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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔 2015
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ご存じでしたか

ヘロデは,エルサレムの神殿を再建する際,どんな難しい問題に直面したでしょうか。

最初はソロモンが丘の上にエルサレムの神殿を建てました。また,その神殿の周囲に階段状の平たんな土地を造るため,丘の東側と西側に,土砂の崩壊を防ぐ擁壁を建造しました。ヘロデは,神殿を最初のソロモンの神殿より壮麗なものにしたいと思い,当時あった神殿の改築と拡張に取りかかりました。

ある画家が描いた,神殿と周囲の城壁

ヘロデの建築技師たちは,階段状の平たんな土地を広げるために,起伏の少ない北側の土地に手を加えました。また,神殿の敷地を南側へ32㍍拡張します。そのために,一連の石造りのアーチと分厚い擁壁を建造しました。その擁壁の高さは,ある箇所では50㍍もありました。

ヘロデは,ユダヤ人の感情を害したり神殿での奉仕や犠牲の奉献を妨げたりしないよう努めました。ユダヤ人の歴史家ヨセフスによれば,権限のない労働者がだれも聖なる領域に入らないよう,ユダヤ人の祭司たちを石工や大工として訓練することさえしました。

神殿の改築・拡張が完了する前にヘロデは亡くなります。西暦30年の時点で工事はすでに46年続いていました。(ヨハネ 2:20)完了したのは,1世紀の半ばごろ,ヘロデのひ孫アグリッパ2世の時代です。

マルタ島の人々が使徒パウロを人殺しとみなしたのは,なぜでしょうか。

正義の女神が不義の女神を打ちたたいている

正義の女神(左)が不義の女神を打ちたたいている

マルタの島民の中には,ギリシャの宗教の概念に影響されていた人たちがいたのかもしれません。パウロが難船してマルタに打ち上げられた後の出来事から分かります。その出来事は「使徒たちの活動」の書に記録されています。難船した人々のためにたかれた火に,パウロがひとかかえの木の枝をくべた時,1匹のまむしが手にかみつきました。それを見た島民はこう言いました。「きっとこの男は人殺しだ。海からは無事に助かったものの,正義の懲罰が彼をそのまま生かしてはおかなかったのだ」。―使徒 28:4。

ここで「正義」と訳されているギリシャ語は,「ディケー」です。ディケーは,抽象的な意味では正義を表わしますが,ギリシャ神話の中では正義の女神の名前です。この女神は人類を見守り,発覚していない不正をゼウスに報告して,罪を犯した者が罰せられるようにする,と考えられていました。ですから,ある参考文献によると,マルタ島の住民はこう考えていたのかもしれません。「パウロは海からは無事に逃れたが,……女神ディケーに目を付けられていたので,まむしにかまれたのだ」と。しかし,パウロが害を受けないことが明らかになると,島民はその考えを変えました。

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