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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2009
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神に近づく

わたしたちの限界を思いやってくださる方

レビ記 5:2-11

「本当に一生懸命やってみたのですが,十分にできたと思えたことは一度もありませんでした」。これは,神に喜んでいただこうと努力したある女性の言葉です。エホバ神は,ご自分の崇拝者が最善を尽くすとき,その努力を認めてくださるのでしょうか。それぞれの能力や事情を考慮に入れてくださいますか。では,答えを知るために,ある種の捧げ物に関してモーセの律法の中に述べられている事柄を考えてみましょう。その記述はレビ記 5章2-11節にあります。

神は律法により,罪を贖うための様々な犠牲つまり捧げ物をお求めになりました。レビ記 5章のその箇所では,ある人が意図せずに,あるいは思慮を欠いて罪を犯した場合のことが述べられています。(2-4節)その人は,自分が罪を犯したことに気づいたなら,罪を告白して罪科の捧げ物 ― つまり,「雌の子羊か雌の子やぎ」― を差し出さなければなりません。(5,6節)しかし,貧しくて,ささげるための子羊ややぎを持っていない場合は,どうでしょう。律法は当人に,犠牲用の動物をだれかから借り受けて,それゆえに負債を抱えることまで要求していたでしょうか。あるいは,犠牲用の動物を買えるようになるまで働かなければならず,贖罪が先延ばしにされたのでしょうか。

律法には,エホバの優しい思いやりが反映されていました。こう述べられています。「だが,もしその者に羊を出すだけの余裕がなければ,その犯した罪のための罪科の犠牲として,やまばと二羽か若いいえばと二羽をエホバのもとに携えて来なければならない」。(7節)「もしその者に……余裕がなければ」という表現は,「もし彼の手が……届かなければ」とも訳せます。神は,イスラエル人のだれかが貧しくて羊を差し出せない場合,その人の手が届く物 ― やまばと2羽かいえばと2羽 ― を喜んで受け入れてくださいました。

では,2羽の鳥をさえ買い求める資力がない人の場合は,どうでしょうか。律法はこう述べていました。「その犯した罪のための捧げ物として,上等の麦粉十分の一エファ[約2㍑]を罪の捧げ物のために携えて来なければならない」。(11節)エホバは非常に貧しい人のために,例外を設け,血が流されることのない捧げ物でも受け入れることにされました。a イスラエルでは,贖いの祝福や神と和睦する特権を貧しいがゆえに得られない,ということはなかったのです。

わたしたちは,罪科の捧げ物に関するこの律法から,エホバについて何を学べるでしょうか。それはエホバが,ご自分の崇拝者たちの限界を考慮に入れてくださる,同情心豊かな優しい神である,ということです。(詩編 103:14)神は,わたしたちが年老いてゆくとか,病弱であるとか,家族や他の事柄に関する責務を抱えているとかいった辛い境遇にあるとしても,ご自分のもとに来て,ご自分との良い関係を培うよう望んでおられます。わたしたちにとって,自分のできる範囲の事柄すべてを行なうときエホバ神が喜んでくださる,というのは心強いことです。

[脚注]

a 犠牲の動物の持つ贖いとしての価値は,神が神聖とみなすその血にありました。(レビ記 17:11)しかし,そうだからといって,貧しい人の差し出す麦粉の捧げ物には価値がなかった,ということにはなりません。エホバは,そのような捧げ物の背後にある謙遜な進んでささげる精神を高く評価されたに違いありません。貧しい人々も含め国民全体の罪は,年ごとの贖罪の日に神にささげる動物の血によって覆われたのです。―レビ記 16:29,30。

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