「わたしとわたしの家の者とは……」
1 「わたしとわたしの家の者とはエホバに仕えます」。(ヨシュア 24:14,15)ヨシュアおよび他の家族の頭たちの示したそのような決意は,カナンの地における真の崇拝に対して加えられる圧迫にイスラエル人の家族が抵抗するには絶対に必要なものでした。同様に今日わたしたちは,わたしたちを取り巻く事物の体制の不健全な影響に負けないよう自分や家族を強めるため,真の崇拝に関して断固とした立場を取らなければなりません。
2 自分の家の者に必要な物を備えることは,家族の頭に神から与えられた責任です。(テモテ第一 5:8)このことは,物質的な事柄に関してだけではなく,霊的な面ではなおさら真実です! 家族の頭の皆さん,あなたは,実際的な聖書の教訓を与えることを含む,家族としての崇拝の良いプログラムをお持ちですか。そして,野外宣教において家族に対して指導の任に当たりますか。
家族としての聖書の討議
3 エホバの愛ある親切の行為は「朝ごとに新しく」なるのですから,家族全員が毎日そのことに思いを向けるのはふさわしいことではありませんか。(哀歌 3:22,23)このことを行なう優れた方法は,「日ごとに聖書を調べる」からその日の聖句を討議することです。―1987年版の「前書き」にある提案をご覧ください。
4 多くの神権的な家族は,日々の聖句の討議に加えて,家族研究と崇拝のための定期的な時間を持っています。(申命記 4:9; 6:1,2)このための助けとして,協会の種々の出版物には,各家族の頭が従うとよい励ましや提案があります。―塔86 11/1 24ページ; 「案内書」36-8ページ; 宣 79/5 1,7ページ参照。
家族として行なう野外奉仕
5 野外宣教はわたしたちの崇拝の主要な一分野ですから,家族は一緒にあずかるべきです。(ヘブライ 13:15)家族の頭は,家族の各成員と共に野外奉仕で働くことにより,家族の一致を促進したり霊的な強さを増し加えたりする面で多くのことを行なえます。(箴言 22:6)10月は,「目ざめよ!」あるいは「ものみの塔」の1年の予約をそれぞれ2,000円の寄付で,または両方の予約を4,000円の寄付で提供しますので,このことを行なう優れた機会となります。
6 時に親は,戸口で自分が紹介の言葉を述べ,それから子供に聖句を読ませたり簡潔に雑誌を示して予約を提供させたりしたいと思うかもしれません。予約が断わられるなら,雑誌だけを両方で150円の寄付で提供できます。宣教において子供たちの行なえることを軽く見ないでください! 戸口できちんと話すことのできる若い人たちに感銘を受ける家の人は少なくありません。―マタイ 21:16。
7 ヨシュアのように,あなたとあなたの家の者とはエホバに忠実に仕えることを決意しておられますか。上記の諸提案を適用するにあたり,エホバの導きを祈り求めてください。エホバは,ご自分に忠実に仕えようとするあなたの決然とした努力を祝福してくださるでしょう。