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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2012
塔12 5/1 23ページ

ご存じでしたか

使徒パウロが引いて行かれた「裁きの座」とは何のことだったでしょうか。

■ 使徒 18章12,13節の記述によれば,コリントのユダヤ人たちはパウロを,不法な改宗活動のかどで訴え,「裁きの座」に引いて行きました。「裁きの座」と訳されているギリシャ語はベーマで,「段」という意味があります。古代のコリントには,アゴラすなわち市の立つ広場の中心部に壇がありました。会堂もその広場からわずかしか離れていなかったのかもしれません。屋外に設けられていたその壇は,そうした位置にあったので,民衆に語りかける際に用いられました。白と青の大理石で造られ,繊細な彫刻がふんだんに施されたその演壇のそばには,モザイク模様の床に大理石の腰掛けの置かれた控え室が二つありました。

使徒パウロが,アカイアのローマ人総督であった執政官代理ガリオの前に立った時の裁きの座とは,その演壇のことであろうと思われます。座に着いた役人たちは,そこで訴訟事件を審理し,そこから群衆に司法上の決定を告げました。

ギリシャ各地の都市国家では,通常,大勢の人々がそのようなベーマの前に集まり,市民に関することは何でもそこで扱われました。イエスの裁判に関しても,マタイ 27章19節とヨハネ 19章13節のギリシャ語本文では,ポンテオ・ピラトが群衆に語りかけた場所を指すのに,ベーマという語が使われています。―使徒 12:21とも比較してください。

イエスの死に方が一部のユダヤ人にとってつまずきのもとになったのはなぜでしょうか。

■ 使徒パウロは初期クリスチャンに関して,「わたしたちは杭につけられたキリストを宣べ伝え(ます)。これは,ユダヤ人にとってはつまずきのもとであり,諸国民にとっては愚かなことです」と述べています。(コリント第一 1:23)イエスの死に方が一部のユダヤ人にとってつまずきのもとになったのはなぜでしょうか。

イエスの死に方と1世紀当時の中東の文化に関して,聖書注釈者ベン・ウィザリングトン3世は,「当時の世界における最も恥ずべき死に方であり,高潔な殉教と見られることは決してなかった」と述べています。そしてさらに,「当時の世界の人々は,死に方に当人の人柄が最もよく表われる,と考えていた。そうした考え方からすれば,イエスは悪党であり,国家に対する反逆罪を犯した者,反乱を起こした奴隷と同じ処罰を受けるべき者であった」とも述べています。そうした文化的背景からすれば,初期クリスチャンがイエスの死と復活についての話をでっち上げた,という主張は道理にかなっていないようです。

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