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  • 塔研18 3月号 8–12ページ
  • 親の皆さん,お子さんがバプテスマに向けて進歩するよう助けていますか

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  • 親の皆さん,お子さんがバプテスマに向けて進歩するよう助けていますか
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エホバの王国を告げ知らせるものみの塔(研究用)2018
塔研18 3月号 8–12ページ
親と娘

親の皆さん,お子さんがバプテスマに向けて進歩するよう助けていますか

「なぜためらうのですか。立って,バプテスマを受け……なさい」。使徒 22:16

歌: 59,89

次の聖句は,バプテスマに向けて進歩するよう子どもを助けるうえでどのように役立ちますか

  • コロサイ 1:9,10

  • 伝道の書 12:1

  • ヤコブ 4:17

1. 親は子どもがバプテスマを受ける前に,どんなことを確かめたいと思うはずですか。

「わたしは何か月も両親に,バプテスマを受けたいと言い続けました。両親は何度もわたしと話し合ってくれました。バプテスマに伴う責任を本当に理解しているのか,確かめたかったのだと思います。1934年12月31日,人生で最も大切な日を迎えました」。ブロッサム・ブラントは,バプテスマを受ける決定をした時のことをそう書いています。親の皆さんは,お子さんに賢明な決定を下してほしいと思っているでしょう。バプテスマを不必要に遅らせるなら,お子さんはエホバとの良い関係を築けなくなります。(ヤコ 4:17)とはいえ,バプテスマを受ける前に,お子さんがキリストの弟子としての責任を担えるかどうかを確かめたいと思うことでしょう。

2. (イ)ある巡回監督たちはどんなことを心配していますか。(ロ)この記事ではどんなことを考えますか。

2 ある巡回監督たちは,クリスチャンの家庭で育った若者の中に,10代後半や20代前半になってもバプテスマを受けていない人たちがいることを心配しています。集会に出席し,伝道もしています。自分がエホバの証人であると思っています。しかし,エホバに献身してバプテスマを受けることをためらっています。親がバプテスマをとどめている場合もあります。なぜとどめるのでしょうか。この記事では,ある親たちが心配している事柄を4つ取り上げます。

まだ若すぎるのではないか

3. ブロッサムの親はどんなことを心配していましたか。

3 ブロッサムの親は,娘がまだ若いので,バプテスマの意味とバプテスマに伴う責任をきちんと理解しているかを心配していました。どうすれば,子どもが献身できる段階に達しているかを確かめられるでしょうか。

4. 親は,マタイ 28章19,20節にあるイエスの命令からどんなことを学べますか。

4 マタイ 28:19,20を読む。前の記事で学んだように,聖書はバプテスマを受けるべき年齢を定めていません。でも,子どもを教えるうえで,人々を弟子にするとはどういうことかを考えることは役立ちます。マタイ 28章19節で「弟子と[する]」と訳されているギリシャ語には,弟子にするという目的を持って教えるという意味があります。弟子とは,イエスの教えを学んで理解し,それを守り行なう決意をしている人のことです。クリスチャンである親は,バプテスマを受けたキリストの弟子になるよう助けるという目的を持って,子どもを幼い時から教える必要があります。もちろん,幼児はバプテスマを受けることができません。でも聖書を調べると,子どもでも聖書の真理を理解し愛することができる,ということが分かります。

5,6. (イ)テモテはどのようにしてバプテスマを受けた弟子になりましたか。(ロ)親はどのように子どもを助けることができますか。

5 テモテは若い時に真理を自分のものにした弟子の一人です。使徒パウロは,テモテが幼い時から聖書の真理を学んだと述べています。父親はギリシャ人でしたが,ユダヤ人の母親と祖母から聖書を学び,真理への愛を培いました。その結果,強い信仰を築くことができました。(テモ二 1:5; 3:14,15)10代後半か20代前半には,クリスチャン会衆で特別な割り当てを受けることができる弟子と見られていました。(使徒 16:1-3)

6 もちろん,子どもはそれぞれ異なり,精神的,感情的な成長の度合いも違います。若くても真理を理解してバプテスマを受ける決定を下せる子どももいますが,すべての子どもがそうとは限りません。ですから親は,バプテスマを受けるよう子どもに圧力をかけるべきではありません。子どもがエホバとの関係を強められるよう,子どもの成長に応じた援助を与える必要があります。親は子どもが箴言 27章11節にあるエホバのお考えを意識して行動する時,うれしく思うことでしょう。(読む。)とはいえ,キリストの弟子になるよう子どもを助ける,という目標を忘れるべきではありません。でも,ある親はこう思うかもしれません。「うちの子は神に献身してバプテスマを受けるのに十分な知識を持っているだろうか」。

十分な知識を持っているだろうか

7. バプテスマを受けるために,聖書の教えを細かな点まですべて知る必要がありますか。説明してください。

7 親は,子どもが十分な知識を得,その知識に基づいて献身することを願っています。とはいえ,神に献身してバプテスマを受けるために,聖書の教えを細かな点まですべて知らなければならない,というわけではありません。キリストの弟子は皆,バプテスマの後も正確な知識を取り入れ続ける必要があります。(コロサイ 1:9,10を読む。)では,バプテスマを受けるためにどれほどの知識が必要なのでしょうか。

8,9. パウロと牢番に関する記述から何を学べますか。

8 西暦1世紀のある家族の例は参考になります。(使徒 16:25-33)パウロは第2回宣教旅行中の西暦50年ごろ,フィリピを訪れました。そこでパウロとシラスは偽りの訴えを受け,投獄されました。その晩,地震で牢屋の土台が揺れ動き,戸がすべて開きます。牢番は囚人たちが逃げてしまったと思い,自殺しようとしますが,パウロは大声でそれをとどめます。パウロとシラスはその牢番と家族にイエスについて教えました。学んだ真理に心を打たれた牢番と家族は,すぐにバプテスマを受けました。この記述から何を学べますか。

9 当時の慣習からすると,この牢番はかつては兵士だったかもしれません。聖書のことはよく知らなかったでしょう。ですから,クリスチャンになるには,聖書の基本的な真理を学び,神の僕に求められている事柄を理解し,イエスの教えに従う必要がありました。牢番は比較的短い間に,聖書の真理に関する基本的な知識を得,学んだ真理に心を動かされてバプテスマを受けました。バプテスマの後も知識を取り入れ続けたでしょう。ではお子さんが,「エホバを愛していて,エホバに従いたいのでバプテスマを受けたい」と言う時,どうしますか。お子さんは聖書の基本的な教えを知り,献身とバプテスマの意味やバプテスマに伴う責任も理解しています。もしそうなら,子どもは長老たちに自分の希望を伝え,バプテスマを受ける資格があるかどうかを討議してもらえるかもしれません。a お子さんは,バプテスマを受けた他の弟子たちと同様,エホバの目的についての知識を生涯にわたって永遠に深めていくことでしょう。(ロマ 11:33,34)

教育や仕事はどうすればよいか

10,11. (イ)どのように考える親もいますか。(ロ)親はどんなことを一番気にかけるべきですか。

10 子どもがバプテスマを受けるのは,ある程度の教育を受けて安定した仕事に就いてからのほうがよい,と考える親もいます。それは本当に子どものためになるでしょうか。もっと大切な点として,そのような考えは聖書に調和していますか。エホバはどんな生き方を勧めておられるでしょうか。(伝道の書 12:1を読む。)

11 この世とその考え方はエホバのご意志や考え方に反している,ということを忘れないでください。(ヤコ 4:7,8。ヨハ一 2:15-17; 5:19)子どもにとって,サタンや世やその考え方に対する最大の防御となるのは,エホバとの親密な関係です。親が世の教育や仕事を重視するなら,子どもはエホバとの関係を軽く見るかもしれません。それは本当に危険です。親の皆さんは,お子さんにこの世から生き方を学んでほしいと思いますか。エホバを第一にした生き方こそ,本当の幸福と成功につながるのです。(詩編 1:2,3を読む。)

もし罪を犯したらどうしよう

12. ある親たちが子どものバプテスマをとどめているのはなぜですか。

12 ある母親は,娘のバプテスマをとどめていた理由についてこう述べました。「お恥ずかしい話ですが,子どもが排斥されるのが心配だったんです」。ある親たちはこの姉妹のように,バプテスマはもう少し成長して愚かな失敗をしないようになってからのほうがよい,と考えます。(創 8:21。箴 22:15)「バプテスマを受けなければ,排斥されることもない」と考えるのです。このような考え方が間違っているのはなぜでしょうか。(ヤコ 1:22)

13. バプテスマを受けていなければ,エホバから責任を問われることはありませんか。説明してください。

13 親は,子どもが献身できる段階に達していないのにバプテスマを受けることを望んでいないでしょう。とはいえ,バプテスマを受けていなければ,何をしてもエホバから責任を問われることはない,と考えるのは間違いです。エホバから見て何が正しく,何が間違いかを知っているなら,自分の行動に関して神の前で責任を負うことになります。(ヤコブ 4:17を読む。)ですから賢明な親は,バプテスマを思いとどまらせるのではなく,エホバの道徳規準に従うことの大切さを幼い時から教え,それに従いたいという願いを持てるよう助けます。親自身もその規準に従い,良い手本を示します。(ルカ 6:40)エホバの義の規準に従いたいという強い願いがあれば,子どもは重大な罪を避けられるでしょう。(イザ 35:8)

他の人たちも助けになれる

14. 長老たちは親をどのように助けることができますか。

14 他の人たちはどのように親の助けになれるでしょうか。長老たちは,エホバに奉仕するための目標を持つよう子どもたちを励ますことができます。70年以上開拓奉仕をしたある姉妹は,6歳の時にチャールズ・T・ラッセル兄弟と交わした会話のことを今でも覚えています。こう述べています。「エホバに奉仕するためにどんな目標を持てるか,兄弟はわたしと15分くらい話してくださいました」。積極的な言葉や励ましは,人の生き方に大きな影響を与えます。(箴 25:11)長老たちは,子どもの年齢や能力に応じ,親子で王国会館の掃除やメンテナンスを行なうよう依頼することもできます。

15. 会衆の兄弟姉妹はどのように若い人たちに気遣いを示すことができますか。

15 会衆の兄弟姉妹にもできることがあります。若い人たちに気遣いを示すことです。若い人の進歩に目ざとくありましょう。例えば,若い人がよく準備して心から注解したり,週日の集会で割り当てを果たしたりするかもしれません。学校で真理を伝えたり,エホバへの忠誠を示したりしているかもしれません。そのような若い人を心から褒めましょう。毎回の集会の前後に若者に話しかけ,気遣いを示すのはいかがですか。そうすれば,若い人はきっと自分が「大きな会衆」の一員だと感じることでしょう。(詩 35:18)

バプテスマに向けて進歩するよう助ける

16,17. (イ)子どもがバプテスマを受けるのが大切なのはなぜですか。(ロ)親の皆さんはどんな喜びを味わいたいと思いますか。(冒頭の写真を参照。)

16 「エホバの懲らしめと精神の規整」をもって子どもを育てるのは,親に与えられた素晴らしい務めです。(エフェ 6:4。詩 127:3)古代イスラエルの子どもたちとは異なり,今日のクリスチャン会衆の子どもたちは,エホバに献身した民の一人として生まれたわけではありません。また,神と真理への愛を親から自動的に受け継ぐわけでもありません。それで,親は子どもが生まれた時から,子どもをキリストの弟子とする目的を持ち,エホバに献身してバプテスマを受けるよう助ける必要があります。これは非常に大切です。大患難の際,生き残るための印を付けられるためには,献身してバプテスマを受け,神に忠実に仕える必要があるからです。(マタ 24:13)

娘の成長に合わせて,親が出版物を読み聞かせ,一緒に研究し,野外奉仕をしている。

キリストの弟子になるよう助けるという目標を持って教えましょう。(16,17節を参照。)

17 ブロッサム・ブラントがバプテスマを受けたいと言った時,神を敬う両親は,娘が人生で最も重要なステップを踏む段階に達しているかを確かめたいと思いました。その段階に達していることを確信すると,娘の決定を心から支持しました。バプテスマの前日の晩,父親は素晴らしいことをしました。ブロッサムは60年以上前のことを振り返り,こう言います。「父は家族全員をひざまずかせてエホバに祈り,愛する娘があなたに一生をささげる決意をしたことを本当にうれしく思っています,と言いました。その晩のことは決して忘れません」。子どもが献身してバプテスマを受けたエホバの僕になるのを見るのは,本当にうれしいことです。親の皆さんがその大きな喜びと満足感を味わうことができますように。

a 親は子どもと一緒に,「若い人が尋ねる質問 ― 実際に役立つ答え」第2巻304-310ページの内容を話し合うことができます。「わたしたちの王国宣教」2011年4月号2ページの「質問箱」もご覧ください。

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