,一方的に,聖書の助言,とりわけ「神の目に大いに価値のある」,「もの静かで温和な霊」を培いなさいという,妻たちに対する助言に従いました。―ペテロ第一 3:4。

その人は11年間辛抱しました。それだけの価値がありましたか。確かにありました。夫はついに心を動かされ,案内書を自分で調べる気になったからです。なぜでしょうか。もし尋ねられるなら,その人は妻の「もの静かで温和な霊」に動かされ,その立派な振舞いの秘けつを探るつもりになったと答えるでしょう。その人は聖書の忠告にある知恵を読み取り,行ないを改めました。

結婚生活は,本当に,「最も満足のゆく,そして最も充実した生き方の一つ」であり得ます。これは別に驚くことではないでしょう。なぜなら結婚の取決めを設けたのは,まさにわたしたちに命を与えてくださったエホバ神であられるからです。(詩編 36:9。創世記 2:18-24)またエホバは,わたしたちが円満な結婚生活を営む助けとして,案内書となる聖書を与えてくださった方でもあるのです。

わたしたちの住む世界には様々な圧力があるために,結婚の制度は今日攻撃にさらされています。しかし,結婚は神からのものですから,それが攻撃を切り抜けることは確実です。そしてもしあなたが,聖書に記されている神の助言に従うなら,あなたの結婚生活も攻撃を切り抜け,あなたも結婚生活が非常に満足のゆく生き方であることに気付かれるでしょう。

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