会衆の集会 ― その1
1 会衆の集会はあなたにとってどれほど重要なものですか。エホバにとって,民がご自分の前に定期的に集まることはどれほど重要でしょうか。集会に対するあなたの見方は,エホバの見方と同じですか。申命記 4章10節(読む)で,エホバは,わたしたちの崇拝のこの面についてどのように感じているかを告げておられます。
2 エホバはご自分の聖なるみ使いたちを通し,それらの集会を指示されました。しかし,今日,エホバはご自分の右にいる強力なみ使いの頭を通してわたしたちと交渉しておられます。「それゆえわたしたちは,自分が聞いたことに普通以上の注意を払……(う)ことが必要です。み使いたちを通して語られたことばがゆるがぬものとな(った)……のであれば,わたしたちの主を通して語りはじめられ……たという点で,これほど偉大な救いをおろそかにした場合,わたしたちはどうして逃れられるでしょうか」。(ヘブライ 2:1-4)この崇高な位から神の指示が下されることを考えてみると,パウロがこの手紙の後のほうで,ヘブライ 10章25節(読む)の言葉を語ったのも少しも不思議なことではありません。
プログラムの調整
3 4月から,神権学校と奉仕会の長さに少しの調整が加えられています。二つの集会は,歌と祈りを含めないで,それぞれ45分の長さになります。これらの集会の後で務めや責任を果たすための時間をもう少し必要としている長老や奉仕のしもべのみなさんに,この調整は助けになるかもしれません。公の交通機関に頼っている人たちも助かるかもしれません。(巡回監督が会衆を訪問する場合のこれらの集会の取決めについては,8ページの「発表」をごらんください。)
4 これらの集会が少し短くなるので,わたしたちは各自,霊的な益を最大限に得るため一層よく準備したいと思います。特に長老たちは,すべての人が啓発を受けて帰れるように教えることを心がけるでしょう。山上の垂訓は短い集まりでしたが,その少しの時間で何と力強い教えが示されたのでしょう! みなさんは,これらの集会で扱われる資料に目を通すため,時間を取っておられますか。
会衆の集会を支持する
5 会衆の書籍研究: 2月から,「神の千年王国は近づいた」を学び始めます。この本は事物の体制の終結に関する,イエスのたとえ話の多くを取り扱っており,危機的な時代に住む現代のクリスチャン証人たちにとってまさに時宜にかなった資料です。信仰に古い人も新しい人も,わたしたちみなが,この本に含まれる霊的な「肉」から大きな益を得ることでしょう。
6 奉仕会: 奉仕会は,宣べ伝え,弟子を作るわたしたちの業に直接関係しています。野外奉仕に心を向ければ向けるほど,この集会はわたしたちにとって意味を持ってきます。この集会から特に野外で役立つ点や他の情報を拾い出してノートに書き留め,それらを野外奉仕の様々な分野で活用している人もいます。わたしたちの業には二重の意味があります。羊のような人々を探すと同時に,警告を響かせるのです。宣べ伝える業にこの理由が加わったことが将来の奉仕会に反映されるでしょう。神聖な奉仕を増し加えるため,奉仕会から励みを得るようになさってください。
7 神権学校: この「わたしたちの王国奉仕」の3ページで述べられているように,1981年の学校は改定されています。研究生の話に続いて与えられる助言から全員が益を受けるでしょうし,各研究生も自分の改善すべきところを一層よく思いに留められるでしょう。聴衆の中の,将来話をする予定の人たちでさえ,同じようなところを改善する必要があるかもしれず,このことが助けになります。集会を短くするため,毎週の学校は合計四つの話に縮められています。聖書朗読予定部分の討議に8分の時間が充てられ,学校のこの重要な一面がさらに強調されています。これは本当に,み言葉を聞くようにとエホバが民を集められる時間です。
8 「ものみの塔」研究: 「ものみの塔」研究は,見事に調えられた,5コースの食事の主菜にも例えられるものです。それには,試練や圧迫に持ちこたえるためにわたしたちすべてが必要としている固い食物が含まれています。そうした事柄を経験していない人がいるでしょうか。では,「ものみの塔」を一回でも逃せるものではありません。自分の霊性をおろそかにすれば,ほとんどの問題は増大することを忘れないでください。信仰に堅くとどまってください。定期的に出席してください。
9 公開講演: 協会は,会衆内で講演者として用いられている人たちのために,幾らかの新しい公開講演の筋書きを送るよう計画しています。これらは,神の民の必要にそった新鮮な情報を提供するでしょう。
10 「わたしたちの王国奉仕」のこれからの号に,会衆の五つの集会のそれぞれについてさらに情報が載せられることを楽しみにしたいと思います。