神権宣教学校に加えられた改善
1 2月号「わたしたちの王国宣教」と共に1984年の神権宣教学校予定をお受け取りになり,皆さんは,学校がわたしたちを宣教に備えさせる点で一層効果的なものとなるよう幾つかの改善が加えられたことにお気づきになったでしょう。
2 今日,非常に大勢の新しい方々が会衆に加わっていますから,引き続き「神権宣教学校案内書」を用いるのは適切でしょう。長年にわたって学校の名簿に載っている人たちでも,再びこの資料を復習することから益を受けられます。『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』に基づく話は,ヘブライ語聖書のそれぞれの本を考慮するための背景となる情報を提供してくれることでしょう。第1の話と第2の話を割り当てられた兄弟たちは,資料を最もよく網らした主題を選ぶことができます。
3 皆さんは,第3の話と第4の話は年間を通して「話し合いのための聖書の話題」に基づいていることにお気づきになったに違いありません。このことは研究生の側に一層多くの個人的な準備を求めるものとなりますが,「神権宣教学校案内書」で学んだ事柄を実際に適用する機会をさらに与えるものとなります。「話し合いのための聖書の話題」に基づく話を準備する人は,1984年の神権宣教学校予定の中に準備されている主題を用います。その話をする人は,野外奉仕で人々に会う時にするのと同じように,自分で推論や論議を展開させる機会が与えられることになります。
4 これら改善された点と共に,学校の監督と研究生の益のために助言を与える適切な方法が一層はっきりと定められました。1983年の神権宣教学校予定の中で指摘されていたように,学校の監督は必ずしも話の助言用紙に概略されている進歩的な助言のプログラムに従うのではなく,むしろ研究生が改善を必要とする分野に注意を向けるべきです。学校の監督が助言を与える目的は,研究生が宣教において進歩するよう助けることです。新しい学校予定の指示には,「助言と短評」の見出しの下に,このことを行なう方法に関するさらに明確な説明があります。
5 まだしておられないなら,さっそく時間を取って,指示の部分を注意深く学んでごらんください。そうすれば1984年中,神権宣教学校で受けられる訓練を十分に活用することができるでしょう。あなたは,この会衆の取り決めを通してご自分の宣教を改善するように努めるその努力すべてをエホバが豊かに祝福してくださることを確信なさるに違いありません。