2月から3月にかけて行なわれる特別講演
新しい書籍,「あなたの王国が来ますように」は2月初めから3月初めにかけて会衆で行なわれる五つの特別講演の基礎として用いられます。その時までに多くの兄弟たちは新しい書籍を読み通しておられることと思いますが,これら生き生きとした話は,この本に対する兄弟たちの認識を深めるだけでなく,個人的にこの本を読み通していない,新しい関心ある方々に励みを与えるものとなるでしょう。
2月初めから3月初めにかけて会衆はこれら五つの話を取り決めることができるでしょう。もちろん,ある会衆が講演者を交換する必要があるようなら,1週間遅く始め1週間遅く終えるようにも計画できます。また2月から3月にかけて巡回大会に出席したり,巡回監督の訪問を受ける会衆があれば,適切な調整を行なう必要があるでしょう。
この一連の特別の講演に関し与えられる情報はこれだけです。わたしたちは長老たちが必要な取決めを直ちに行なうようお勧めします。そうすれば割り当てられた講演者は資料を立派に話す準備をする十分の時間が与えられることになるでしょう。これら話をするのに資格のある講演者だけが用いられるようにしてください。もし必要があり,有能な話し手であれば奉仕のしもべを用いることもできます。
五つの話の主題は次の通りです。
1 ―「王国がこの地球にもたらすもの」(1-4章)
2 ―「神の王国のメシアである王」(5-8章)
3 ―「王国のしもべたちは信仰によって征服する」(9-11章)
4 ―「『終わりの日』と神の王国 ― 今」(12-14章)
5 ―「忠節に神の王国を擁護することに対する報い」(15-18章)
これらの話に筋書は準備されませんが,話し手は「王国が来ますように」の割り当てられた章にでている資料に密接に従いたいと思うことでしょう。講演者は話の中で本の中の特定の点について言及したいと思うかもしれませんし,ある程度まで聴衆を討議に含めることもできます。しかしながら情報は基本的には講演として提供されるべきであり,単なる要約や本の復習であってはなりません。会衆内のすべての人は,この集会に自分の本を持ってくるように,これらの話が始まる1週間前に思い出させてください。「幸福」の本の一連の話に関連して,1981年9月号の「わたしたちの王国奉仕」で述べられていたことを参照なさってください。「王国」の本は間もなく会衆の書籍研究で取り上げられるので,この特別講演は大きな祝福となります。