もう試してみましたか
1 家から家で,またその他の場所で行なうわたしたちの宣べ伝える業の目的は,人々と意思を通わせることです。できれば会話を始めて,わたしたちが人々のために携えている王国の音信になんとかして関心を起こさせたいとわたしたちは願います。そうすることはいつもそれほどやさしいわけではありません。
2 わたしたちの助けとして,4月以来,「目ざめよ!」誌には「考えてみたことがありますか……」という記事が,会話を励ますことを意図した質問を伴って載せられています。過去数か月の間に,次のような質問がありました。「神が愛であるなら,なぜ悪を許しておられるのですか」。「エネルギー危機に真の解決策はありますか」。「家族の一致は何によって保てますか」。「わたしには真の友が何人いるだろうか」。「生活費が上がらなくなる時は来るのでしょうか」。
3 これらの質問は,多くの人々が喜んで話し合いに応じるものであると思われませんか。主題の質問を述べてから最初の節の全部か一部を読む方法を試してみたことはおありですか。最初の節は大抵短いもので,家の人の注意を引くように工夫された内容になっています。それにより,会話を始めるのが容易になります。また,最初の節のあとにある肉太活字の質問をそのまま使えば,家の人に考えを述べるよう促すことができます。こうすれば,会話は証人だけが話をする一方的なものとはなりません。
4 7月の特別号にはこの記事が載っていませんが,これは将来まだまだ続きます。例えば,8月8日号では,「十二宮図は信頼できる導きですか」という質問が扱われます。今日の人々は信頼の置ける導きを求めています。この質問は優れた会話への道を開き,聖書が手に入るものの中で最も優れた導きであることを示すのを可能にしてくれるでしょう。
5 雑誌のこの記事を活用すれば,多くの人々と生き生きした会話を始めることができるでしょう。わたしたちは,それを試してみない限り,それがどれほどうまくゆくかを知ることは決してできません。あなたはもう試してごらんになりましたか。