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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 1983
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『核兵器は異なっている』?

ニューヨーク・タイムズ紙は最近1ページを割いて,米国のカトリック司教会議における反核声明に対する科学者,歴史家,および各界の代表たちの意見を特集した。ロスアラモス科学研究所の元所長で,原子物理学者のハロルド・M・アグニューは次のように書いています。「私が物が言えなくなるほど驚いたことは,バチカンの法王庁直轄の科学学会主催のもとに行なわれた彼らの集会からの引用文であった。それは次のようなものである。『核兵器は通常兵器とは基本的に異なっている。核兵器は戦闘において使用を許されるべき兵器ではない』」。アグニューはこの件を全体的な立場から見て,さらに次のように述べています。

「私は諸教会に,『戦争は全く無意味である。……論争解決のために武力に訴えるべきではない』と言ってもらいたかった。通常戦争を承認して,核戦争を否認する点で,教会は偽善者だと思う」。彼らが最近になって反核を唱える動機として,彼は次のようなことを示唆しています。「教会や他のすべての意志決定者のぶどう酒貯蔵室,物質の富,そして他の所有物は,核戦争が起こるともはや被害を受けずにはすまされない」。あるいは,以前には若者たちだけが被害を受けていたのに,核戦争になると自分たちも脅かされるので,僧職者たちは偽善的にも核兵器だけを非としているのかもしれません。

イエス・キリストは当時の宗教指導者たちの間に見られた同様の偽善を暴いて,次のように言われました。彼らは「重い荷をくくって人の肩に載せますが,自分ではそれを指で動かそうともしません」。―マタイ 23:4。

尾を引くスペイン風邪の影響

わたしたちは,第一次世界大戦後に全世界で少なくとも2,000万の人命を奪ったスペイン風邪ウイルスの後遺症をいまだに被っているのかもしれません。米国の疾病予防センターの疫学者,ライマート・T・ラベンホルト医師によると,世界の保健調査から,第一次大戦後「体の全体に起こる疾病」の著しい増加の背後にはスペイン風邪が存在していると言えそうです。

メディカル・ワールド・ニュース誌に掲載されたラベンホルト医師の研究結果に関する報告は次のように述べています。「1920年代,30年代,40年代に精神病院を満ちあふれさせ,その後減少を見せたそううつ病,精神分裂症,早発性痴呆患者の増加の一因として,[スペイン風邪の]流行があげられるかもしれない」。同医師はまた,今日の年配者たちに見られる心臓病の多くは,心臓の働きをコントロールしている神経にスペイン風邪が損傷を与えたことに発端があるのではないかとも述べています。アルツハイメル病,肺ガン,胃ガン,さらに胃かいようや十二指腸かいようもスペイン風邪に関係があったのではないかと言われています。

このような報告は,(冠を着けて白い馬を乗り進めるイエス・キリストによる)神の王国が1914年に支配権を得たことを示す,聖書の啓示の書の預言的な証拠を確かなものとします。その年に,世界戦争を表わす「火のような色の馬」の騎手も馬を乗り進め始めました。それに続く「青ざめた馬」に乗っている者は「死」を携えており,その及ぼす影響には「死の災厄」が含まれていました。それに相応して,スペイン風邪が1918年に全地で猛威を振るい,当初考えられていたよりももっと致死的な伝染病であることが判明してきているのです。―啓示 6:1-8。ルカ 21:7-11。

「聖書の年」

米国のロナルド・レーガン大統領は最近,1983年を全米「聖書の年」と宣告し,議会の両院によって承認された決議文に署名しました。その決議文は,「聖書の教えを研究し,適用する国家的な必要を」認めたものです。大統領は次のように述べました。「我々は,今までに記された最も重要な音信である神の言葉,すなわち聖書を手に取り,学び,それに注意を向けようとする決心ができるだろうか。そのページには人間が知るようになったあらゆる問題に対する答えが載せられている」。

この点,レーガン大統領は次のように述べた聖書の筆者パウロの言葉と類似した表現をしています。『聖書全体は神の霊感を受けたもので,教え,戒め,物事を正すのに有益です。それは,神の人が十分な能力を備え,あらゆる良い業に対して全く整えられた者となるためです』。(テモテ第二 3:16,17)しかし,「一つの国また一つの国民としての我々を強める」ために聖書を用いるべきであるとの,米国議会の決議文に明記された願いはその通りにはなりそうもありません。聖書それ自体は,人類に永続する祝福をもたらし得るものが神の王国以外にないことを明らかにしているからです。聖書の音信は,ただ単に「一つの国と一つの国民」を強めるためだけのものではなく,王国の支配のもとにあらゆる国の民を一致させるためのものです。―イザヤ 2:2-4。

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