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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2004
塔04 12/1 31ページ

読者からの質問

復活したイエスは,トマスに対してご自分に触るよう促しましたが,その少し前,マリア・マグダレネにはそうさせなかったのはなぜでしょうか。

一部の古い翻訳聖書は,イエスがマリア・マグダレネに対し,ご自分に触ってはならないと述べたような印象を与えています。一例として,文語聖書はイエスの言葉をこう訳出しています。「われに觸るな,我いまだ父の許に昇らぬ故なり」。(ヨハネ 20:17,「旧新約聖書」,日本聖書協会)しかし,普通は「触る」と訳される原語のギリシャ語動詞には,「すがりつく,しがみつく,つかむ,つかまえる,握る」といった意味合いもあります。それで,イエスはマリア・マグダレネがご自分に触れることに異議を唱えたわけではないことが分かります。というのは,イエスは墓にいた他の女性たちが『その足を抱く』のを許されたからです。―マタイ 28:9。

多くの現代訳,例えば「新世界訳」や「新共同訳」は,イエスの語った言葉の真の意味を理解するのに役立ちます。それらの聖書では,「わたしにすがり付くのはやめなさい」といった表現が用いられています。イエスが,親しい仲間であったマリア・マグダレネにそう述べたのはどうしてでしょうか。―ルカ 8:1-3。

マリア・マグダレネは,イエスが今にも昇天して去ってしまうのではないかと恐れたのでしょう。主と共にいたいという強い願いにかられて,イエスにしがみついて放さなかったのです。イエスはマリアを安心させて自分がまだ去るわけではないことを分かってもらうため,すがり付くのをやめて,弟子たちの所に行って自分が復活したことを知らせなさいと告げました。―ヨハネ 20:17。

イエスとトマスとのやり取りはそれとは異なります。イエスが弟子たちの前に現われた時,トマスはそこにいませんでした。トマスは後に,イエスの復活について疑問を表明し,くぎによる傷を見て,やりで刺された脇腹に手を入れないかぎり自分は信じないと言います。八日後,イエスは再び弟子たちに現われます。その時にはトマスも一緒にいて,イエスはトマスに自分の傷に触るよう促します。―ヨハネ 20:24-27。

ですからイエスは,マリア・マグダレネの場合には,マリアが思い違いをして自分を去らせまいとすることに対処していました。しかしトマスの場合には,疑念を持っていた人を助けようとしていました。どちらの場合にも,イエスの行動の仕方には正当な理由があったのです。

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